本年も残すところあと僅かとなりました。
4月の新入学を前にしておられる保護者の皆様も多いのではないかと思います。
まずは、お子様の新入学おめでとうございます。楽しみですね(^^)
さて、初めて子どもが小学校にあがる時には、いろいろと準備に余念がなかったというか、心配ごとも多かったように記憶しています。ボクの末子は公立小学校にあがって1年目ですが、長子からのPTA体験をもとに、「新入学の準備-PTA編-」を書いておきます。
尚、以下はボクの体験を元にしたものであって、ご参考になさる場合は全て自己責任でお願いします。
1)PTAについて知ろう!
小学校にはPTAという団体があることが多いです。その確率はあるのが普通といったほうがいいでしょうか。PTAは、本来、任意加入=入退会自由なボランティア団体です。「本来」とつけたのは、そうでない場合があって、各地でトラブルが発生しているからです。
流通大手や教育関係の会社のHPには「PTAに入るとママ友ができたり・・・」などと記述されていることが多く、つまり商売上の理由から「メリット情報」しか記載されていないことがほとんどで、「デメリット情報」については全く記載されていないので、注意したほうがいいです。
ということで、ご自身のお子さまが通われるであろうPTAがどのような運営がなされているか、まずそれを調査することをお勧めします。
2)調査方法
・PTAに関してネットで検索してみる。「PTA 問題」などで。
・地元で既に小学校に子どもを通わせている保護者の方々、ママ友などから情報をあつめる。
・学校に電話して聞いてみる。(お勧めです)(まずは、匿名でもいいかも)。
3)調査ポイント(学校に電話してみて、校長先生や教頭先生とお話しましょう)
「学校の様子が分からないので、不安です。教えてくださいね」って感じで聞いてはどうでしょう。
・PTAがという団体があるのかどうか ・・・ あるでしょう。
・PTAは任意加入=入退会自由な団体ですよね。 ・・・ 一応、確認
=>入退会自由でないという感じなら、アウト!と判断しましょう。
=>「皆さんにご入会いただいてます」なんて言われたらチェック!
・入会に際して、PTAは任意加入=入退会自由を含めた事前説明や重要事項の文書による説明はありますか。
=>首都圏以外では、説明が無い/非常に少ないことが多いようです。(統計なし)
・入会するかしないかの意思確認=入会申込書等はありますか。
=>入会するかしないかは、保護者の権利です。にもかかわらず、子どもの入学をもってPTA入会とし、入会の意思確認をしないPTAは少なからずあるようです。その場合は、チェック!
・入会した場合でも、退会は自由にできますよね。(必ず確認しましょう)
・PTAに入会に入会しない場合/退会した場合、子どもに不利益はありますか。(必ず確認しましょう)
=>子どもは全員PTA非会員ですが、PTAに入会しなかった場合、「貴校は」「学校は」PTA非会員保護者の子どもを区別や差別的に扱いますか。
=>では、「貴校PTAは」どうですか?
=>PTAに入会しなかった場合、PTA非会員の子どもは集団登校の班に入れないというトラブルがネット上で散見されますが、貴校の場合はどうですか?
・学校の様子がわからないので、「慣れるまでは」とか「とりあへずは」PTA非加入からスタートしたいのですが、可能ですか?
4)中間評価
上記のことを質問するのを躊躇されるかもしれません。
でも、知っておくべきことを知らないまま、入学式後に役員決めがあるPTAもあるそうですから、事前準備はしておくことをお勧めします。
そして、中間評価として、上記(3)の質問をしてみて、学校からの回答が「PTAのことはPTA(会長)に聞いてください」なんて回答なら、少々覚悟をしなければいけないでしょう。
次に、「皆さん入っておられます」とか、「全員ご入会されてます」とか、個人個人の自由意思で入会するか否かを決めるはずの団体に関して、「皆さん」を使ってくるようなら対策が必要になると思ったほうがいいと思います。
つづく
PTAは任意加入、入退会自由の任意団体。ところが、新入学説明会ではPTAに関する資料も説明もなかった。各人への文書による意思確認をせず入学をもって全員入会と見なし会費を引き落とすのは、法務省人権擁護局より「人権問題に該当する」との結論も得たし、そんなPTAは憲法学者の木村草太氏いわくの「違法PTA」だ。PTA利権は嫌だなと思う、ある父親の備忘録。PTA非会員。N-PTA会員。
2013年12月31日火曜日
2013年12月18日水曜日
人権について考える月
学校からの便りによれば、今月、12月は人権について考える月なのだそうだ。
そこで、児童には人権についての勉強をしてもらうというカリキュラムを実施したそうだ。
PTAのピの字についての説明もせずに、児童の入学をもってその保護者および保護者世帯をPTA会員とし、会費を引き落とし、役員選出対象とし、挙句の果ては「免除」を希望する場合は平日の昼間に出席して理由を説明してクラスの総意を得なければならないなんてことを実施している任意団体が大手を振って学校内を闊歩しているし、それを容認している校長・教頭がいる。
その校長・教頭と打ち合わせをした上で、期日までに返事がなければ集団登校の班にお子さまが入らないと希望しているとみなしますなんてことを書いて寄こした自校のPTAがある。
学校で教える人権というのは・・・
多くの保護者から無償労働力を得る、会費の一部を強制的にP連に上納させ、天下り+助成金補助金+政治力などのために活動することだろうか。
学校で考える人権の題材として、是非、PTA(を巡る諸問題)を取り上げてほしいと思う。
・違法PTA: どんなに言い訳しても違法は違法
・みんなで養う天下り
・保険は美味しいごっつあんです
・退会許さぬPTA
・任期が終わればしめたもの
・(PTA)やってよかったは嘘ばかり
・子どもに残そう違法PTA
・(PTAに)入らない奴は村八分
・希望を聞かずに引き落とし
・上納金は好き放題
・馬鹿な保護者はお客様
・真実告げずに払わせろ
・保護者に情報与えるな
・保護者に権利も与えるな
・ばれないように祈ってる?
・校長終われば天下り?
・会長終われば・・・・・後悔ばかり?
そこで、児童には人権についての勉強をしてもらうというカリキュラムを実施したそうだ。
PTAのピの字についての説明もせずに、児童の入学をもってその保護者および保護者世帯をPTA会員とし、会費を引き落とし、役員選出対象とし、挙句の果ては「免除」を希望する場合は平日の昼間に出席して理由を説明してクラスの総意を得なければならないなんてことを実施している任意団体が大手を振って学校内を闊歩しているし、それを容認している校長・教頭がいる。
その校長・教頭と打ち合わせをした上で、期日までに返事がなければ集団登校の班にお子さまが入らないと希望しているとみなしますなんてことを書いて寄こした自校のPTAがある。
学校で教える人権というのは・・・
多くの保護者から無償労働力を得る、会費の一部を強制的にP連に上納させ、天下り+助成金補助金+政治力などのために活動することだろうか。
学校で考える人権の題材として、是非、PTA(を巡る諸問題)を取り上げてほしいと思う。
・違法PTA: どんなに言い訳しても違法は違法
・みんなで養う天下り
・保険は美味しいごっつあんです
・退会許さぬPTA
・任期が終わればしめたもの
・(PTA)やってよかったは嘘ばかり
・子どもに残そう違法PTA
・(PTAに)入らない奴は村八分
・希望を聞かずに引き落とし
・上納金は好き放題
・馬鹿な保護者はお客様
・真実告げずに払わせろ
・保護者に情報与えるな
・保護者に権利も与えるな
・ばれないように祈ってる?
・校長終われば天下り?
・会長終われば・・・・・後悔ばかり?
2013年12月17日火曜日
コメント投稿に関する設定変更のお知らせ
複数の読者のかたより、このブログへのコメントが出来ないという連絡をいただきました。
どのような理由かは、ボクにはわからないのですが、すこし「設定」なるところを変更してみました。
「匿名」での投稿もできるようになったようですが、その場合でもHN(ハンドルネーム)はご記入をお願いします。
尚、スパムや迷惑コメントが増えた場合は設定を変更することもありますので、ご了承ください。
どのような理由かは、ボクにはわからないのですが、すこし「設定」なるところを変更してみました。
「匿名」での投稿もできるようになったようですが、その場合でもHN(ハンドルネーム)はご記入をお願いします。
尚、スパムや迷惑コメントが増えた場合は設定を変更することもありますので、ご了承ください。
2013年12月4日水曜日
集団登校と差別団体PTA -その4-
集団登下校とPTAについて 自校環境を想定して、皮肉を少なくまとめてみようと思う。
1)集団登下校をしているのは、児童であり、児童は全員PTA非会員である。
2)PTAはただの任意団体であるにもかかわらず、公共施設を無償で借りている
3)その理由はPTAは全ての子どもたちを対象に活動をするボランティア組織だからということが理由の一つだと思われる。
注)会員の子どもを対象に活動するのは、会費制のサービス団体。つまり営利団体となろう。
その場合、学校施設から退去するべきである。
4)PTAは入退会自由な任意団体であるので、保護者や教職員が任意に退会できる。
5)会員が退会したとしても、その子どもは元々非会員であるので、区別してはならない。
万が一、区別するなら、それはいわれのない「差別」となろう。
6)会費を払っていないのにずるい、とか、当番表の紙一枚も会費から賄われていると叫んだPTA役員がいたそうだが、そのように思う方々は上記(2)と(3)を読み返してもらいたい。
一般に学校施設は避難場所にもなるような立地条件の良いところにある。いわばその地域の一等地にある公共施設を無償もしくは非常に安価で使っているのだから、他のボランティア団体から見ればPTAはたいへんずるいし、優遇されすぎているとも見える。
7)そんなこともわからないPTA役員の方々が、退会者を見せしめにしようと考えているのか、退会者の子どもをいじめてやろうかと思っているのかどうかわからないが、退会者の子どもはPTAが実施している事業/活動である集団登校の列に加わることができないという旨の発言をすることがある。
8)この発言は、集団登校と差別団体PTA -その1-で見たように「a'') PTA非会員の集団歩行は、PTAが実施してる事業なので、PTA非会員はその集団に入れない。」というへんてこりんで、意味不明の発言だ。どのような意図があるのか発言者に確認する必要があろう。文書回答をもらわなくてはならない。
9)万が一、(8)の答えが、PTA退会者の子どもには何の落ちどもないのに、それまで加わっていたであろう子どもたちの集団から、PTA(役員)が特定の児童を排除するような意味であれば、それは当該PTAが差別団体である証左となろう。
10)上記のような差別するぞ!子どもをいじめるぞ!宣言文書が入手できたなら、PTAのT会員である教職員にその実態を知っているのかどうか、当該文書がPTA内部手続きを経た正式なものか、議決にはT会員の誰が立ち会ったのか、また、校長は参与か顧問か役員になっているであろうから、どのように本件に関与したのかを確認するべきだと思う。
11)上記の場合、公務員は自分の責任を逃れるべく行動するので注意を要する。何の罪も落ち度もない児童が今正に仲間外し(いじめ)に合おうとしているのだから、教職員はいじめを防止すべく行動するべきだ。校長には差別PTAが学校内へ出入りしないようにする権限はあるはずだ。
12)PTAには何も言えない的な発言をして逃げる校長、教頭がいるとして、それは「暗に認めている」ことになる。不作為の作為、職務専念義務違反という立派な法律違反ものではないだろうか。
13)校長や教頭が特定児童へのいじめ行為を止めないのであれば、市教委、県教委、文科省へと話しをしてもいい。子どもを守るためだったら、親は電話ぐらいどこへでもできるはずだ。
世の中にPTA非会員の子どもを区別して他の子どもと違った対応=その子どもが悲しむかもしれないことが考えられるような行動を採ろうとしているPTA役員がいたなら、止めた方が良い。
違法PTAといわれる少しばかり狂気的集団の中にいると、冷静で常識的な判断ができないことがある。PTA役員は全ての子どもたちの幸せのため、全ての保護者(会員、非会員を問わず)、全ての教職員が学び、高め合うためのボランティア活動を率先垂範すべきだ。
間違っても、はした金を払っているかどうかとか、協力的かどうかとか、慣例だとか、せこい性根で判断してはいけない。元々学校内や教育界には異様な文化が根付いていることは各種報道で知っているはずだと思う・・・・・(汗)。
上記の例でもわからなければ、自分たちが会員制のサービス団体ではなく、ボランティア団体だということから考え直して欲しい。震災の地にPTAでボランティア活動に赴いたとして、当地で泣きじゃくっている小学生に出会ったら何と声を掛けるだろうか?
「君のお父さんお母さんはPTAの会員ですか?」
=>会員なら助ける。非会員なら助けない。
そんなことはしないはずだとボクは信じている。
さて、意識を地元に戻してみよう。何の罪もない児童に、
「君のお父さんかお母さんはPTAの会員ですか?」
=>会員なら集団登校の列に。非会員なら入れない。
なんてことになるのだろうか。
1)集団登下校をしているのは、児童であり、児童は全員PTA非会員である。
2)PTAはただの任意団体であるにもかかわらず、公共施設を無償で借りている
3)その理由はPTAは全ての子どもたちを対象に活動をするボランティア組織だからということが理由の一つだと思われる。
注)会員の子どもを対象に活動するのは、会費制のサービス団体。つまり営利団体となろう。
その場合、学校施設から退去するべきである。
4)PTAは入退会自由な任意団体であるので、保護者や教職員が任意に退会できる。
5)会員が退会したとしても、その子どもは元々非会員であるので、区別してはならない。
万が一、区別するなら、それはいわれのない「差別」となろう。
6)会費を払っていないのにずるい、とか、当番表の紙一枚も会費から賄われていると叫んだPTA役員がいたそうだが、そのように思う方々は上記(2)と(3)を読み返してもらいたい。
一般に学校施設は避難場所にもなるような立地条件の良いところにある。いわばその地域の一等地にある公共施設を無償もしくは非常に安価で使っているのだから、他のボランティア団体から見ればPTAはたいへんずるいし、優遇されすぎているとも見える。
7)そんなこともわからないPTA役員の方々が、退会者を見せしめにしようと考えているのか、退会者の子どもをいじめてやろうかと思っているのかどうかわからないが、退会者の子どもはPTAが実施している事業/活動である集団登校の列に加わることができないという旨の発言をすることがある。
8)この発言は、集団登校と差別団体PTA -その1-で見たように「a'') PTA非会員の集団歩行は、PTAが実施してる事業なので、PTA非会員はその集団に入れない。」というへんてこりんで、意味不明の発言だ。どのような意図があるのか発言者に確認する必要があろう。文書回答をもらわなくてはならない。
9)万が一、(8)の答えが、PTA退会者の子どもには何の落ちどもないのに、それまで加わっていたであろう子どもたちの集団から、PTA(役員)が特定の児童を排除するような意味であれば、それは当該PTAが差別団体である証左となろう。
10)上記のような差別するぞ!子どもをいじめるぞ!宣言文書が入手できたなら、PTAのT会員である教職員にその実態を知っているのかどうか、当該文書がPTA内部手続きを経た正式なものか、議決にはT会員の誰が立ち会ったのか、また、校長は参与か顧問か役員になっているであろうから、どのように本件に関与したのかを確認するべきだと思う。
11)上記の場合、公務員は自分の責任を逃れるべく行動するので注意を要する。何の罪も落ち度もない児童が今正に仲間外し(いじめ)に合おうとしているのだから、教職員はいじめを防止すべく行動するべきだ。校長には差別PTAが学校内へ出入りしないようにする権限はあるはずだ。
12)PTAには何も言えない的な発言をして逃げる校長、教頭がいるとして、それは「暗に認めている」ことになる。不作為の作為、職務専念義務違反という立派な法律違反ものではないだろうか。
13)校長や教頭が特定児童へのいじめ行為を止めないのであれば、市教委、県教委、文科省へと話しをしてもいい。子どもを守るためだったら、親は電話ぐらいどこへでもできるはずだ。
世の中にPTA非会員の子どもを区別して他の子どもと違った対応=その子どもが悲しむかもしれないことが考えられるような行動を採ろうとしているPTA役員がいたなら、止めた方が良い。
違法PTAといわれる少しばかり狂気的集団の中にいると、冷静で常識的な判断ができないことがある。PTA役員は全ての子どもたちの幸せのため、全ての保護者(会員、非会員を問わず)、全ての教職員が学び、高め合うためのボランティア活動を率先垂範すべきだ。
間違っても、はした金を払っているかどうかとか、協力的かどうかとか、慣例だとか、せこい性根で判断してはいけない。元々学校内や教育界には異様な文化が根付いていることは各種報道で知っているはずだと思う・・・・・(汗)。
上記の例でもわからなければ、自分たちが会員制のサービス団体ではなく、ボランティア団体だということから考え直して欲しい。震災の地にPTAでボランティア活動に赴いたとして、当地で泣きじゃくっている小学生に出会ったら何と声を掛けるだろうか?
「君のお父さんお母さんはPTAの会員ですか?」
=>会員なら助ける。非会員なら助けない。
そんなことはしないはずだとボクは信じている。
さて、意識を地元に戻してみよう。何の罪もない児童に、
「君のお父さんかお母さんはPTAの会員ですか?」
=>会員なら集団登校の列に。非会員なら入れない。
なんてことになるのだろうか。
2013年12月2日月曜日
集団登校と差別団体PTA -その3-
拝啓 ○小PTA会長 素可単ポン助 殿 役員の皆様
集団登校の列から、PTA非会員の子ども=特定の児童を排除する方法を考えてみました。
次にようにすると、PTAを退会した保護者に対して、有効な嫌がらせになるのではないでしょうか。
1)PTA会員の子どもに「私はPTA会員のこどもです」という赤色のタスキをかけさせて登校させる。 赤い色のタスキをかけていない子どもはPTA非会員の子どもだとすぐにわかる。
2)そこで、集団登校を見守っているはずのPTA会員(他の児童の保護者)が、赤色のタスキをかけていない児童を集団登校の児童のなかから、つまみ出す。
3)遅刻しようがしまいが関係ない!集団登校の列から引きづり出した児童に問いかける。「君は赤色のタスキをかけていない。君のお父さんかお母さんはPTAに入っているか?!」
4)児童は全てPTA非会員なので、親がPTA会員かどうかわからない。そこで「わからない」と答える。「君の名前は?」と聞き、学校から個人情報保護法違反の流用名簿と照らし合わせる。(この時点で、子どもは涙目だろう。)
5)なんと!君はPTA非会員の子どもではないか! 君は集団登校に加わってはいけなんだ! (この時点で子どもは泣き出すだろう。)
6)泣くな!集団登校に加わりたければ、今月分のPTA会費を払えば入れてやる!300円もってるか?
7)その子どもは、たまたま300円を持っていたので支払った。
8)子どもは、帰宅してから、事のいきさつを親に話した。
PTAは会費が儲かったし、非会員の親はPTAの差別を身に染みて感じた。
めでたしめでたし。
というストーリーですが、いかがでしょうか。
ポン助様の意に沿えば幸いです。
かしこ
(-_-)
集団登校の列から、PTA非会員の子ども=特定の児童を排除する方法を考えてみました。
次にようにすると、PTAを退会した保護者に対して、有効な嫌がらせになるのではないでしょうか。
1)PTA会員の子どもに「私はPTA会員のこどもです」という赤色のタスキをかけさせて登校させる。 赤い色のタスキをかけていない子どもはPTA非会員の子どもだとすぐにわかる。
2)そこで、集団登校を見守っているはずのPTA会員(他の児童の保護者)が、赤色のタスキをかけていない児童を集団登校の児童のなかから、つまみ出す。
3)遅刻しようがしまいが関係ない!集団登校の列から引きづり出した児童に問いかける。「君は赤色のタスキをかけていない。君のお父さんかお母さんはPTAに入っているか?!」
4)児童は全てPTA非会員なので、親がPTA会員かどうかわからない。そこで「わからない」と答える。「君の名前は?」と聞き、学校から個人情報保護法違反の流用名簿と照らし合わせる。(この時点で、子どもは涙目だろう。)
5)なんと!君はPTA非会員の子どもではないか! 君は集団登校に加わってはいけなんだ! (この時点で子どもは泣き出すだろう。)
6)泣くな!集団登校に加わりたければ、今月分のPTA会費を払えば入れてやる!300円もってるか?
7)その子どもは、たまたま300円を持っていたので支払った。
8)子どもは、帰宅してから、事のいきさつを親に話した。
PTAは会費が儲かったし、非会員の親はPTAの差別を身に染みて感じた。
めでたしめでたし。
というストーリーですが、いかがでしょうか。
ポン助様の意に沿えば幸いです。
かしこ
(-_-)
集団登校と差別団体PTA -その2-
集団登校と差別団体PTA -その2-
拝啓 ○小PTA会長 素可単ポン助 殿 役員の皆様
平素はPTA活動に関して、その活動の報酬を得ることなくボランティア精神を発揮されておられることには常日頃から敬服しておりますとともに、改めて感謝申し上げます。
さて、過日のこと、PTA会長の素可単様よりPTAから退会した保護者である私に対して、「(退会した保護者の子どもは)集団登校に入れない」という発言を聞いたように記憶しております。
私の記憶が確かなら、PTAの会則には「会員の権利は平等である」旨の記述があったかと存じます。貴PTAは会則に準拠した運営、つまり、憲法を始めとする諸法に基づく日本国のルールによって運営されており、会長(他の役員)の独断や得手勝手な判断や好き嫌いではなく、一人一票を投じての民主的に「正統性」のある合意によって活動をしておられるのだと思っております。(そうでない場合は、ご訂正くださいね。)
会長も一票、他の役員もそれぞれ一票、そして、他の会員もそれぞれ一票を有している団体にあって、団体の代表者であるポン助様が「(退会した保護者の子どもは)集団登校に入れない」という発言をされるには、それなりの合意があってのことだと思われます。
そこで、貴PTAを退会した私の子どもが、貴PTAが実施ていると貴殿が主張されておられる集団登校に加われないと私に伝達するに至った会議の議事録をご提示いただきたく一筆啓上いたし候(^^)
集団登校しているのは全てPTA非会員の児童です。その中から、特定の児童を排除する旨の発言をされるからには、貴団体内での合意があったことと思惟しております。その合意を得るにはP会員だけでなく、T会員の役員も含まれているはずですよねぇ。
校長先生は顧問か参与かということで一票を投じる立場にないとしても、教頭先生は副会長か会計担当かのPTAの役職に就いておられるでしょうし、PTA担当の教職員の先生もおられると思います。私の子どもの担任の先生も他の先生方もPTA会員かと思われます。
子どもが学校に通い教育を受けることは日本国民の義務です。その場を預かる先生方の署名捺印入りの「PTA非会員の保護者の子どもは集団登校に入れない」ということを議決した議事録等をご提示ください。よろしくね(^^)
もし、そんな会議や議決がなされていない場合は、「PTA非会員の子どもは集団登校に入れないぞ!」という一文を作成し、P役員ならびにT役員および参与か顧問の方のご署名とご捺印を頂きたく、後日、PTA会議に参上いたしますので、PTA役員会か運営委員会などの開催日時を教えてください。よろしくね(^^)
あなかしこ(^^)/
拝啓 ○小PTA会長 素可単ポン助 殿 役員の皆様
平素はPTA活動に関して、その活動の報酬を得ることなくボランティア精神を発揮されておられることには常日頃から敬服しておりますとともに、改めて感謝申し上げます。
さて、過日のこと、PTA会長の素可単様よりPTAから退会した保護者である私に対して、「(退会した保護者の子どもは)集団登校に入れない」という発言を聞いたように記憶しております。
私の記憶が確かなら、PTAの会則には「会員の権利は平等である」旨の記述があったかと存じます。貴PTAは会則に準拠した運営、つまり、憲法を始めとする諸法に基づく日本国のルールによって運営されており、会長(他の役員)の独断や得手勝手な判断や好き嫌いではなく、一人一票を投じての民主的に「正統性」のある合意によって活動をしておられるのだと思っております。(そうでない場合は、ご訂正くださいね。)
会長も一票、他の役員もそれぞれ一票、そして、他の会員もそれぞれ一票を有している団体にあって、団体の代表者であるポン助様が「(退会した保護者の子どもは)集団登校に入れない」という発言をされるには、それなりの合意があってのことだと思われます。
そこで、貴PTAを退会した私の子どもが、貴PTAが実施ていると貴殿が主張されておられる集団登校に加われないと私に伝達するに至った会議の議事録をご提示いただきたく一筆啓上いたし候(^^)
集団登校しているのは全てPTA非会員の児童です。その中から、特定の児童を排除する旨の発言をされるからには、貴団体内での合意があったことと思惟しております。その合意を得るにはP会員だけでなく、T会員の役員も含まれているはずですよねぇ。
校長先生は顧問か参与かということで一票を投じる立場にないとしても、教頭先生は副会長か会計担当かのPTAの役職に就いておられるでしょうし、PTA担当の教職員の先生もおられると思います。私の子どもの担任の先生も他の先生方もPTA会員かと思われます。
子どもが学校に通い教育を受けることは日本国民の義務です。その場を預かる先生方の署名捺印入りの「PTA非会員の保護者の子どもは集団登校に入れない」ということを議決した議事録等をご提示ください。よろしくね(^^)
もし、そんな会議や議決がなされていない場合は、「PTA非会員の子どもは集団登校に入れないぞ!」という一文を作成し、P役員ならびにT役員および参与か顧問の方のご署名とご捺印を頂きたく、後日、PTA会議に参上いたしますので、PTA役員会か運営委員会などの開催日時を教えてください。よろしくね(^^)
あなかしこ(^^)/
2013年12月1日日曜日
集団登校と差別団体PTA -その1-
集団登校と差別団体PTA
栗東市PTAと学童保護者会問題≪義勇兵≫のブログ の2013-11-30エントリ(出典URLhttp://ameblo.jp/giyuhei/entry-11715348522.html)と関連したことを書いてみようと思う。
ブログ主の≪義勇兵≫さんによると次のようなことがあったらしい。
「栗東市立治○小学校PTA(会長)が、PTAから退会した保護者に、
(退会した保護者の子どもは)集団登校に入れないと言った」。(括弧内)はボクの注。
ボクも自校PTAから、「期日までに返事を寄こせ、さもなくば貴様の子どもは集団登校を希望しないとみなす」と校長先生と充分な打合せをしたうえでという、PTA会長印が押印されたお手紙をいただいたことがあるので、少しコラボ記事を書いてみようと思った次第。
(大津市の某小学校PTAの非会員のボクの子どもは、毎日、集団登下校の児童の中に混じって元気に学校に通っている。このような事実もあることを押さえておきたい。)
さて、集団登校(集団登下校)ということを考えるにあたって、少し整理をしておくべきことがあると思う。
1)学校に登下校しているのは児童である。
2)学校に集団登下校しているのも、児童である。
3)全児童は、PTAの非会員である。
間違っていることがあるかもしれないので、諸賢にはご指摘を賜りたい。
では、義勇兵さんのブログ記事にも掲載されている一節をここであげる。次の一節は違法PTAが退会者を出さないように/退会者に対して脅迫する場合によく使われているようで、先日放映されたNHKの番組NHK あさイチの 「どう付き合う?イマドキPTA」でも出てきた一文だ(関連記事はこちら)。
4)「集団登校はPTAの事業(活動)だ。」「集団登校はPTAが実施している。」
従って、PTA非会員の子どもは集団登校の列に加われない。
このように言われると、可愛い子どもがどうなるかと心配になるのが世の親だと思う。そのように心が動くこと、そのような人の弱みにつけ込んで言っているのだと思う。だから、言ったほうはタチが悪いとは思う。しかし、この(4)を上記の(1)~(3)を加えて、順を追ってみてみると、タチ悪いというより●●●が悪いように思える。
a) 集団登校しているのは全員PTA非会員の児童であるが、
PTAは「集団登校はPTAが実施している」という。
何か違和感を覚えないか。一行目をの言葉を少し置き換えて(a)を見てみると(a’)になる。
a') PTA非会員が集団で歩いているのは、PTAが実施している事業(活動)だ。
なんか、へんてこりんな文章ではないか。これに続く一文をつなげてみよう。[PTA非会員の子ども]は、元々PTA非会員なので、単にPTA非会員と表記する。すると次の(a'')ようになる。
a'') PTA非会員の集団歩行は、PTAが実施してる事業なので、PTA非会員はその集団に入れない。
もっと、へんてこりんな文章になってしまった(^^;
誰かこの(a'')の文章を理解できるだろうか?ボクは浅学非才なので、到底理解できない。恐らく、某校PTA会長や某校PTA役員の選抜試験に合格するような才をもってしないと理解できないような難解なロジックなのではなかろうか(^^;
前略 ○小PTA会長殿
先日、貴殿より「PTA非会員の子どもはPTAが実施している事業(活動)=集団登校の列に加われない」という旨のお言葉を伺ったように記憶しております。私、最近、寄る年波には勝てず、また幼少の頃より浅学非才の身にて仰ることを理解しようと努めましたところ、次のようになりました。ご多用のことと存じますが、お時間を拝借いたします。
まず、「PTA非会員の子ども」ですが、子どもは元々PTA非会員ですので、PTA非会員とだけ記します。次に、集団登校しているのは全員子ども(全員PTA非会員)ですので、これもPTA非会員の集団歩行と記します。
そうしますと、貴殿のお言葉は、「PTA非会員の集団歩行は、PTAが実施してる事業なので、PTA非会員はその集団に入れない。」となりました。
私はPTAの皆様は、非会員である全ての児童や子どもの安全を考えて活動をしておられることと理解しております。先日の会長様のお言葉は、元々PTA非会員である児童のなかから、特定の子どもだけを排除し、その集団に加えないという趣旨に聞こえましたが、私の思い間違いだったのではないでしょうか。
もし、私の聞き間違えではなく、PTA会長様は非会員である全児童の中から、その子どもには何の落ち度もない理由によって、その子どもだけを他の子どもの集団から排除したり、その集団に加えないと差別したり、その集団に近づけないように物理的な行為を行うぞという御存念であれば、その旨、文書でご回答ください。PTA非会員の子どもを差別して、PTAを退会したらどうなるのか見せしめが欲しかったとか、PTAを退会したら子どもをいじめてやるぞと思っているとか、それが嫌なら入会して金(PTA会費を)払え!などなど・・・、そのような文書を頂けましたら、直ぐさま警察に脅迫罪で訴えることもできますし、不法行為の証左を携えて損害賠償請求訴訟を起こしたいと考えております。どうぞ、腹蔵のないご意見をお寄せくださいね。
いやはや、失礼をいたしました。よもや、聡明なPTA会長様がそのようなことをお考えではなく、児童は全員PTA非会員であり、PTAは全ての児童の安全を願って集団登校の列を見守る活動をしているのであって、決して特定の児童を排除することはありませのでご安心くださいと仰ってくださることと信じております。
ご多用のことと存じます。お返事を頂けない場合でも、私の子どもは従前通り、集団登校の列に混ざって登校することと存じます。もし、PTAの皆様方の中に、PTA非会員の子どもは見守れないと思われる方がおられるかもしれません。その場合は、どうぞ、我が子が皆様の前を通る一瞬の間、目を閉じていただくか他のお子さまに視線を移してくださって結構でございます。
かしこ (^^)/
この記事をアップしてから約8時間後、「てにをは」を含め、若干の加筆修正をした。
栗東市PTAと学童保護者会問題≪義勇兵≫のブログ の2013-11-30エントリ(出典URLhttp://ameblo.jp/giyuhei/entry-11715348522.html)と関連したことを書いてみようと思う。
ブログ主の≪義勇兵≫さんによると次のようなことがあったらしい。
「栗東市立治○小学校PTA(会長)が、PTAから退会した保護者に、
(退会した保護者の子どもは)集団登校に入れないと言った」。(括弧内)はボクの注。
ボクも自校PTAから、「期日までに返事を寄こせ、さもなくば貴様の子どもは集団登校を希望しないとみなす」と校長先生と充分な打合せをしたうえでという、PTA会長印が押印されたお手紙をいただいたことがあるので、少しコラボ記事を書いてみようと思った次第。
(大津市の某小学校PTAの非会員のボクの子どもは、毎日、集団登下校の児童の中に混じって元気に学校に通っている。このような事実もあることを押さえておきたい。)
さて、集団登校(集団登下校)ということを考えるにあたって、少し整理をしておくべきことがあると思う。
1)学校に登下校しているのは児童である。
2)学校に集団登下校しているのも、児童である。
3)全児童は、PTAの非会員である。
間違っていることがあるかもしれないので、諸賢にはご指摘を賜りたい。
では、義勇兵さんのブログ記事にも掲載されている一節をここであげる。次の一節は違法PTAが退会者を出さないように/退会者に対して脅迫する場合によく使われているようで、先日放映されたNHKの番組NHK あさイチの 「どう付き合う?イマドキPTA」でも出てきた一文だ(関連記事はこちら)。
4)「集団登校はPTAの事業(活動)だ。」「集団登校はPTAが実施している。」
従って、PTA非会員の子どもは集団登校の列に加われない。
このように言われると、可愛い子どもがどうなるかと心配になるのが世の親だと思う。そのように心が動くこと、そのような人の弱みにつけ込んで言っているのだと思う。だから、言ったほうはタチが悪いとは思う。しかし、この(4)を上記の(1)~(3)を加えて、順を追ってみてみると、タチ悪いというより●●●が悪いように思える。
a) 集団登校しているのは全員PTA非会員の児童であるが、
PTAは「集団登校はPTAが実施している」という。
何か違和感を覚えないか。一行目をの言葉を少し置き換えて(a)を見てみると(a’)になる。
a') PTA非会員が集団で歩いているのは、PTAが実施している事業(活動)だ。
なんか、へんてこりんな文章ではないか。これに続く一文をつなげてみよう。[PTA非会員の子ども]は、元々PTA非会員なので、単にPTA非会員と表記する。すると次の(a'')ようになる。
a'') PTA非会員の集団歩行は、PTAが実施してる事業なので、PTA非会員はその集団に入れない。
もっと、へんてこりんな文章になってしまった(^^;
誰かこの(a'')の文章を理解できるだろうか?ボクは浅学非才なので、到底理解できない。恐らく、某校PTA会長や某校PTA役員の選抜試験に合格するような才をもってしないと理解できないような難解なロジックなのではなかろうか(^^;
前略 ○小PTA会長殿
先日、貴殿より「PTA非会員の子どもはPTAが実施している事業(活動)=集団登校の列に加われない」という旨のお言葉を伺ったように記憶しております。私、最近、寄る年波には勝てず、また幼少の頃より浅学非才の身にて仰ることを理解しようと努めましたところ、次のようになりました。ご多用のことと存じますが、お時間を拝借いたします。
まず、「PTA非会員の子ども」ですが、子どもは元々PTA非会員ですので、PTA非会員とだけ記します。次に、集団登校しているのは全員子ども(全員PTA非会員)ですので、これもPTA非会員の集団歩行と記します。
そうしますと、貴殿のお言葉は、「PTA非会員の集団歩行は、PTAが実施してる事業なので、PTA非会員はその集団に入れない。」となりました。
私はPTAの皆様は、非会員である全ての児童や子どもの安全を考えて活動をしておられることと理解しております。先日の会長様のお言葉は、元々PTA非会員である児童のなかから、特定の子どもだけを排除し、その集団に加えないという趣旨に聞こえましたが、私の思い間違いだったのではないでしょうか。
もし、私の聞き間違えではなく、PTA会長様は非会員である全児童の中から、その子どもには何の落ち度もない理由によって、その子どもだけを他の子どもの集団から排除したり、その集団に加えないと差別したり、その集団に近づけないように物理的な行為を行うぞという御存念であれば、その旨、文書でご回答ください。PTA非会員の子どもを差別して、PTAを退会したらどうなるのか見せしめが欲しかったとか、PTAを退会したら子どもをいじめてやるぞと思っているとか、それが嫌なら入会して金(PTA会費を)払え!などなど・・・、そのような文書を頂けましたら、直ぐさま警察に脅迫罪で訴えることもできますし、不法行為の証左を携えて損害賠償請求訴訟を起こしたいと考えております。どうぞ、腹蔵のないご意見をお寄せくださいね。
いやはや、失礼をいたしました。よもや、聡明なPTA会長様がそのようなことをお考えではなく、児童は全員PTA非会員であり、PTAは全ての児童の安全を願って集団登校の列を見守る活動をしているのであって、決して特定の児童を排除することはありませのでご安心くださいと仰ってくださることと信じております。
ご多用のことと存じます。お返事を頂けない場合でも、私の子どもは従前通り、集団登校の列に混ざって登校することと存じます。もし、PTAの皆様方の中に、PTA非会員の子どもは見守れないと思われる方がおられるかもしれません。その場合は、どうぞ、我が子が皆様の前を通る一瞬の間、目を閉じていただくか他のお子さまに視線を移してくださって結構でございます。
かしこ (^^)/
この記事をアップしてから約8時間後、「てにをは」を含め、若干の加筆修正をした。
2013年11月29日金曜日
「PTA役員辞めたい…」手首を切り“直訴”
ショッキングなニュースがあったので、貼ります。
出典は以下に示した通りです。
現在のところ、これ以外の情報はありません。
出典 : http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131127/waf13112710180012-n1.htm
「PTA役員辞めたい…」
女が小学校の校長室で取り出したものは… 京都
2013.11.27 10:12 [westピックアップ]
京都府警は26日、府内の小学校の校長室に包丁を持ち込んだとして、銃刀法違反の疑いで、京都府内の無職の女(45)を逮捕した。
“仕事”多すぎ…手首を切り“直訴”
逮捕容疑は26日午後3時10分ごろ、府内の市立小学校で、刃渡り16・5センチの包丁を所持していたとしている。
府警によると、女はこの小学校のPTA役員で、自分の子供が通学している。女は校長室で校長と面会し「役員を辞めさせてほしい」と頼んだ後、かばんから包丁を取り出して自分の手首を切ったという。校長や児童に被害はなかった。校長が通報した。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
PTAは入退会自由な任意団体です。社会教育関連団体なんて難しい名前で呼ばれることがありますが、ただの任意団体=サークルです。あってもなくても、ほとんどの保護者は困りませんし、無くなっても何の支障もありません。世界中にPTAの無い学校だって沢山ありますから。
任意団体といえども、入会前に団体側は、入退会自由であることを含め、会則の提示や説明、団体の事業内容や予算内容などの説明を文書で説明し、その上で本人の入会申込書(入会申請書)による入会同意を得る必要があります。
これらの手続きを勝手に省略され、子どもの入学をもって「皆さんも今日からPTA会員です。」なんてPTA会長挨拶をする乱暴な強制加入方法がとられている実態があります。そのような強制加入(自動加入)方式は「憲法21条結社の自由を侵す強制加入であり、そのようなPTAは「違法PTA」だと言われています」(憲法学者の木村草太氏)。
この記事の京都在住のお母さんに何があったのか、この記事ではあまりにも情報が少なすぎて、よくわかりませんが、もし、名実共に入退会自由なPTAであったなら、このような悲劇がおこらなかったのではないでしょうか。
学校に刃物を持ち込むのは許されないことでしょう。しかし、そうさせたPTAの運営や因習、役員間やPTA内部でのやりとりなどは何も無かったのでしょうか。このお母さんが一人で勝手に妄想を広げてしまって・・・という行動だとは、ボクには考えられない。
母性(お母さん)はもっと守られるべき存在だと思う。
2013年11月5日火曜日
『PTA会長と校長先生ってどっちがエラいの?』
『PTA会長と校長先生ってどっちがエラいの?』 川端裕人著 を読んだ。
こちらのリンク先から無料で読める。http://bccks.jp/bcck/114992/info
(掲載期限があるのかどうか不明。)
PTAに関する疑問を抱いた方が少し調べれば、ネットでも書店でも行き当たるカワバタさんの新著(2013年)だ。
もし、このブログを読んだ誰かが 「カワバタ」さん のことを知らなかったなら、PTA問題研究の超初心者だと自覚するだろう。
もし、カワバタさんは『PTA再活用論──悩ましき現実をこえて』(中公新書ラクレ)の著者であるとピン!と来ないなら、ご一読を勧める。
カワバタ氏の著作には、地元の特殊なPTAに洗脳されて、まともな判断が出来なくなっているPTA役員や関係者の皆様には耳の痛いお話しが沢山載っている。
「強制・自動入会は違法である」「違法PTA」という言葉も紹介されいているので、自分はまともな判断が出来ていると信じているPTA関係者の方々には読み飛ばさずに、「違法」という言葉を胸に刻んでほしい。
余談かもしれないが、ボクが認識する一般的、常識的、普通な団体は、「違法」との指摘を受けたり、「自らの行為が違法であると知った」ならば、違法で無くなるように間髪をおかず改善しようと行動する。
ところが、多くの違法PTAおよびその関係者は「違法」との指摘を受けた場合、如何にして「自分たちは違法でないか」という屁理屈をこねることが多いように思う。
自校のPTAは、ボクが提出した非加入届の返信に、「PTAへの全員加入の意義」を説いてきた。
任意団体がどのような意義や主義主張に重きを置こうが勝手だ。
しかし、自分たちの意義や主義主張を通すために、他人様が任意団体へ加入するかしないかの権利を勝手に行使して良いことにはならない。何ら理由になっていないし、違法はいくら屁理屈をこねても違法だ。加えて、入会時の意思確認をせず、全員入会として会費を引き落とすなどは詐欺か窃盗の類ではないか。
そんなことを指摘されても改善しないことを、子どもにどのように説明するんだろう。
子どもたちに法律は(私見を挟まず)守るべきものであることを教えたい。
こちらのリンク先から無料で読める。http://bccks.jp/bcck/114992/info
(掲載期限があるのかどうか不明。)
PTAに関する疑問を抱いた方が少し調べれば、ネットでも書店でも行き当たるカワバタさんの新著(2013年)だ。
もし、このブログを読んだ誰かが 「カワバタ」さん のことを知らなかったなら、PTA問題研究の超初心者だと自覚するだろう。
もし、カワバタさんは『PTA再活用論──悩ましき現実をこえて』(中公新書ラクレ)の著者であるとピン!と来ないなら、ご一読を勧める。
カワバタ氏の著作には、地元の特殊なPTAに洗脳されて、まともな判断が出来なくなっているPTA役員や関係者の皆様には耳の痛いお話しが沢山載っている。
「強制・自動入会は違法である」「違法PTA」という言葉も紹介されいているので、自分はまともな判断が出来ていると信じているPTA関係者の方々には読み飛ばさずに、「違法」という言葉を胸に刻んでほしい。
余談かもしれないが、ボクが認識する一般的、常識的、普通な団体は、「違法」との指摘を受けたり、「自らの行為が違法であると知った」ならば、違法で無くなるように間髪をおかず改善しようと行動する。
ところが、多くの違法PTAおよびその関係者は「違法」との指摘を受けた場合、如何にして「自分たちは違法でないか」という屁理屈をこねることが多いように思う。
自校のPTAは、ボクが提出した非加入届の返信に、「PTAへの全員加入の意義」を説いてきた。
任意団体がどのような意義や主義主張に重きを置こうが勝手だ。
しかし、自分たちの意義や主義主張を通すために、他人様が任意団体へ加入するかしないかの権利を勝手に行使して良いことにはならない。何ら理由になっていないし、違法はいくら屁理屈をこねても違法だ。加えて、入会時の意思確認をせず、全員入会として会費を引き落とすなどは詐欺か窃盗の類ではないか。
そんなことを指摘されても改善しないことを、子どもにどのように説明するんだろう。
子どもたちに法律は(私見を挟まず)守るべきものであることを教えたい。
2013年10月12日土曜日
PTA面白記事2013OCT
PTAについて気になる記事/面白い記事などがあれば備忘録としてまとめておくのも良いと思う。
◆世界に日本の恥をさらす違法PTAの記事 -ジャパンタイムズ-より
The Japan Times(当然全文英語)に日本のPTAに関する記事が掲載された。読者の大半は、当然、日本人ではなく英文の新聞記事を読める世界中の人々だ。URLをあげておく。
http://www.japantimes.co.jp/community/2013/09/23/issues/the-pta-a-survival-guide-for-foreign-parents/#.Uli-39yCiHs
この記事の紹介と全文訳はThink PTA.comのopenBBSに掲載されている=>こちら。
記事冒頭の写真はベルマークを仕分けするお母さんたちが写っているが、その脚注にはさすがにウィットに富んでいる。Think PTA.comより引用する。
>写真キャプション冒頭の「For whom the bell doles(フォー・フーム・ザ・ベル・ドールズ)」は、ヘミングウェイの≪誰がために鐘は鳴る≫(フォー・フーム・ザ・ベル・トールズ/For Whom the Bell Tolls)の駄洒落らしいですね。「誰がためにベル分ける」とでも訳せましょうか(ベル=ベルマーク)。
ベルマークを集めて仕分けするというPTA活動が如何に女性蔑視の活動かということについては岩竹美加子「国家の装置としてのPTA」という論文の中にも記載されいる。そのような現実的な視点がわかれば、写真のキャプション「For whom the bell doles」が単にヘミングウェイを引き合いに出した駄洒落だけではないと思え、より深いウィットがわかるだろう。
(ボクは以前に、先の脚注を書かれたFJNさんに触発されて岩竹論文を通読した。)
さて、ジャパンタイムズの記事はこのような書き出しで始まっていた。
Along with a child’s entrance into the Japanese school system comes another rite of passage for parents (read “mothers” in 99 percent of cases): experiencing the Japanese PTA system.
Here, volunteering for the PTA often conjures up negative images, with the mere mention of those three initials enough to make many a Japanese mother grimace, giving the impression that it’s a peculiar form of parental punishment. How do foreign women manage in such an environment?
ボクは学生時代を思い出し、辞書片手に英文を読んだが、手っ取り早く翻訳文をThinkPTA.comより引用する(^^;
「わが子が日本の学校システムに入ると同時に、もう1つ、親たち(99%の場合「母親たち」と読んでくださいね)にとって乗り越えなければならない試練が待っています。日本のPTAシステムを体験する、という試練です。
ここでは、PTAをやってみると、たいていネガティブなイメージが心に浮かびます。日本の多くの母親たちにしかめっ面をさせるには、ただ「PTA」という頭文字3つを口にするだけで十分です。親を虐待する独特の方法であるという印象がPTAにはあるからです。」
なんとも・・・情けない話しではないか。某団体を表すたった3文字の言葉を口にすると日本のお母さんがしかめっ面をすると紹介されている。そんな団体を戦後から後生大事に存続させ、今も子どもたちに残そうとしている。馬鹿な親もいたもんだと日本の恥を晒している。
◆たる野ニコラさんの「PTAまんが」が面白い。
ThinkPTA.comに紹介されていたので、少し読んでみた。
たる野ニコラさんの「PTAまんが」はこちら=>http://nicola.digi2.jp/
著者のたる野ニコラさんご自身、2児の母で、幼稚園の保護者会とか小学校からはPTAなるものと出会いそれらの体験からマンガを書かれているようす。
そんな中から、笑えない現実をマンガにした一話があった。文字だけだが、引用する。
第24話「せいいっぱい」
「こっちゃ 生きてるだけで死にそうなのによ!!」いずみちゃんの名言
ほんとにそうだよ。
「あれして・・・ これして・・・ あたまから火が出そうだ・・・(別の母の名言)。」
わるいけどみんな、必死でせいいっぱいだ。
制服のままお迎え、もう暗い。
今から学童まわって買物、ご飯の仕度、
あぁ、下の子の病院も行かなきゃ。
上の子は一年生。
宿題もつききり。
台所と机と行ったりきたり。
もうこんな時間。
もうこんな時間。
持ち帰った仕事。
夜泣きする子供。
今日も、どなってばかり。
寝顔をみたら泣けてくる。
父さんは今日もおそい。
ああもう朝だ。
さっき寝たばかり。
神様5分だけ---
あと5分だけ。
---そんなお母さんたちが今日も「公平に」PTAにかりだされている。
(そしてかせいだ資金で(卒園式の)胡蝶蘭をかわされる)
()と(卒園式の)は筆者注。
PTAに興味や関心のある方は一読すべし。
◆世界に日本の恥をさらす違法PTAの記事 -ジャパンタイムズ-より
The Japan Times(当然全文英語)に日本のPTAに関する記事が掲載された。読者の大半は、当然、日本人ではなく英文の新聞記事を読める世界中の人々だ。URLをあげておく。
http://www.japantimes.co.jp/community/2013/09/23/issues/the-pta-a-survival-guide-for-foreign-parents/#.Uli-39yCiHs
この記事の紹介と全文訳はThink PTA.comのopenBBSに掲載されている=>こちら。
記事冒頭の写真はベルマークを仕分けするお母さんたちが写っているが、その脚注にはさすがにウィットに富んでいる。Think PTA.comより引用する。
>写真キャプション冒頭の「For whom the bell doles(フォー・フーム・ザ・ベル・ドールズ)」は、ヘミングウェイの≪誰がために鐘は鳴る≫(フォー・フーム・ザ・ベル・トールズ/For Whom the Bell Tolls)の駄洒落らしいですね。「誰がためにベル分ける」とでも訳せましょうか(ベル=ベルマーク)。
ベルマークを集めて仕分けするというPTA活動が如何に女性蔑視の活動かということについては岩竹美加子「国家の装置としてのPTA」という論文の中にも記載されいる。そのような現実的な視点がわかれば、写真のキャプション「For whom the bell doles」が単にヘミングウェイを引き合いに出した駄洒落だけではないと思え、より深いウィットがわかるだろう。
(ボクは以前に、先の脚注を書かれたFJNさんに触発されて岩竹論文を通読した。)
さて、ジャパンタイムズの記事はこのような書き出しで始まっていた。
Along with a child’s entrance into the Japanese school system comes another rite of passage for parents (read “mothers” in 99 percent of cases): experiencing the Japanese PTA system.
Here, volunteering for the PTA often conjures up negative images, with the mere mention of those three initials enough to make many a Japanese mother grimace, giving the impression that it’s a peculiar form of parental punishment. How do foreign women manage in such an environment?
ボクは学生時代を思い出し、辞書片手に英文を読んだが、手っ取り早く翻訳文をThinkPTA.comより引用する(^^;
「わが子が日本の学校システムに入ると同時に、もう1つ、親たち(99%の場合「母親たち」と読んでくださいね)にとって乗り越えなければならない試練が待っています。日本のPTAシステムを体験する、という試練です。
ここでは、PTAをやってみると、たいていネガティブなイメージが心に浮かびます。日本の多くの母親たちにしかめっ面をさせるには、ただ「PTA」という頭文字3つを口にするだけで十分です。親を虐待する独特の方法であるという印象がPTAにはあるからです。」
なんとも・・・情けない話しではないか。某団体を表すたった3文字の言葉を口にすると日本のお母さんがしかめっ面をすると紹介されている。そんな団体を戦後から後生大事に存続させ、今も子どもたちに残そうとしている。馬鹿な親もいたもんだと日本の恥を晒している。
◆たる野ニコラさんの「PTAまんが」が面白い。
ThinkPTA.comに紹介されていたので、少し読んでみた。
たる野ニコラさんの「PTAまんが」はこちら=>http://nicola.digi2.jp/
著者のたる野ニコラさんご自身、2児の母で、幼稚園の保護者会とか小学校からはPTAなるものと出会いそれらの体験からマンガを書かれているようす。
そんな中から、笑えない現実をマンガにした一話があった。文字だけだが、引用する。
第24話「せいいっぱい」
「こっちゃ 生きてるだけで死にそうなのによ!!」いずみちゃんの名言
ほんとにそうだよ。
「あれして・・・ これして・・・ あたまから火が出そうだ・・・(別の母の名言)。」
わるいけどみんな、必死でせいいっぱいだ。
制服のままお迎え、もう暗い。
今から学童まわって買物、ご飯の仕度、
あぁ、下の子の病院も行かなきゃ。
上の子は一年生。
宿題もつききり。
台所と机と行ったりきたり。
もうこんな時間。
もうこんな時間。
持ち帰った仕事。
夜泣きする子供。
今日も、どなってばかり。
寝顔をみたら泣けてくる。
父さんは今日もおそい。
ああもう朝だ。
さっき寝たばかり。
神様5分だけ---
あと5分だけ。
---そんなお母さんたちが今日も「公平に」PTAにかりだされている。
(そしてかせいだ資金で(卒園式の)胡蝶蘭をかわされる)
()と(卒園式の)は筆者注。
PTAに興味や関心のある方は一読すべし。
2013年7月19日金曜日
非加入届を提出したら・・・その3・・・
自校の公立小学校PTAは、入学説明会での説明は一切無く、学校は公費と一緒に会費を引き落とすと書いており、PTAに関する詳しい説明を文書で求めたにもかかわらず、説明はPTA(P役員)に丸投げで何も説明しない、P役員は入学式後に一枚の紙も配布せず口頭での短い説明しかしなかった。その説明の中にはPTAが入退会自由な任意加入の任意団体である説明はなかった。
まぁそんな団体なので、憲法学者の木村草太氏の定義によると自校のPTAは「違法PTA」だ。そんなPTAに「非加入届」を出したら、こちらから言い出したわけでもないのに、「ボクの子どもが集団登校に加わることを、期日までに返事がなければ、希望しないと見なす」と手紙を書いてきた。この経緯は前回の 「非加入届を提出したら・・・その2・・・ 」 に書いた。
「お子さまの集団登校を希望しないとみなす」というのは、PTA会員を止めたお前の子どもを差別してやるぞ!という不法行為や脅迫、強要と思える。抗議を含めて、ボクの子どもをどうするつもりか腹を据えて回答せよとお返事をした。
その手紙を出してから1ヶ月近く返事はなかった。大袈裟に言えば、脅迫されたままの状態が続いているとも言えるので、大津市ならびに大津市教育委員会に出向き、経緯の説明や、学校への指導、調査の依頼などをしてきた。その数日後に、再びPTA会長様よりお手紙がやってきた。
これで、ボクの手元にはPTA会長様からのお手紙が2通来たわけだが、この2通を比べるとナカナカ興味深いことがわかりそうなので、書き進めながら、まとめてみたい。
・・・その2・・・から再掲
◆4月と5月のPTA会長よりの手紙の考察
イ)PTAはボクに1週間以内に返事を寄こせと書いてきた =>妥当だ
しかし、ボクが書いた抗議の手紙への返事は1ヶ月もの間、返事がなかった
ロ)前回の手紙の内容、期日までに返事がないと子どもの集団登校を希望しないとみなす
という件を校長も教頭も容認していたということ。(合同不法行為の証左)
ハ)主に「旗振り当番」について聞きたかった =>言い訳
さりげなく、子どもの集団登校のことでないといいたいのか?
ニ)子どもさんの集団登下校参加にはまったく問題ない。ご安心ください。
=>あれっ? これまでPTAの正当性や言い訳をしていたのに、「子どもさんの集団登下校参加にはまったく問題ない。ご安心ください。」とは、実質上の全面修正・訂正じゃない?
期日までに返事がなければ、ボクの子どもは集団登校を希望しないとみなす!って言ってたのはどうなったの?取り消したの?お詫びして訂正したの?「集団登校参加にまったく問題ない。」って「希望しないとみなす」と書いて寄こしたのはPTAじゃないの?どうなったのだろう???
「問題ない」って書き方は・・・期日までに返事がなければ、子どもを差別するぞ!って強要罪か脅迫罪だろ?! そんな奴らが、ちょっと上から目線! 過ぎはしませんか?!
ホ)保険内容の確認が遅くなって、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます
謝罪する場所やその文言がおかしいと思わない?
ボクが、激高したのは、PTAがボクの子どもの集団登校を希望しないとみなすとしたことだが、謝っているのは、「保険内容の確認が遅くなった」こと?!ちなみに、ボクは、PTAに保険の内容の調査を依頼したことも、質問したこともない。であるにもかかわらず、保険内容の確認が遅れてゴメンねって何のこと?????
まったく! 違法PTAとは話しが噛み合わないね(^^;
自分たちの違法性を修正できないわけだから、自分たちの正当性を主張するしか残らないわけだろうと思う。彼等は、憲法の結社の自由や基本的人権の尊重とか、消費者保護法や消費者教育法とか、脅迫罪や強要罪とか、法律違反や社会規範に反しまくっていることを指摘されても、組織を守ること、会費収入を確保すること、つまり、P役員は知らず知らずのうちに、P連に分担金を上納して天下り組織や保険利権を守ることに終始し、子どもたちのためと言われながら、頭の黒いネズミのために働かされ金を吸い上げられているのであろう。ご奇特なことだ。
何はともあれ、子どもは、非加入届を出す前も、出した後も、今も、集団登校の班に入って元気に学校に通っている。
腹立たしいこともあるが、子どもが人質事件での告訴は一端保留。大津市、市教委、警察にも必要書類を提出したので、今後また何かあれば、合わせ技にもなるかもしれない。手紙を書くのも労力がいるし、何より仕事が忙しいので、違法PTAの相手は時間ができてからにしよう。
それにしても、あの刑事さんの言葉は今でも笑ってしまう(^^)
(アントニオ猪木調で) 「告訴しますかっ!」
まぁそんな団体なので、憲法学者の木村草太氏の定義によると自校のPTAは「違法PTA」だ。そんなPTAに「非加入届」を出したら、こちらから言い出したわけでもないのに、「ボクの子どもが集団登校に加わることを、期日までに返事がなければ、希望しないと見なす」と手紙を書いてきた。この経緯は前回の 「非加入届を提出したら・・・その2・・・ 」 に書いた。
「お子さまの集団登校を希望しないとみなす」というのは、PTA会員を止めたお前の子どもを差別してやるぞ!という不法行為や脅迫、強要と思える。抗議を含めて、ボクの子どもをどうするつもりか腹を据えて回答せよとお返事をした。
その手紙を出してから1ヶ月近く返事はなかった。大袈裟に言えば、脅迫されたままの状態が続いているとも言えるので、大津市ならびに大津市教育委員会に出向き、経緯の説明や、学校への指導、調査の依頼などをしてきた。その数日後に、再びPTA会長様よりお手紙がやってきた。
これで、ボクの手元にはPTA会長様からのお手紙が2通来たわけだが、この2通を比べるとナカナカ興味深いことがわかりそうなので、書き進めながら、まとめてみたい。
・・・その2・・・から再掲
4)会員でないので、ご希望をお伺いしたい。(4月下旬PTA会長よりのお手紙)5月下旬PTA会長よりのお手紙(要旨)
注)「旗振り当番」というのは、子どもたちが登校する時間帯に、保護者が交差点などに黄色い旗を持って立っている、見守り隊とか呼ばれることもある、その輪番のこと。
- PTAの配布物の受け取りを希望するか。
- 集団登校はPTAの活動。銀様の「旗振り当番」とお子さまの集団登校を希望するか。
- 1週間以内に返事がない場合は、1,2とも希望しないとみなす。
この文書を受け取ったのは、ゴールデンウィークの5日ほど前だった。つまり、平日ベースで換算すると、実質3日程度の返信の猶予しかないことになる。ゴールデンウィークは帰省や旅行する家族もある。ボクは、残念ながら、仕事に追われ、1日だけしか休めなかったし、家族サービスもできなかったが(涙)
期日のこともさることながら、「希望を聞く」と書いてあったかと思えば、「希望しないとみなす」と勝手に結論を提示しているのも怒れる。
- 期日がGW中ながら1週間程度は妥当と判断している
- 前回の手紙は校長先生、教頭先生とも何度も相談している
- 集団登下校については、主に「旗振り当番」について聞きたかった
- 子どもさんの集団登下校参加にはまったく問題ない。ご安心ください。
- 保険内容の確認が遅くなって、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます
◆4月と5月のPTA会長よりの手紙の考察
イ)PTAはボクに1週間以内に返事を寄こせと書いてきた =>妥当だ
しかし、ボクが書いた抗議の手紙への返事は1ヶ月もの間、返事がなかった
ロ)前回の手紙の内容、期日までに返事がないと子どもの集団登校を希望しないとみなす
という件を校長も教頭も容認していたということ。(合同不法行為の証左)
ハ)主に「旗振り当番」について聞きたかった =>言い訳
さりげなく、子どもの集団登校のことでないといいたいのか?
ニ)子どもさんの集団登下校参加にはまったく問題ない。ご安心ください。
=>あれっ? これまでPTAの正当性や言い訳をしていたのに、「子どもさんの集団登下校参加にはまったく問題ない。ご安心ください。」とは、実質上の全面修正・訂正じゃない?
期日までに返事がなければ、ボクの子どもは集団登校を希望しないとみなす!って言ってたのはどうなったの?取り消したの?お詫びして訂正したの?「集団登校参加にまったく問題ない。」って「希望しないとみなす」と書いて寄こしたのはPTAじゃないの?どうなったのだろう???
「問題ない」って書き方は・・・期日までに返事がなければ、子どもを差別するぞ!って強要罪か脅迫罪だろ?! そんな奴らが、ちょっと上から目線! 過ぎはしませんか?!
ホ)保険内容の確認が遅くなって、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます
謝罪する場所やその文言がおかしいと思わない?
ボクが、激高したのは、PTAがボクの子どもの集団登校を希望しないとみなすとしたことだが、謝っているのは、「保険内容の確認が遅くなった」こと?!ちなみに、ボクは、PTAに保険の内容の調査を依頼したことも、質問したこともない。であるにもかかわらず、保険内容の確認が遅れてゴメンねって何のこと?????
まったく! 違法PTAとは話しが噛み合わないね(^^;
自分たちの違法性を修正できないわけだから、自分たちの正当性を主張するしか残らないわけだろうと思う。彼等は、憲法の結社の自由や基本的人権の尊重とか、消費者保護法や消費者教育法とか、脅迫罪や強要罪とか、法律違反や社会規範に反しまくっていることを指摘されても、組織を守ること、会費収入を確保すること、つまり、P役員は知らず知らずのうちに、P連に分担金を上納して天下り組織や保険利権を守ることに終始し、子どもたちのためと言われながら、頭の黒いネズミのために働かされ金を吸い上げられているのであろう。ご奇特なことだ。
何はともあれ、子どもは、非加入届を出す前も、出した後も、今も、集団登校の班に入って元気に学校に通っている。
腹立たしいこともあるが、子どもが人質事件での告訴は一端保留。大津市、市教委、警察にも必要書類を提出したので、今後また何かあれば、合わせ技にもなるかもしれない。手紙を書くのも労力がいるし、何より仕事が忙しいので、違法PTAの相手は時間ができてからにしよう。
それにしても、あの刑事さんの言葉は今でも笑ってしまう(^^)
(アントニオ猪木調で) 「告訴しますかっ!」
2013年7月4日木曜日
「違法PTA」は「正統性」がなく、ブラックな団体
前回の備忘録で「正統性」というボクには聞きなれない単語に、少々ひっかっかった。
なんといっても勉強ができなくて、なんとか就職できたものの、「何学部?」と勉強もしなかったのに卒業しただけの学部を聞かれるのが、今でも苦痛でもある。
齢を重ね、今では、(ある人の受け売りで)「の-がくぶ」です。と答えることにしている。相手は、「農学部」だと理解するのが普通なのだが、誤解を解かないといけないので、「No!学・不」と書きますと・・・解説したりする(^^;
そんなボクにもわかるようにと、木村草太先生のインタビュー記事には「正統性」について、いくつかの言及がなされていた。http://synodos.jp/intro/4633
より引用する。
-*-*-*-*-*-引用開始-*-*-*-*-*-【 】はボクの付記、随時改行をする
【国家の正統性】
国家にとって、正統性の確保は重要な問題です。現代の世界では、どの国家の国民になるかを自分で選ぶことは、原則としてできません。両親の国籍や産まれた場所によって、強制的に国家に加入させられ、その国家のルールに従わせられるわけです。そうなると、どうして国家への強制加入が許されるのか、どうしてその国のルールを押し付けることが許されるのか、ということが当然問題になるでしょう。
この問題への憲法学の答えは、国家が国民から集めた資源を公共の利益のために使うこと、また、国家が国民の人権や自由・平等を尊重することを約束するから、というものです。国家がこうした約束を守ることによって、国家が権力を独占し、国民を強制的に加入させ、ルールに従わせる正統性が確保できるわけです。
そして、いまお話ししたような公共の利益の追求や人権尊重を憲法典に書き込んで、国家の正統性を確保しようとする構想を立憲主義と言います。この構想を前提にした憲法典には、権力分立や人権保障が明記されています。
(中略)
【団体の正統性】
憲法学を勉強することで、個人と団体の緊張関係を意識できるようになります。
人は会社や学校、部活、自治会などさまざまな団体に所属していますよね。そこではこんなことを言う人もいるでしょう。「代表が言っているんだから従いなさい!」「多数決で決めたのに、なぜ従わないんだ?」
あなたが多数派であったら、なんとなく納得してしまうかもしれません。でも少数派だったらどうでしょう。多くの人が賛成しているからといって、どうしても納得できない場合があるでしょう。
そんなとき、もしも憲法学や立憲主義について勉強をしていたら、多数決が万能ではないことに気付くはずです。多数決で物事を決めることに正統性が認められるのは、きちんと少数派を尊重している場合だけだ、ということがわかります。もちろん、少数派に強制しなくてはいけない場合もあるでしょう。そんなとき、なぜそれが許されるのかを意識することはとても大切なことです。
誰もが納得してルールや決定に従うことができるような団体であれば、その団体には正統性があるということになりますし、それがその団体の魅力のひとつになるでしょう。反対に正統性のない団体は、いわゆる「ブラック」な団体になってしまうのだと思います。
(中略)
【違法PTA】【多数決の決定が正統性を失うとき】
―― ところで、どうして「違法PTA」が生まれて、そのまま放置されているんでしょうか?
まず強制加入の方が、事務管理コストが低くすむということが大きいです。入会申請書を集めなくて良い、一定額の会費が毎年入ってくる、役員候補に困らない。運営側からすれば、強制加入は良いことだらけです。そんなわけで、一度、強制加入になってしまったら、そう簡単にはもとに戻ることはなくて、それがそのまま数十年と積み重なって当たり前のことになってしまったのだと思います。
人によってPTAに参加するのにかかる時間的、金銭的、能力的コストはかなり違います。共働き世帯だったり、片親世帯だったりして、平日も、休日も、昼も、夜も、ほとんど時間をとれない人もいます。また、ほかの人と一緒に活動するのがどうしても苦痛だという人もいるでしょう。
その一方で、時間のやりくりが上手で、金銭的にも余裕があり、知らない人とのコミュニケーションが好きで、積極的にPTAに参加したいと思っている人もいます。あるいは、できればやりたくないとは思っていても、ちょっと頑張ればなんとか参加できる人も多いでしょう。
こうした人たちが、たとえば共働きの家庭に「働いているからって逃げるのは許しませんよ」と、悪意もなく言ってしまうことがあるわけですね。
そのように言われてしまった夫婦は、会合に参加するために、家事労働の時間をけずることになる。もしかしたら夕食をつくる時間がなくなって外食になってしまうかもしれない。場合によっては、貴重な親子の時間がなくなってしまうこともあります。
これでは本末転倒です。誰もがPTAに参加することが平等にみえますが、じつは人によって参加コストが違うんですね。
これは、多数決による決定が正統性を失う場合の典型的な場面の一つといえます。
-*-*-*-*-*-引用終わり-*-*-*-*-*-
今回は「正統性」ということで、分かったような・・・(知能指数の限界を感じる)
◆「国家が国民の人権や自由・平等を尊重することを約束するから、というものです。国家がこうした約束を守ることによって、国家が権力を独占し、国民を強制的に加入させ、ルールに従わせる正統性が確保できる」(立憲主義)
◆「誰もが納得してルールや決定に従うことができるような団体であれば、その団体には正統性があるということになりますし、それがその団体の魅力のひとつになるでしょう。反対に正統性のない団体は、いわゆる「ブラック」な団体になってしまうのだと思います。」
◆(前回の記事で引用させていただいたが)「入退会が自由でないPTAや、強制加入させた会員に仕事を押し付けるPTAは、「違法PTA」なんですね。」
いかんせん、「の-がくぶ」出身のボクには、正しい理解がおぼつかない。
今夜の理解度としては、「何ら(PTAの会則や活動や予算執行などの)説明もなく、入学をもって会員とし、給食費と一緒に銀行引落手続きをさせ、役割分担時には出席し理由を公衆の面前で説明しないといけないとしたり、非加入届を出したら、「(期日Pまでに返事がなければ)お子さまは集団登校を希望しないと理解する」などという自校のPTAは「ブラック」であり、「違法PTA」であり、なんら「正統性」をもたない団体だということだろう。
くじ引きで当たった役員さんには、お気の毒なことだと思う。そんな団体にしたのは、歴代役員と声を上げなかったP会員とT会員なのだが、P役員は毎年総入れ替え。対して、校長・教頭は参与や副会長として毎年役員を歴任している。
P連(市PTA連合会、県PTA連絡協議会、日P)に分担金などと称して、一般会員からの会費から金を送金しているが、P連は何か自校や自校の児童に役立つ活動をしてくれた?保険利益や上納金は誰がどのように使っているのか自校P役員はしらないだろうなぁ。
なんといっても勉強ができなくて、なんとか就職できたものの、「何学部?」と勉強もしなかったのに卒業しただけの学部を聞かれるのが、今でも苦痛でもある。
齢を重ね、今では、(ある人の受け売りで)「の-がくぶ」です。と答えることにしている。相手は、「農学部」だと理解するのが普通なのだが、誤解を解かないといけないので、「No!学・不」と書きますと・・・解説したりする(^^;
そんなボクにもわかるようにと、木村草太先生のインタビュー記事には「正統性」について、いくつかの言及がなされていた。http://synodos.jp/intro/4633
より引用する。
-*-*-*-*-*-引用開始-*-*-*-*-*-【 】はボクの付記、随時改行をする
【国家の正統性】
国家にとって、正統性の確保は重要な問題です。現代の世界では、どの国家の国民になるかを自分で選ぶことは、原則としてできません。両親の国籍や産まれた場所によって、強制的に国家に加入させられ、その国家のルールに従わせられるわけです。そうなると、どうして国家への強制加入が許されるのか、どうしてその国のルールを押し付けることが許されるのか、ということが当然問題になるでしょう。
この問題への憲法学の答えは、国家が国民から集めた資源を公共の利益のために使うこと、また、国家が国民の人権や自由・平等を尊重することを約束するから、というものです。国家がこうした約束を守ることによって、国家が権力を独占し、国民を強制的に加入させ、ルールに従わせる正統性が確保できるわけです。
そして、いまお話ししたような公共の利益の追求や人権尊重を憲法典に書き込んで、国家の正統性を確保しようとする構想を立憲主義と言います。この構想を前提にした憲法典には、権力分立や人権保障が明記されています。
(中略)
【団体の正統性】
憲法学を勉強することで、個人と団体の緊張関係を意識できるようになります。
人は会社や学校、部活、自治会などさまざまな団体に所属していますよね。そこではこんなことを言う人もいるでしょう。「代表が言っているんだから従いなさい!」「多数決で決めたのに、なぜ従わないんだ?」
あなたが多数派であったら、なんとなく納得してしまうかもしれません。でも少数派だったらどうでしょう。多くの人が賛成しているからといって、どうしても納得できない場合があるでしょう。
そんなとき、もしも憲法学や立憲主義について勉強をしていたら、多数決が万能ではないことに気付くはずです。多数決で物事を決めることに正統性が認められるのは、きちんと少数派を尊重している場合だけだ、ということがわかります。もちろん、少数派に強制しなくてはいけない場合もあるでしょう。そんなとき、なぜそれが許されるのかを意識することはとても大切なことです。
誰もが納得してルールや決定に従うことができるような団体であれば、その団体には正統性があるということになりますし、それがその団体の魅力のひとつになるでしょう。反対に正統性のない団体は、いわゆる「ブラック」な団体になってしまうのだと思います。
(中略)
【違法PTA】【多数決の決定が正統性を失うとき】
―― ところで、どうして「違法PTA」が生まれて、そのまま放置されているんでしょうか?
まず強制加入の方が、事務管理コストが低くすむということが大きいです。入会申請書を集めなくて良い、一定額の会費が毎年入ってくる、役員候補に困らない。運営側からすれば、強制加入は良いことだらけです。そんなわけで、一度、強制加入になってしまったら、そう簡単にはもとに戻ることはなくて、それがそのまま数十年と積み重なって当たり前のことになってしまったのだと思います。
人によってPTAに参加するのにかかる時間的、金銭的、能力的コストはかなり違います。共働き世帯だったり、片親世帯だったりして、平日も、休日も、昼も、夜も、ほとんど時間をとれない人もいます。また、ほかの人と一緒に活動するのがどうしても苦痛だという人もいるでしょう。
その一方で、時間のやりくりが上手で、金銭的にも余裕があり、知らない人とのコミュニケーションが好きで、積極的にPTAに参加したいと思っている人もいます。あるいは、できればやりたくないとは思っていても、ちょっと頑張ればなんとか参加できる人も多いでしょう。
こうした人たちが、たとえば共働きの家庭に「働いているからって逃げるのは許しませんよ」と、悪意もなく言ってしまうことがあるわけですね。
そのように言われてしまった夫婦は、会合に参加するために、家事労働の時間をけずることになる。もしかしたら夕食をつくる時間がなくなって外食になってしまうかもしれない。場合によっては、貴重な親子の時間がなくなってしまうこともあります。
これでは本末転倒です。誰もがPTAに参加することが平等にみえますが、じつは人によって参加コストが違うんですね。
これは、多数決による決定が正統性を失う場合の典型的な場面の一つといえます。
-*-*-*-*-*-引用終わり-*-*-*-*-*-
今回は「正統性」ということで、分かったような・・・(知能指数の限界を感じる)
◆「国家が国民の人権や自由・平等を尊重することを約束するから、というものです。国家がこうした約束を守ることによって、国家が権力を独占し、国民を強制的に加入させ、ルールに従わせる正統性が確保できる」(立憲主義)
◆「誰もが納得してルールや決定に従うことができるような団体であれば、その団体には正統性があるということになりますし、それがその団体の魅力のひとつになるでしょう。反対に正統性のない団体は、いわゆる「ブラック」な団体になってしまうのだと思います。」
◆(前回の記事で引用させていただいたが)「入退会が自由でないPTAや、強制加入させた会員に仕事を押し付けるPTAは、「違法PTA」なんですね。」
いかんせん、「の-がくぶ」出身のボクには、正しい理解がおぼつかない。
今夜の理解度としては、「何ら(PTAの会則や活動や予算執行などの)説明もなく、入学をもって会員とし、給食費と一緒に銀行引落手続きをさせ、役割分担時には出席し理由を公衆の面前で説明しないといけないとしたり、非加入届を出したら、「(期日Pまでに返事がなければ)お子さまは集団登校を希望しないと理解する」などという自校のPTAは「ブラック」であり、「違法PTA」であり、なんら「正統性」をもたない団体だということだろう。
くじ引きで当たった役員さんには、お気の毒なことだと思う。そんな団体にしたのは、歴代役員と声を上げなかったP会員とT会員なのだが、P役員は毎年総入れ替え。対して、校長・教頭は参与や副会長として毎年役員を歴任している。
P連(市PTA連合会、県PTA連絡協議会、日P)に分担金などと称して、一般会員からの会費から金を送金しているが、P連は何か自校や自校の児童に役立つ活動をしてくれた?保険利益や上納金は誰がどのように使っているのか自校P役員はしらないだろうなぁ。
2013年6月26日水曜日
速報! 木村草太准教授のインタビュー記事 「違法PTA」について
首都大学東京で憲法学を専門にされておられる木村草太准教授の寄稿が新聞に掲載されたことは過去の備忘録に書いた。http://parsave2013k.blogspot.jp/2013/04/blog-post.html
ボクと違って理路整然とした記事で、その内容も「PTAの強制加入は憲法違反」、「強制徴収した会費でプレゼントを配るのは一種の押し売り」など、ボクはディープインパクトを受けた。
この記事は、是非、読み返したい。
さて、この木村草太准教授のインタビュー記事がwebに掲載されたと知って、早速、拝読した。
そのURLはhttp://synodos.jp/intro/4633
記事の題名は「わたしたちの自由はどうやって守られているのだろう ―― 繊細な憲法を壊さないために 憲法学者・木村草太氏インタビュー」
そのweb記事から、一部を抜粋する。全文は上記URL参照。後日、プリントアウトしたい。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
「違法PTA」ってなんだ!?
好きでPTAに入会されたのであればとくに問題はないですが、入退会が自由でないPTAや、強制加入させた会員に仕事を押し付けるPTAは、「違法PTA」なんですね。
PTAのなかには、入会申請書を作ってもいないし、届けてもいないのに保護者を会員登録してしまうPTAがある。なぜこんなことができるかというと、学校から流してもらった名簿を使って会員名簿を作るからです。法的には、そもそも、この時点でアウトで、違法PTAになります。なぜなら、これは学校による「同意のない個人情報の第三者提供」を前提とした運営だからです。
PTAって、子どもを人質にして、強制的に運営できてしまう場合があるんです。実際、PTAを退会しようとしたら、「退会してもいいけど、お子さんがいじめられるかもしれないですよ」と言われたことがある人もいるようです。こういうことを言う人は親切で気遣っているつもりでしょうが、言われた側からしたら脅迫を受けたような感じになるわけで、これは、もう一発退場の不法行為でしょう。
違法PTAから「うちは良いことだってやっているんだ! そんなことをいって潰れたらどうするんだ!」と怒られることもあります。しかし、たとえば、研究費の不正利用を指摘された大学教授が、「おれは有意義な研究をやっているんだ! だからいいだろ!」って言っても相手にされないですよね。どんなに良いことをやっていても、違法行為はやってはいけません。
「違法PTA」って言葉を流行らせたいと思っているんです。違法PTAは撲滅しなくちゃいけませんからね。
多数決の決定が正統性を失うとき
誰もがPTAに参加することが平等にみえますが、じつは人によって参加コストが違うんですね。
これは、多数決による決定が正統性を失う場合の典型的な場面の一つといえます。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
(「正統性」は原文のまま。「正当性」ではなく、「正統性」。意味の違いについては現在不明)
「多数決による決定が正統性を失う場合」
この言葉を読んで、勉強になったのはもちろん、「自治会費に寄附金を上乗せするのは違法」という最高裁判決を思い出した。
自治会側は総会の議決を経ており、民主的に決定していると主張したが、最高裁は、寄付するかしないかは個人の自由で、(議決に従い自治会員は全員寄付することという)総会の議決自体が無効(民法の公序良俗に違反)
というものだったと記憶している。
木村草太准教授の言葉を借りれば、
*強制・自動入会のPTAは憲法違反である「違法PTA」。入会自体が無効。
*そんな「違法PTA」の総会で何を議決しても、無効。
*希望しない人に役を押しつけたり、活動を強いるようなことは不法行為
「違法PTA」は、多数決で決まったからと偉そうなこと言うなよ。
まずは、自らの襟を正しなさい(ちゃんと、入会届をとれよ)ってことだろう。
冒頭に示したURLの記事は「高校生のための教養入門」というページで、子どもたちに正しいメッセージを発信して頂いたと感謝している。
ボクと違って理路整然とした記事で、その内容も「PTAの強制加入は憲法違反」、「強制徴収した会費でプレゼントを配るのは一種の押し売り」など、ボクはディープインパクトを受けた。
この記事は、是非、読み返したい。
さて、この木村草太准教授のインタビュー記事がwebに掲載されたと知って、早速、拝読した。
そのURLはhttp://synodos.jp/intro/4633
記事の題名は「わたしたちの自由はどうやって守られているのだろう ―― 繊細な憲法を壊さないために 憲法学者・木村草太氏インタビュー」
そのweb記事から、一部を抜粋する。全文は上記URL参照。後日、プリントアウトしたい。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
「違法PTA」ってなんだ!?
好きでPTAに入会されたのであればとくに問題はないですが、入退会が自由でないPTAや、強制加入させた会員に仕事を押し付けるPTAは、「違法PTA」なんですね。
PTAのなかには、入会申請書を作ってもいないし、届けてもいないのに保護者を会員登録してしまうPTAがある。なぜこんなことができるかというと、学校から流してもらった名簿を使って会員名簿を作るからです。法的には、そもそも、この時点でアウトで、違法PTAになります。なぜなら、これは学校による「同意のない個人情報の第三者提供」を前提とした運営だからです。
PTAって、子どもを人質にして、強制的に運営できてしまう場合があるんです。実際、PTAを退会しようとしたら、「退会してもいいけど、お子さんがいじめられるかもしれないですよ」と言われたことがある人もいるようです。こういうことを言う人は親切で気遣っているつもりでしょうが、言われた側からしたら脅迫を受けたような感じになるわけで、これは、もう一発退場の不法行為でしょう。
違法PTAから「うちは良いことだってやっているんだ! そんなことをいって潰れたらどうするんだ!」と怒られることもあります。しかし、たとえば、研究費の不正利用を指摘された大学教授が、「おれは有意義な研究をやっているんだ! だからいいだろ!」って言っても相手にされないですよね。どんなに良いことをやっていても、違法行為はやってはいけません。
「違法PTA」って言葉を流行らせたいと思っているんです。違法PTAは撲滅しなくちゃいけませんからね。
多数決の決定が正統性を失うとき
誰もがPTAに参加することが平等にみえますが、じつは人によって参加コストが違うんですね。
これは、多数決による決定が正統性を失う場合の典型的な場面の一つといえます。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
(「正統性」は原文のまま。「正当性」ではなく、「正統性」。意味の違いについては現在不明)
「多数決による決定が正統性を失う場合」
この言葉を読んで、勉強になったのはもちろん、「自治会費に寄附金を上乗せするのは違法」という最高裁判決を思い出した。
自治会側は総会の議決を経ており、民主的に決定していると主張したが、最高裁は、寄付するかしないかは個人の自由で、(議決に従い自治会員は全員寄付することという)総会の議決自体が無効(民法の公序良俗に違反)
というものだったと記憶している。
木村草太准教授の言葉を借りれば、
*強制・自動入会のPTAは憲法違反である「違法PTA」。入会自体が無効。
*そんな「違法PTA」の総会で何を議決しても、無効。
*希望しない人に役を押しつけたり、活動を強いるようなことは不法行為
「違法PTA」は、多数決で決まったからと偉そうなこと言うなよ。
まずは、自らの襟を正しなさい(ちゃんと、入会届をとれよ)ってことだろう。
冒頭に示したURLの記事は「高校生のための教養入門」というページで、子どもたちに正しいメッセージを発信して頂いたと感謝している。
2013年6月19日水曜日
非加入届を提出したら・・・その2・・・
NHKの番組「あさイチ」の感想を書いていたり、仕事が忙しかったりで、すっかり備忘録をさぼっていた(*_*) 忘れないための備忘録も、書くことをサボってしまうと・・・(汗)
さて、これまでの流れというか、あらすじをおさらいしておく。
・自校PTAに「入りません届」を書いてだした。その経緯はhttp://parsave2013k.blogspot.jp/2013/05/3.html
・提出した非加入届はhttp://parsave2013k.blogspot.jp/2013/05/pta20134.html
そしてPTA会長様からお手紙を頂戴した。全文は割愛するが、主な内容は次の通り。
解説等は適宜記入する。
1)非加入届を受け取った。 (拒否はないので、これで非会員確定だ)
2)会えなくて残念。残念。 (ゴールデンボンバー♪)
3)あなたは、会員でないので、PTAに関する権利も義務もない。
(総論賛成。各論は・・・一枚の説明もないので詳細は不明(^^; )
はてさて、ここからが脅迫状みたいな内容がはじまる。
4)会員でないので、ご希望をお伺いしたい。
この文書を受け取ったのは、ゴールデンウィークの5日ほど前だった。つまり、平日ベースで換算すると、実質3日程度の返信の猶予しかないことになる。ゴールデンウィークは帰省や旅行する家族もある。ボクは、残念ながら、仕事に追われ、1日だけしか休めなかったし、家族サービスもできなかったが(涙)
期日のこともさることながら、「希望を聞く」と書いてあったかと思えば、「希望しないとみなす」と勝手に結論を提示しているのも怒れる。
最も、醜悪なのは、お前の子どもは集団登校に入れてやらないぞ!という子どもを人質にとったような脅迫めいた書き方だ。
NHK「あさイチ」で全国に紹介された悪い例=「PTAを退会の意向を示したら、教員から『子どもが集団登校に加われないよ』と言われた」という悪い例と全く同じだ。PTAに入らない親に対して、その子どもを差別することで、PTA非会員に圧力をかけてやろう!というやり方は、PTAか教育界のマニュアルにでもあるのだろうか。それとも、人間の心の奥底に潜む、悪魔のカケラか何かがそうさせるのだろうか。
ボクは、PTA役員がPTA素人のために頓珍漢なことを言ったとしても許せるし、逆に、可哀想だなぁとも思う。単Pの役員さんは(P連・日Pの給料が出る連中とは違って)無償奉仕活動をしているわけだから、大目にみてあげないといけないとも思う。
しかし、既に集団登校の列に加わって登校している学校に通い始めて1ヶ月も経たない子どもを、その親がPTA非加入届を出したら、その返事に集団登校を希望しないとみなすと書いてよこせるのは、PTAに関して不勉強とか不慣れという次元ではない。
人間として、どうかという問題だ。
当然ながら、怒りの手紙を書いた。その手紙には、この記事で書いた木村草太准教授の新聞記事も添付し、適宜引用させていただいた。
そして、返信が来るのを待たず、後日、警察に電話をし、実際に相談しにも伺った。刑法第222条脅迫罪じゃないの?ってね。
ところで、なかなか、ノリのいい警察官にあたったのか、たまたまテンションが高かったのかわからないが、ボクにはアントニオ猪木の「元気ですか?!」調に聞こえたのだが、
(アントニオ猪木調で) 「告訴しますかっ!」
って言われたので、思わず笑ってしまい、笑ってはいけないと思いつつも、しばらく笑いが止まらなかった(^^)
この続きは、また忘れないように近々書こう。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
尚、ボクの子どもは、それまでも、この手紙をもらった後も、今も、元気で集団登校の列に加わっているし、学校生活を楽しみながら過ごしている。
さて、これまでの流れというか、あらすじをおさらいしておく。
・自校PTAに「入りません届」を書いてだした。その経緯はhttp://parsave2013k.blogspot.jp/2013/05/3.html
・提出した非加入届はhttp://parsave2013k.blogspot.jp/2013/05/pta20134.html
そしてPTA会長様からお手紙を頂戴した。全文は割愛するが、主な内容は次の通り。
解説等は適宜記入する。
1)非加入届を受け取った。 (拒否はないので、これで非会員確定だ)
2)会えなくて残念。残念。 (ゴールデンボンバー♪)
3)あなたは、会員でないので、PTAに関する権利も義務もない。
(総論賛成。各論は・・・一枚の説明もないので詳細は不明(^^; )
はてさて、ここからが脅迫状みたいな内容がはじまる。
4)会員でないので、ご希望をお伺いしたい。
- PTAの配布物の受け取りを希望するか。
- 集団登校はPTAの活動。銀様の「旗振り当番」とお子さまの集団登校を希望するか。
- 1週間以内に返事がない場合は、1,2とも希望しないとみなす。
この文書を受け取ったのは、ゴールデンウィークの5日ほど前だった。つまり、平日ベースで換算すると、実質3日程度の返信の猶予しかないことになる。ゴールデンウィークは帰省や旅行する家族もある。ボクは、残念ながら、仕事に追われ、1日だけしか休めなかったし、家族サービスもできなかったが(涙)
期日のこともさることながら、「希望を聞く」と書いてあったかと思えば、「希望しないとみなす」と勝手に結論を提示しているのも怒れる。
最も、醜悪なのは、お前の子どもは集団登校に入れてやらないぞ!という子どもを人質にとったような脅迫めいた書き方だ。
NHK「あさイチ」で全国に紹介された悪い例=「PTAを退会の意向を示したら、教員から『子どもが集団登校に加われないよ』と言われた」という悪い例と全く同じだ。PTAに入らない親に対して、その子どもを差別することで、PTA非会員に圧力をかけてやろう!というやり方は、PTAか教育界のマニュアルにでもあるのだろうか。それとも、人間の心の奥底に潜む、悪魔のカケラか何かがそうさせるのだろうか。
ボクは、PTA役員がPTA素人のために頓珍漢なことを言ったとしても許せるし、逆に、可哀想だなぁとも思う。単Pの役員さんは(P連・日Pの給料が出る連中とは違って)無償奉仕活動をしているわけだから、大目にみてあげないといけないとも思う。
しかし、既に集団登校の列に加わって登校している学校に通い始めて1ヶ月も経たない子どもを、その親がPTA非加入届を出したら、その返事に集団登校を希望しないとみなすと書いてよこせるのは、PTAに関して不勉強とか不慣れという次元ではない。
人間として、どうかという問題だ。
当然ながら、怒りの手紙を書いた。その手紙には、この記事で書いた木村草太准教授の新聞記事も添付し、適宜引用させていただいた。
そして、返信が来るのを待たず、後日、警察に電話をし、実際に相談しにも伺った。刑法第222条脅迫罪じゃないの?ってね。
ところで、なかなか、ノリのいい警察官にあたったのか、たまたまテンションが高かったのかわからないが、ボクにはアントニオ猪木の「元気ですか?!」調に聞こえたのだが、
(アントニオ猪木調で) 「告訴しますかっ!」
って言われたので、思わず笑ってしまい、笑ってはいけないと思いつつも、しばらく笑いが止まらなかった(^^)
この続きは、また忘れないように近々書こう。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
尚、ボクの子どもは、それまでも、この手紙をもらった後も、今も、元気で集団登校の列に加わっているし、学校生活を楽しみながら過ごしている。
2013年5月28日火曜日
NHK あさイチの 「どう付き合う?イマドキPTA」を見て-その3-
NHK あさイチの 「どう付き合う?イマドキPTA」を見て-その3-
文中の注はボクが記入。時間の表記は放映された時間。
ストーリー:ご主人がリストラにあった吉田さん(仮称)はフルタイムで働きに出るようになった。
(この辺りから、再現フィルムが放映される。)
PTA役員の選択書類が配られたが、それは何某かの役(委員)をやるよう○印を入れる用紙で、ご丁寧に「×はありません」と書いてあった。吉田さんは「役ができない理由を手紙に書いてPTA役員に渡したが、クラス全員の前でその手紙を読まれた」(注:プライバシーの侵害。不法行為。)
(PTA役員と思われる女性が叫ぶ):
「PTAは全員参加です。いかなる理由も(役員や委員を)断る理由にはなりません!」
(吉田さんのコメント):「PTAの事情が何よりも優先させられる」
PTAを辞めたいと言ったら、学校のPTA担当教師から電話がかかってきた。それは「耳を疑うような内容(byNHK)だった。」
「うちのPTAは全員、自動加入がルール。もし辞めたら、お子さんは集団登校の班にも入れません。行事のときの記念品やプレゼントも渡せませんからね。PTAに入らないなんて親としてどうかと思いますよ。」(08:51)
吉田さん「子どもがかわいそうですよと、言い方は優しんですけど、結局、内容は脅しなんです。」「怖いというか、嫌になっちゃった。これ以上、学校に係りたくないという感じになっちゃった。」
ここで、加藤教授による解説が入る。(08:52)
・PTAは任意加入の団体、法律的に参加を義務づけられているものではまったくない
・「やりたい人が やるもの」(注:できるどうかを他人が判断するのではない!)
・「あなたは役を1回はやりなさいと押し付けられるものではなく、そのようなことがあってはならない」
・現:文科省が各都道府県教育委員会に出した「PTA参考規約」が紹介される。「入会自由の精神」「(入退会に際して)いささかも強制があってはならない」
・3年前、文科省はPTAが任意団体であることを(再度)示した内容の文書を配布した。
「PTA自体が悪いわけではないけれど、時代に合わななくなってきている面がある。
(水道橋博士)「これ、全然、知らなかったですね。」
(08:57)PTAの会費負担について:非会員は会費を払ってないけど・・・どうなんだ?という趣旨の質問に対して、今野元文科省PTA担当が的確な解説をなさった。
「会員でなければ会費払いませんよね。だけど、PTAは自分の子どものためではなく、子ども全体のためにやるものですから、親が入っているからどうかは別に、きちんと、子ども全体のために分け隔てなくやるというのが前提です。」
(09:12)入退会自由を2年前から表明している岡山県の西小学校PTA(生徒数1300人)の模様が紹介される。
PTA会長「まずご自分の仕事、子どもたちのことが第一であって、無理なく「今年は1回しか行けなかった」そんなことは全然気にせずに、できるときに来ていただいて、できることをしていただいたら結構です(笑顔)。」
又野尚(漫画家)「すごく羨ましい気持ちになりました。」「じゃぁ、自分の学校に合うかどうかは、私にはわからない。」(それはどういうところですか)「こんなにボランティアの方があつまるか・・・一部の方に集中して、多分、やっちゃうんじゃないかな。これ幸いに、来なくなる人も、結構、うちの学校・・・あるんじゃないかなぁという気がする。」
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
ボクの感想:上記は、PTA本来の入退会自由な任意団体という最初のボタンをどのように掛けているかによって生じる悪い例と良い例をを対比させているのだと感じた。
1)強制・自動・全員加入など、入退会自由を説明せず、本人の意思確認をしていない場合
=>基本的人権、自由権や個人の尊厳を無視することから始まっている
=>PTA組織の理論が最優先で、組織を守るため委員・役員を強制割り当て
=>個々人の事情を無視。いかなる理由も(役員や委員を)断る理由にはなりません!
=>もしくは、個々人の事情を、他人が判断する。
(プライバシーの公開を強要したり、欠席裁判的手法、くじ引き等)
=>奉仕の強制。子どもとの時間を搾取。ストレスや疾病の発生
=>割り当てられた者とそうでない者の間に「不公平感」の発生と助長
=>受動的活動で組織の不活化。=>更なる締め付けの強化。ポイント制導入など。
=>逃がさない。逃げる者には子どもを人質に差別。脅迫。
=>憲法、諸法に違反、抵触していること多い。後ろめたさがつきまとう。
=>それらを助長、看過している学校(教育行政)への不信。
=>毎年毎年・・・役員の希望者が更にいなくなる。自縄自縛。
=>毎年、続けてやりたいとは思わない。役員が入れ替わる。素人運営の弊害。
ただし、教職員は毎年同じ役員に入っているが、PTA改革に尽力しない。
学校管理職や教職員はPTAの人権侵害を容認している。軍国主義を目指している?
2)入退会自由を表明し、希望者が希望することを行うPTAの場合。
=>基本的人権を尊重することから始まっている
=>個人と子ども、家庭や仕事を優先。PTAの組織維持や強化は二の次。
=>個々の事情を重視。希望する人がやる。いかなるできない理由も申し出る必要もない。
=>自ら希望した人が活動するので、不公平感が生じない。または増大しない。
=>能動的活動で組織が活性化。
=>逃げ道が用意されている。「入退会自由」。役員の言動も優しくなる。
=>憲法、諸法に抵触しない。社会規範を遵守できていて気持がいい。
=>入退会自由を表明しても、加入率94%。
このような対比がなされているのではないかと思った。感情論をできるだけ排して、PTAの過去からの慣習に基づく制度やシステムというものを対比するとよく分かるのではないかなぁと感じた。
そして、又野さんのコメントは、制度的なことではなく、感情的というか、感覚的な内容を示していてタイヘン面白いなぁと思った。又野さんの学校で入退会自由にすると、こんなにボランティアが集まるかどうか不安なのだ。そりゃぁ、それまで強制的に奉仕をさせていたので、自由にすると誰も集まらなくなるのではという不安につながるだろう。でも、一部の人に集中すると仰っているので、誰かやりたい人たちがいるだろうことも示唆されている。
ここでは保護者が、
(A)ボランティアに参加するだろうなぁと思われる保護者グループ と
(B)「これ幸いに、来なくなる人も、結構、あるんじゃないかなぁという気がする」グループ
に分けられるのだが、では、個人個人を思い浮かべているのかなぁというのが疑問。
あの人は絶対(B)。あの人の旦那さんは(A)。いつも文句ばかりいっているあの人は絶対(B)ね。などとなるのだろうか(^^; 漠然とABのグループ分けを論じるのは聞き流してしまうが、改めてコメントを聞くと、具体的調査に基づいてのグループ分けではなく、ただ漠然と保護者の善意を独断で測っているにすぎないのだろうと感じる。
(A)と思われた人はいいかもしれないが、自分はボランティアに行くつもりなのに(B)と思われた人にはタイヘン失礼な話しだ。名誉棄損かも(^^;
このような分析というか、考察めいたものが正しいかどうかは分からないが、多分、上記(1)の強制加入のPTAが(2)の入退会自由に踏みきれない理由の一つが、又野さんのコメントにあるような気がする。すなわち、会員数が激減するんじゃないか、組織が崩壊するのではという漠然とした恐れ。
もし入退会自由にして、組織が崩壊するようなことになったら、それはそれで、「民意」なんだからいいんじゃないかな。それまで、当該PTAがろくな活動をしてこなかったという証左になろう。
それが分かっているからこそ、入退会自由なんて宣言できないのも大きな理由だろうけど。
世の中にはPTAの無い学校だっていっぱいある。PTAがなくなっても、必要な活動には保護者が賛同し集まると思う。ボクは、保護者のほとんど全員は(A)だと思う、そう信じている。
そのボランティア精神を阻害しているのが、奉仕の強制システムなんだと思う。
付記:
阪神・淡路大震災を機にNPO法が成立し、実に多くのNPO団体が法人格を得ている。法人格を得てはいないボランティア団体も沢山ある。世の中では多くの人々がそのような団体を通してボランティア活動をしている時代になった。自ら望んで、自腹で、なおかつ、現地の人々/社会のために奉仕活動をする体験を持っている人が多くなってきている。NPO法人とPTAの対比をしてみるのも考察の方法かもしれない。
文中の注はボクが記入。時間の表記は放映された時間。
ストーリー:ご主人がリストラにあった吉田さん(仮称)はフルタイムで働きに出るようになった。
(この辺りから、再現フィルムが放映される。)
PTA役員の選択書類が配られたが、それは何某かの役(委員)をやるよう○印を入れる用紙で、ご丁寧に「×はありません」と書いてあった。吉田さんは「役ができない理由を手紙に書いてPTA役員に渡したが、クラス全員の前でその手紙を読まれた」(注:プライバシーの侵害。不法行為。)
(PTA役員と思われる女性が叫ぶ):
「PTAは全員参加です。いかなる理由も(役員や委員を)断る理由にはなりません!」
(吉田さんのコメント):「PTAの事情が何よりも優先させられる」
PTAを辞めたいと言ったら、学校のPTA担当教師から電話がかかってきた。それは「耳を疑うような内容(byNHK)だった。」
「うちのPTAは全員、自動加入がルール。もし辞めたら、お子さんは集団登校の班にも入れません。行事のときの記念品やプレゼントも渡せませんからね。PTAに入らないなんて親としてどうかと思いますよ。」(08:51)
吉田さん「子どもがかわいそうですよと、言い方は優しんですけど、結局、内容は脅しなんです。」「怖いというか、嫌になっちゃった。これ以上、学校に係りたくないという感じになっちゃった。」
ここで、加藤教授による解説が入る。(08:52)
・PTAは任意加入の団体、法律的に参加を義務づけられているものではまったくない
・「やりたい人が やるもの」(注:できるどうかを他人が判断するのではない!)
・「あなたは役を1回はやりなさいと押し付けられるものではなく、そのようなことがあってはならない」
・現:文科省が各都道府県教育委員会に出した「PTA参考規約」が紹介される。「入会自由の精神」「(入退会に際して)いささかも強制があってはならない」
・3年前、文科省はPTAが任意団体であることを(再度)示した内容の文書を配布した。
「PTA自体が悪いわけではないけれど、時代に合わななくなってきている面がある。
(水道橋博士)「これ、全然、知らなかったですね。」
(08:57)PTAの会費負担について:非会員は会費を払ってないけど・・・どうなんだ?という趣旨の質問に対して、今野元文科省PTA担当が的確な解説をなさった。
「会員でなければ会費払いませんよね。だけど、PTAは自分の子どものためではなく、子ども全体のためにやるものですから、親が入っているからどうかは別に、きちんと、子ども全体のために分け隔てなくやるというのが前提です。」
(09:12)入退会自由を2年前から表明している岡山県の西小学校PTA(生徒数1300人)の模様が紹介される。
PTA会長「まずご自分の仕事、子どもたちのことが第一であって、無理なく「今年は1回しか行けなかった」そんなことは全然気にせずに、できるときに来ていただいて、できることをしていただいたら結構です(笑顔)。」
又野尚(漫画家)「すごく羨ましい気持ちになりました。」「じゃぁ、自分の学校に合うかどうかは、私にはわからない。」(それはどういうところですか)「こんなにボランティアの方があつまるか・・・一部の方に集中して、多分、やっちゃうんじゃないかな。これ幸いに、来なくなる人も、結構、うちの学校・・・あるんじゃないかなぁという気がする。」
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ボクの感想:上記は、PTA本来の入退会自由な任意団体という最初のボタンをどのように掛けているかによって生じる悪い例と良い例をを対比させているのだと感じた。
1)強制・自動・全員加入など、入退会自由を説明せず、本人の意思確認をしていない場合
=>基本的人権、自由権や個人の尊厳を無視することから始まっている
=>PTA組織の理論が最優先で、組織を守るため委員・役員を強制割り当て
=>個々人の事情を無視。いかなる理由も(役員や委員を)断る理由にはなりません!
=>もしくは、個々人の事情を、他人が判断する。
(プライバシーの公開を強要したり、欠席裁判的手法、くじ引き等)
=>奉仕の強制。子どもとの時間を搾取。ストレスや疾病の発生
=>割り当てられた者とそうでない者の間に「不公平感」の発生と助長
=>受動的活動で組織の不活化。=>更なる締め付けの強化。ポイント制導入など。
=>逃がさない。逃げる者には子どもを人質に差別。脅迫。
=>憲法、諸法に違反、抵触していること多い。後ろめたさがつきまとう。
=>それらを助長、看過している学校(教育行政)への不信。
=>毎年毎年・・・役員の希望者が更にいなくなる。自縄自縛。
=>毎年、続けてやりたいとは思わない。役員が入れ替わる。素人運営の弊害。
ただし、教職員は毎年同じ役員に入っているが、PTA改革に尽力しない。
学校管理職や教職員はPTAの人権侵害を容認している。軍国主義を目指している?
2)入退会自由を表明し、希望者が希望することを行うPTAの場合。
=>基本的人権を尊重することから始まっている
=>個人と子ども、家庭や仕事を優先。PTAの組織維持や強化は二の次。
=>個々の事情を重視。希望する人がやる。いかなるできない理由も申し出る必要もない。
=>自ら希望した人が活動するので、不公平感が生じない。または増大しない。
=>能動的活動で組織が活性化。
=>逃げ道が用意されている。「入退会自由」。役員の言動も優しくなる。
=>憲法、諸法に抵触しない。社会規範を遵守できていて気持がいい。
=>入退会自由を表明しても、加入率94%。
このような対比がなされているのではないかと思った。感情論をできるだけ排して、PTAの過去からの慣習に基づく制度やシステムというものを対比するとよく分かるのではないかなぁと感じた。
そして、又野さんのコメントは、制度的なことではなく、感情的というか、感覚的な内容を示していてタイヘン面白いなぁと思った。又野さんの学校で入退会自由にすると、こんなにボランティアが集まるかどうか不安なのだ。そりゃぁ、それまで強制的に奉仕をさせていたので、自由にすると誰も集まらなくなるのではという不安につながるだろう。でも、一部の人に集中すると仰っているので、誰かやりたい人たちがいるだろうことも示唆されている。
ここでは保護者が、
(A)ボランティアに参加するだろうなぁと思われる保護者グループ と
(B)「これ幸いに、来なくなる人も、結構、あるんじゃないかなぁという気がする」グループ
に分けられるのだが、では、個人個人を思い浮かべているのかなぁというのが疑問。
あの人は絶対(B)。あの人の旦那さんは(A)。いつも文句ばかりいっているあの人は絶対(B)ね。などとなるのだろうか(^^; 漠然とABのグループ分けを論じるのは聞き流してしまうが、改めてコメントを聞くと、具体的調査に基づいてのグループ分けではなく、ただ漠然と保護者の善意を独断で測っているにすぎないのだろうと感じる。
(A)と思われた人はいいかもしれないが、自分はボランティアに行くつもりなのに(B)と思われた人にはタイヘン失礼な話しだ。名誉棄損かも(^^;
このような分析というか、考察めいたものが正しいかどうかは分からないが、多分、上記(1)の強制加入のPTAが(2)の入退会自由に踏みきれない理由の一つが、又野さんのコメントにあるような気がする。すなわち、会員数が激減するんじゃないか、組織が崩壊するのではという漠然とした恐れ。
もし入退会自由にして、組織が崩壊するようなことになったら、それはそれで、「民意」なんだからいいんじゃないかな。それまで、当該PTAがろくな活動をしてこなかったという証左になろう。
それが分かっているからこそ、入退会自由なんて宣言できないのも大きな理由だろうけど。
世の中にはPTAの無い学校だっていっぱいある。PTAがなくなっても、必要な活動には保護者が賛同し集まると思う。ボクは、保護者のほとんど全員は(A)だと思う、そう信じている。
そのボランティア精神を阻害しているのが、奉仕の強制システムなんだと思う。
付記:
阪神・淡路大震災を機にNPO法が成立し、実に多くのNPO団体が法人格を得ている。法人格を得てはいないボランティア団体も沢山ある。世の中では多くの人々がそのような団体を通してボランティア活動をしている時代になった。自ら望んで、自腹で、なおかつ、現地の人々/社会のために奉仕活動をする体験を持っている人が多くなってきている。NPO法人とPTAの対比をしてみるのも考察の方法かもしれない。
2013年5月23日木曜日
NHK あさイチの 「どう付き合う?イマドキPTA」を見て-その2-
平成25年5月20日月曜日朝放送の、NHK あさイチの 「どう付き合う?イマドキPTA」を見て-その2-
前回の備忘録で、「天下のNHK様がPTA問題を取り上げたのには理由があるのだろうと思う。PTAに係る全ての人々が平穏無事に過ごせているなら、このような番組を制作する必要すらなかっただろう。
人間社会が織りなす「現場」には、何かしらの問題がある。絶対ある。その問題の度合が、天下のNHK様が取り上げるような時代になった、もしくは、社会的な要請から無視できない状態にあって、取り上げざるを得ないことになったのかもしれない。」
と書いた。具体的な内容について、感じたところを備忘録しておく。本日の備忘録は、NHKの報道の端緒部分からの感想が中心。その後は書くのか書かないのかどうなるか、未定。気分次第といったところだな(^^;
NHK あさイチの 「どう付き合う?イマドキPTA」という番組にはNHKが取材した幾人かの「子どもを学校に通わせるお母さん」のいわゆる「生の声」や「証言というニュアンスがが正しいのではないかと思える発言」もあった。
PTA活動を行ってみて「良いまたは良かった」というコメントもあったが、その一方で、
●「役員決め:死ぬ気で逃げる。逃げたい。逃げたい。4月に入ってからずっと気が重い。主婦にとって魔の季節。主婦の試練。地獄。」という生の声や
●「役員を強制されて、肝心の子どもとの時間がほとんど取れなくなった。」「家庭を犠牲にしてまでPTAってなんだろう?」とのパラドクスや率直な疑問
●「(役員、書記は)月に1回程度の楽な仕事だと言われた。ところが・役員会や校内行事28日間・PTA連合会の会議14日間・地域の祭り・防犯の会合15日間・出張4日間・その他と年間100日以上PTAに時間を費やさざるを得なかった」という詐欺のような目に合ったという証言
●「役員辞退の理由を手紙に書いたら、(本人の同意もなく)クラスの他の方々に公開された」(プライバシー侵害)上に、クジであたったとして、役職を強制された(人権侵害)
●「PTAを退会の意向を示したら、教員から「子どもが集団登校に加われないよ」と言われた(脅迫)」という証言もあった。
(NHKはこの脅迫めいた「仲間外し宣言=いじめますよ宣言」をした教員を告発すべきではないだろうか。このような発言が本当にあったのであろうから、そんな教員には教壇より刑務所がお似合いだと思う。)
さて、先にあげた、PTAが良い・良かったと思われる方々はPTA活動に継続して参加し、何年でもPTA活動を続けられるといいと思う。日本は自由の国だし、任意団体の活動を任意に行うことを規制する法律もない。
ただし、今回の報道でも明らかになった通り、
PTAに強制・自動加入させられた人々の中には、悲しい思いやつらい思いをする人がいることが事実としてあって、自分が良い・良かったという経験をした、あるいはPTAに意義や主義主張を持っているからといって、入会前の団体の説明を怠ったり、入会時に入会届や入会申請書などの意思確認をしなかったり、全員入会していますなどと入会を強制したりしてはならないし、活動や奉仕を強制・強要・割り当てなどはしてはならない。そのようなことがなくなるよう、システムを変更することにも意欲を注いでいただきたい。
換言すると、これまでも現在も、PTAという団体は多くの人を巻き込む団体で、各PTAの実態を知らされずに入会させられた人々の中には、タイヘン苦しい思いや辛い思いや、心身のバランスを崩してしまった人がいる。そんな人が一人も出ないような団体にしなければならないと思う。それは、たまたま単年度だけだからと役員を引き受けた方々だけの責任ではなく、学校に子どもを通わせる保護者の責任もあると思った。ボクもその責任を負う一人だ。
今回のNHKの番組では、PTA会費のことについての言及は少なかったと思う。重要だと思われる言及もあったように思うが、全般(前段)を通しての印象は薄かった。入会時の意思確認をせず会費を徴収するのは、「任意加入」の任意性をどのように調査した結果からできることなのだろうか。
あるいは、公費の給食費と合算で銀行口座から引き落とされるシステムを採る(自校の場合など)は、実質的に断り難いので、問題ではないかなどの切り口はなかった。
また、具体的な活動内容の「スクラップ&ビルド」を行うために、日本国の主権者でありPTAの主権者でもある会員個々の意思・意向を「年度末にアンケート(調査)」するなどして見直すとか、会員個々の自主的な活動を募るとか、という内容には賛同する。
前例踏襲、いや、前例崇拝といったPTAはゼロベースで活動を見直すことをするほうが良いとように思う。ここで、活動の見直しは予算や決算からの見直しも意味することを忘れてはならない。企業に限らず、国や地方公共団体でも、常に費用対効果を考えている。
今回の報道では何も触れられていなかったが、PTAから学校への金品の寄付は、地方財政法などの法令に抵触する場合がある。多くの繰越金を計上している場合は、会費の適正額を見直しても然るべきかもしれない。また、負担金と称して拠出された金銭がどのように使われているか知っているか知っていないか、会員に詳細に報告されているか否か、必要か否かなども切り口としては必要だと思った。もちろん、今回は「初回」だろうから、詰め込みすぎてもいけないのだろうが。
今夜の、結びにしようと思うが・・・
NHKが加藤教授の取材をし放映したのは、加藤教授がPTA問題に詳しいというだけでなく、ご紹介をされておられた「文科省によるPTAの参考規約」にある「自由入会の精神」や「会員になることも、会員に止まることも自覚に基づく個人個人の由由であって、いささかも強制があってはならない。 」ということが、種々様々であろう各単位PTAの本質を左右する第一義の評価軸・分析軸だからではないだろうか。
(今夜は、ずいぶん・・・酔っぱらったなぁ・・・後日、誤字脱字や論旨を訂正しよう)
(^^;
前回の備忘録で、「天下のNHK様がPTA問題を取り上げたのには理由があるのだろうと思う。PTAに係る全ての人々が平穏無事に過ごせているなら、このような番組を制作する必要すらなかっただろう。
人間社会が織りなす「現場」には、何かしらの問題がある。絶対ある。その問題の度合が、天下のNHK様が取り上げるような時代になった、もしくは、社会的な要請から無視できない状態にあって、取り上げざるを得ないことになったのかもしれない。」
と書いた。具体的な内容について、感じたところを備忘録しておく。本日の備忘録は、NHKの報道の端緒部分からの感想が中心。その後は書くのか書かないのかどうなるか、未定。気分次第といったところだな(^^;
NHK あさイチの 「どう付き合う?イマドキPTA」という番組にはNHKが取材した幾人かの「子どもを学校に通わせるお母さん」のいわゆる「生の声」や「証言というニュアンスがが正しいのではないかと思える発言」もあった。
PTA活動を行ってみて「良いまたは良かった」というコメントもあったが、その一方で、
●「役員決め:死ぬ気で逃げる。逃げたい。逃げたい。4月に入ってからずっと気が重い。主婦にとって魔の季節。主婦の試練。地獄。」という生の声や
●「役員を強制されて、肝心の子どもとの時間がほとんど取れなくなった。」「家庭を犠牲にしてまでPTAってなんだろう?」とのパラドクスや率直な疑問
●「(役員、書記は)月に1回程度の楽な仕事だと言われた。ところが・役員会や校内行事28日間・PTA連合会の会議14日間・地域の祭り・防犯の会合15日間・出張4日間・その他と年間100日以上PTAに時間を費やさざるを得なかった」という詐欺のような目に合ったという証言
●「役員辞退の理由を手紙に書いたら、(本人の同意もなく)クラスの他の方々に公開された」(プライバシー侵害)上に、クジであたったとして、役職を強制された(人権侵害)
●「PTAを退会の意向を示したら、教員から「子どもが集団登校に加われないよ」と言われた(脅迫)」という証言もあった。
(NHKはこの脅迫めいた「仲間外し宣言=いじめますよ宣言」をした教員を告発すべきではないだろうか。このような発言が本当にあったのであろうから、そんな教員には教壇より刑務所がお似合いだと思う。)
さて、先にあげた、PTAが良い・良かったと思われる方々はPTA活動に継続して参加し、何年でもPTA活動を続けられるといいと思う。日本は自由の国だし、任意団体の活動を任意に行うことを規制する法律もない。
ただし、今回の報道でも明らかになった通り、
PTAに強制・自動加入させられた人々の中には、悲しい思いやつらい思いをする人がいることが事実としてあって、自分が良い・良かったという経験をした、あるいはPTAに意義や主義主張を持っているからといって、入会前の団体の説明を怠ったり、入会時に入会届や入会申請書などの意思確認をしなかったり、全員入会していますなどと入会を強制したりしてはならないし、活動や奉仕を強制・強要・割り当てなどはしてはならない。そのようなことがなくなるよう、システムを変更することにも意欲を注いでいただきたい。
換言すると、これまでも現在も、PTAという団体は多くの人を巻き込む団体で、各PTAの実態を知らされずに入会させられた人々の中には、タイヘン苦しい思いや辛い思いや、心身のバランスを崩してしまった人がいる。そんな人が一人も出ないような団体にしなければならないと思う。それは、たまたま単年度だけだからと役員を引き受けた方々だけの責任ではなく、学校に子どもを通わせる保護者の責任もあると思った。ボクもその責任を負う一人だ。
今回のNHKの番組では、PTA会費のことについての言及は少なかったと思う。重要だと思われる言及もあったように思うが、全般(前段)を通しての印象は薄かった。入会時の意思確認をせず会費を徴収するのは、「任意加入」の任意性をどのように調査した結果からできることなのだろうか。
あるいは、公費の給食費と合算で銀行口座から引き落とされるシステムを採る(自校の場合など)は、実質的に断り難いので、問題ではないかなどの切り口はなかった。
また、具体的な活動内容の「スクラップ&ビルド」を行うために、日本国の主権者でありPTAの主権者でもある会員個々の意思・意向を「年度末にアンケート(調査)」するなどして見直すとか、会員個々の自主的な活動を募るとか、という内容には賛同する。
前例踏襲、いや、前例崇拝といったPTAはゼロベースで活動を見直すことをするほうが良いとように思う。ここで、活動の見直しは予算や決算からの見直しも意味することを忘れてはならない。企業に限らず、国や地方公共団体でも、常に費用対効果を考えている。
今回の報道では何も触れられていなかったが、PTAから学校への金品の寄付は、地方財政法などの法令に抵触する場合がある。多くの繰越金を計上している場合は、会費の適正額を見直しても然るべきかもしれない。また、負担金と称して拠出された金銭がどのように使われているか知っているか知っていないか、会員に詳細に報告されているか否か、必要か否かなども切り口としては必要だと思った。もちろん、今回は「初回」だろうから、詰め込みすぎてもいけないのだろうが。
今夜の、結びにしようと思うが・・・
NHKが加藤教授の取材をし放映したのは、加藤教授がPTA問題に詳しいというだけでなく、ご紹介をされておられた「文科省によるPTAの参考規約」にある「自由入会の精神」や「会員になることも、会員に止まることも自覚に基づく個人個人の由由であって、いささかも強制があってはならない。 」ということが、種々様々であろう各単位PTAの本質を左右する第一義の評価軸・分析軸だからではないだろうか。
(今夜は、ずいぶん・・・酔っぱらったなぁ・・・後日、誤字脱字や論旨を訂正しよう)
(^^;
2013年5月22日水曜日
NHK あさイチの 「どう付き合う?イマドキPTA」を見て-その1-
平成25年5月20日月曜日にNHKの「あさイチ」という番組で「どう付き合う?イマドキPTA」と題した番組があった。事前に番組予告されていたものの、ボクは朝の6時半には自宅を出て終日テレビが見られない場所にいた。帰宅後、録画を見た。
まず、公共放送を自認する天下のNHK様がPTA問題を取り上げたのには理由があるのだろうと思う。PTAに係る全ての人々が平穏無事に過ごせているなら、このような番組を制作する必要すらなかっただろう。
人間社会が織りなす「現場」には、何かしらの問題がある。絶対ある。その問題の度合が、天下のNHK様が取り上げるような時代になった、もしくは、社会的な要請から無視できない状態にあって、取り上げざるを得ないことになったのかもしれない。
例えば、相撲。
神代の時代からあるという相撲は神事でもあったそうで、国技を自称されておられることもあってか、NHK様は現代でも長年にわたって、毎年、春場所から始まり冬場所に至るまで、その他を含め多く放映をされておられる。
ところが、相撲協会の不祥事などがあれば、それはそれで問題だとして、公平に取材をし報道をされておられる。是々非々の対応だと思われる。
例えば、自動車。
現代社会にあって、ボクのような田舎ぐらしの人間には欠かせない交通手段。日本企業の技術の粋を集めた国産車によって、ボクの生活は成り立っていると言っても過言ではない。多分、日本国中、いや、世界中の人々の多くが自動車の恩恵を受けていると思う。
ところが、自動車の部品の一つ、または、複数に欠陥があった場合、重大な事故を招く場合があり、そのような事案が発見・発表された時には、NHK様もその旨を報じる。
そのような報道に接して、自動車会社に勤める人々は「俺たちは頑張っているのに、失礼じゃないか!」とは言わない。
さて、PTA。
戦後、GHQによって強制的に導入されたこの組織は、日本国民に民主主義を学ばせるためにも導入されたと聞く。
現在では、日本全国でPTAという組織の会員とされている人々は一千万人?とかの多くいるらしく、過去にPTAに係った人を数えると億単位になるのではないかと思われる。
「やってよかった」「学校のことがわかって良かった」「学校任せにしてはいけない」「(なんとなく)子どものために」など、その活動には過去から一定程度の成果や社会的貢献や個人の幸せを見出せるのかもしれない。
ところが、「やらなきゃよかった」「義務と強制で苦痛」「憂鬱」「地獄」「PTA利権はご勘弁」などという人もいるのは事実だ。
自動車の例をあげたが、順風満帆に走っている場合は、誰も文句はない。ところが、一見、何も問題ない便利なユニットやシステムであっても、排気ガスの問題や運転者によっては凶器になったり、ボタンを掛け違えれば人を不幸にする場合があることもわかってきた。
PTAも同じだ。マスコミが取り上げるには、それなりの(昔からあったのだろう)問題があるという社会認識が、今や、NHK様もそれを包み隠せない次元にまで来たということだと思う。
神代の代の力士には想像だにできなかったであろうインターネットの普及もあり、それまで露見しなかったPTA問題を社会で共有し、改善に向けての歯車に拍車をかける時代の要請があったことと推測している。
その拍車とは、これも時代に合わせて、馬力ではなく、自動車のエンジンのように爆発的なものになるよう期待したい。
◆50年ほど昔には、「赤紙」という戦争へ行きなさいという国家らからの命令書「招集礼状」があった。戦争時の日本には基本的人権などなかった。教育の中立性と聞くが、実際の教育現場で行われているPTAへの強制・自動加入入会システムは、戦時中の軍国主義を彷彿とさせる。
◆保護者の自由意思を優先、確認せず、全員、子どもの入学をもってPTA会員とするシステムを容認・看過している学校管理職、教育委員会、文科省は、軍国主義の再来を願っているのだろうか。それとも、軍国主義を崇拝しているのだろうか。
◆自校のPTAから比べれば、戦時中のほうがよかったかもしれない。自校のPTAでは赤紙一枚ないのだから。
NHK様が報道された 「どう付き合う?イマドキPTA」を見ての具体的な感想は、後日に備忘録したい。
まず、公共放送を自認する天下のNHK様がPTA問題を取り上げたのには理由があるのだろうと思う。PTAに係る全ての人々が平穏無事に過ごせているなら、このような番組を制作する必要すらなかっただろう。
人間社会が織りなす「現場」には、何かしらの問題がある。絶対ある。その問題の度合が、天下のNHK様が取り上げるような時代になった、もしくは、社会的な要請から無視できない状態にあって、取り上げざるを得ないことになったのかもしれない。
例えば、相撲。
神代の時代からあるという相撲は神事でもあったそうで、国技を自称されておられることもあってか、NHK様は現代でも長年にわたって、毎年、春場所から始まり冬場所に至るまで、その他を含め多く放映をされておられる。
ところが、相撲協会の不祥事などがあれば、それはそれで問題だとして、公平に取材をし報道をされておられる。是々非々の対応だと思われる。
例えば、自動車。
現代社会にあって、ボクのような田舎ぐらしの人間には欠かせない交通手段。日本企業の技術の粋を集めた国産車によって、ボクの生活は成り立っていると言っても過言ではない。多分、日本国中、いや、世界中の人々の多くが自動車の恩恵を受けていると思う。
ところが、自動車の部品の一つ、または、複数に欠陥があった場合、重大な事故を招く場合があり、そのような事案が発見・発表された時には、NHK様もその旨を報じる。
そのような報道に接して、自動車会社に勤める人々は「俺たちは頑張っているのに、失礼じゃないか!」とは言わない。
さて、PTA。
戦後、GHQによって強制的に導入されたこの組織は、日本国民に民主主義を学ばせるためにも導入されたと聞く。
現在では、日本全国でPTAという組織の会員とされている人々は一千万人?とかの多くいるらしく、過去にPTAに係った人を数えると億単位になるのではないかと思われる。
「やってよかった」「学校のことがわかって良かった」「学校任せにしてはいけない」「(なんとなく)子どものために」など、その活動には過去から一定程度の成果や社会的貢献や個人の幸せを見出せるのかもしれない。
ところが、「やらなきゃよかった」「義務と強制で苦痛」「憂鬱」「地獄」「PTA利権はご勘弁」などという人もいるのは事実だ。
自動車の例をあげたが、順風満帆に走っている場合は、誰も文句はない。ところが、一見、何も問題ない便利なユニットやシステムであっても、排気ガスの問題や運転者によっては凶器になったり、ボタンを掛け違えれば人を不幸にする場合があることもわかってきた。
PTAも同じだ。マスコミが取り上げるには、それなりの(昔からあったのだろう)問題があるという社会認識が、今や、NHK様もそれを包み隠せない次元にまで来たということだと思う。
神代の代の力士には想像だにできなかったであろうインターネットの普及もあり、それまで露見しなかったPTA問題を社会で共有し、改善に向けての歯車に拍車をかける時代の要請があったことと推測している。
その拍車とは、これも時代に合わせて、馬力ではなく、自動車のエンジンのように爆発的なものになるよう期待したい。
◆50年ほど昔には、「赤紙」という戦争へ行きなさいという国家らからの命令書「招集礼状」があった。戦争時の日本には基本的人権などなかった。教育の中立性と聞くが、実際の教育現場で行われているPTAへの強制・自動加入入会システムは、戦時中の軍国主義を彷彿とさせる。
◆保護者の自由意思を優先、確認せず、全員、子どもの入学をもってPTA会員とするシステムを容認・看過している学校管理職、教育委員会、文科省は、軍国主義の再来を願っているのだろうか。それとも、軍国主義を崇拝しているのだろうか。
◆自校のPTAから比べれば、戦時中のほうがよかったかもしれない。自校のPTAでは赤紙一枚ないのだから。
NHK様が報道された 「どう付き合う?イマドキPTA」を見ての具体的な感想は、後日に備忘録したい。
2013年5月19日日曜日
非加入届を提出したら・・・
非加入届を提出したら・・・
非加入届を受け取ったという連絡があったことは以前の記事(非加入届を出した経緯-その2-の文末)で書いたが、その電話連絡は教頭先生より、平日の夕方に拙宅への電話だった。
ボクは自宅外で働いているので、病気や特別な理由がなければ、平日の夕方に自宅に居ることはない。ということで、教頭先生からの電話は妻が受けた。
「非加入届を受け取った。PTA会長に渡した。PTA会長が話したいという意向なので、貴個人情報である電話番号を教えていいか。」というような問い合わせであったそうだ。
妻は「主人から返事させます」と返答した。
後日、教頭先生に電話をした。「個人情報を任意団体に教えないでください。」と伝えたところ、教頭先生から「PTA会長が自分の電話番号を教えてもいいと言っています」と言われた。ボクは、「電話はお互いの時間を合わせないといけない。忙しいので、PTA会長が何か仰りたいことがあれば、お手紙をくださればいい。」と返答した。
PTA会長様は男性で、恐らく日々の職業をもっておられる方だと思う。ボクは日本社会の底辺を這いずり回っている身の上でもあるし、お互いの時間を合わせて電話だ面談だと、時間を合わせるのはお互いに難しいのではないだろうか。
手紙なら、子どもが毎日学校へ持ち帰りする「連絡袋」に入れてくれればいいし、お互いの読める時間に読めばいいので便利だと思う。何より、言った言わない、聞いた聞いてないなどの水掛け論がなくなり、時間の節約になる。文字はこの地球上で(たぶん)人類だけが持つ知的財産だ。
そして、お互いに、、、になった時の証拠にもなる。
ボクの個人的な推測だが、、、
全員加入、強制加入、自動加入、などの名称を問わず、初めての、もしくは、その存在を秘匿したいであろう非加入者・退会者が出現した時には、組織側はある程度の戸惑いや同調圧力を強めるのではないだろうか。
まずは、「お考えを詳しく聞きたい」「是非、直接会って話したいことがある」などと言ってくるかもしれない。そして、あの手この手で翻意を促すことも考えるだろう。脅したり?すかしたり?一定程度の説得を試みて、それでもダメなら法的根拠のないPTAに「入らない」と主張している大人を強制的に加入させることはできないので、組織側は諦めるしかない。
そうなった場合に、組織側が考えるのは、非会員の扱いをどうしたらいいかということだろう。
非会員が【のうのう】としていると、次々と非会員が増えて、会員数が減少し、組織率が低くなり、引いては組織の維持が困難になるのでないか=>ただでさえ、役員のなり手がなく、毎年毎年、次年度役員を決めるのに苦労し、一子一役や一人一役のノルマを達成していない≒事情があるかもしれない世帯から、引き受けてくれそうな人(PAT役員のなんたるかをよく知らない人も多い)を推薦制度などという名のもとに引っ張り出してこなくてはならない現状がさらに窮地に追いやられる・・・などと考えてもおかしくない。
実際に、(ネットでいろいろ検索していみたりしたことも含めると)、それまでPTAにあまり関心のなかった保護者がヒトタビ役員になった場合、右も左もわからないこともあってか、とりあえず前例を踏襲することから始め、何とか組織を維持しようとする防衛本能のような心理が働くらしい。
そうなると、目的が組織の維持優先となり、組織を構成する会員各個人の基本的人権や個人の尊厳が軽視され、○○●●個人にとってはトホホなことになってしまう○○●●
そんなふうに考えると、非会員の存在を隠匿するということが起こり得る。非会員はどちらかというとPTAにかかわりたくないと思っている人が多いだろうから、「私はPTAに入ってません!」と宣伝して回る人も少ないと思われる。組織としては、全員加入しているとして活動を進めたほうがいいと思うかもしれない。
また、任意加入の団体に、任意に加入しない人が出れば、それまで強制的・自動的に加入させられ会費を引き落とされてきた人々は、金銭面や労働面で不公平と感じることもあるかもしれない。
自分たちの会費で印刷されたプリントを、一円も負担していない非加入者に配られるの?それって不公平じゃない?ってな感じだ。このような感情が湧き起こるかもしれないことは理解できる。もともと、ボランティア精神があって自主的に入会した人でないからだ。
ボクは自主的にボランティア活動をしている。交通費、宿泊費、食費などすべて自腹で、現地の人々のために、もちろん無償で奉仕活動をする。時にはお土産と称してお菓子なども持参したりする。子どもたちにお土産のお菓子を配るときに、「君のお父さんあお母さんは、ボクの所属する団体の会員で会費を払ってくれてるのかな?えっ違うんだぁ。それじゃぁお菓子はあげられないね。」なぁ-んてことは一切ない。全員に配る。
もし、某PTAが災害を被った村にボランティアに赴いたとしよう。そこで寒くて凍えている親子に出会ったら、まず、なんて話しかけるんだろう。
「あなたはPTAの会員ですか?」
そんな笑えない話を考えていたら、学校長とPTA会長からそれぞれ封筒に入ったお手紙を子どもが持ち帰った(平成25年4月24日)。
PTA会長の手紙は驚愕すべき”スカタン”なものだった。そう、脅迫といっていいかもしれないスカタンな内容を含んでいた!
(つづく)
非加入届を受け取ったという連絡があったことは以前の記事(非加入届を出した経緯-その2-の文末)で書いたが、その電話連絡は教頭先生より、平日の夕方に拙宅への電話だった。
ボクは自宅外で働いているので、病気や特別な理由がなければ、平日の夕方に自宅に居ることはない。ということで、教頭先生からの電話は妻が受けた。
「非加入届を受け取った。PTA会長に渡した。PTA会長が話したいという意向なので、貴個人情報である電話番号を教えていいか。」というような問い合わせであったそうだ。
妻は「主人から返事させます」と返答した。
後日、教頭先生に電話をした。「個人情報を任意団体に教えないでください。」と伝えたところ、教頭先生から「PTA会長が自分の電話番号を教えてもいいと言っています」と言われた。ボクは、「電話はお互いの時間を合わせないといけない。忙しいので、PTA会長が何か仰りたいことがあれば、お手紙をくださればいい。」と返答した。
PTA会長様は男性で、恐らく日々の職業をもっておられる方だと思う。ボクは日本社会の底辺を這いずり回っている身の上でもあるし、お互いの時間を合わせて電話だ面談だと、時間を合わせるのはお互いに難しいのではないだろうか。
手紙なら、子どもが毎日学校へ持ち帰りする「連絡袋」に入れてくれればいいし、お互いの読める時間に読めばいいので便利だと思う。何より、言った言わない、聞いた聞いてないなどの水掛け論がなくなり、時間の節約になる。文字はこの地球上で(たぶん)人類だけが持つ知的財産だ。
そして、お互いに、、、になった時の証拠にもなる。
ボクの個人的な推測だが、、、
全員加入、強制加入、自動加入、などの名称を問わず、初めての、もしくは、その存在を秘匿したいであろう非加入者・退会者が出現した時には、組織側はある程度の戸惑いや同調圧力を強めるのではないだろうか。
まずは、「お考えを詳しく聞きたい」「是非、直接会って話したいことがある」などと言ってくるかもしれない。そして、あの手この手で翻意を促すことも考えるだろう。脅したり?すかしたり?一定程度の説得を試みて、それでもダメなら法的根拠のないPTAに「入らない」と主張している大人を強制的に加入させることはできないので、組織側は諦めるしかない。
そうなった場合に、組織側が考えるのは、非会員の扱いをどうしたらいいかということだろう。
非会員が【のうのう】としていると、次々と非会員が増えて、会員数が減少し、組織率が低くなり、引いては組織の維持が困難になるのでないか=>ただでさえ、役員のなり手がなく、毎年毎年、次年度役員を決めるのに苦労し、一子一役や一人一役のノルマを達成していない≒事情があるかもしれない世帯から、引き受けてくれそうな人(PAT役員のなんたるかをよく知らない人も多い)を推薦制度などという名のもとに引っ張り出してこなくてはならない現状がさらに窮地に追いやられる・・・などと考えてもおかしくない。
実際に、(ネットでいろいろ検索していみたりしたことも含めると)、それまでPTAにあまり関心のなかった保護者がヒトタビ役員になった場合、右も左もわからないこともあってか、とりあえず前例を踏襲することから始め、何とか組織を維持しようとする防衛本能のような心理が働くらしい。
そうなると、目的が組織の維持優先となり、組織を構成する会員各個人の基本的人権や個人の尊厳が軽視され、○○●●個人にとってはトホホなことになってしまう○○●●
そんなふうに考えると、非会員の存在を隠匿するということが起こり得る。非会員はどちらかというとPTAにかかわりたくないと思っている人が多いだろうから、「私はPTAに入ってません!」と宣伝して回る人も少ないと思われる。組織としては、全員加入しているとして活動を進めたほうがいいと思うかもしれない。
また、任意加入の団体に、任意に加入しない人が出れば、それまで強制的・自動的に加入させられ会費を引き落とされてきた人々は、金銭面や労働面で不公平と感じることもあるかもしれない。
自分たちの会費で印刷されたプリントを、一円も負担していない非加入者に配られるの?それって不公平じゃない?ってな感じだ。このような感情が湧き起こるかもしれないことは理解できる。もともと、ボランティア精神があって自主的に入会した人でないからだ。
ボクは自主的にボランティア活動をしている。交通費、宿泊費、食費などすべて自腹で、現地の人々のために、もちろん無償で奉仕活動をする。時にはお土産と称してお菓子なども持参したりする。子どもたちにお土産のお菓子を配るときに、「君のお父さんあお母さんは、ボクの所属する団体の会員で会費を払ってくれてるのかな?えっ違うんだぁ。それじゃぁお菓子はあげられないね。」なぁ-んてことは一切ない。全員に配る。
もし、某PTAが災害を被った村にボランティアに赴いたとしよう。そこで寒くて凍えている親子に出会ったら、まず、なんて話しかけるんだろう。
「あなたはPTAの会員ですか?」
そんな笑えない話を考えていたら、学校長とPTA会長からそれぞれ封筒に入ったお手紙を子どもが持ち帰った(平成25年4月24日)。
PTA会長の手紙は驚愕すべき”スカタン”なものだった。そう、脅迫といっていいかもしれないスカタンな内容を含んでいた!
(つづく)
2013年5月16日木曜日
アカウンタビリティーとコンプライアンス-その2-総会案内と委任状
先日、子どもが「PTA総会の案内」の紙切れを持ち帰った。かわいいもので、お父さんかお母さん宛のお手紙だということは分かっているようだ(^^)
さて、その紙切れは1枚だけ、表面だけの印刷で(裏面は白紙)、表の下三分の一が委任状となっていた。
はてさて、ボクの知る常識では、総会の案内は一枚ペラでも構わないかもしれないが、委任状は総会資料と一緒に送ってくるのが常識だと思っている。上場会社の株式を持っている人ならわかると思うが、株主総会前には、総会資料と書面票決葉書(兼)委任葉書みたいなのが送られてくる。
総会資料の冊子には、社長の挨拶やら、今年度の業績の推移やらが書いてあり、審議事項の会計報告も公認会計士が作っているのだろう、企業会計報告様式に則って、細かい数字が所狭しと並んで知るし、各項目が丁寧に説明されている。
アカウンタビリティーの語源だと思われる”account”という単語は、会計や計算書という意味があって、会計報告をするには1円単位までの領収書とそれらが何故必要だったか、どのような目的の金銭であったかによって計上される勘定科目が変わってくるかもしれないし、詳しい説明をしないといけませんねということから、アカウンタビリティーというのは説明責任と訳されるようになった(とボクは思っている)。
◆子どもが持ち帰ったPTA総会の案内を見てみると、総会の日時場所、議案名が示してある。
日時 : ○月○日、○時○分より(平日の昼間)
場所 : ○○小学校講堂
議題 : 昨年度の活動報告について
昨年度の決算報告について
新年度の活動計画について
新年度の予算について
議題/議案名は一言一句正確ではないが、この4行が書いてあった。
◆「総会に出席できない人は委任状を提出してください。」との案内文があり、
その委任状はというと、一言一句正確ではないが、こんな感じだ。
「総会の議決権一切を総会の議長に委任します。総会の議決には従います。」
「年月日、子どもの氏名、保護者の氏名・印」
◆誰も問題を感じなかったのだろうか?
問題なのは、紙切れ一枚だけだということ。
◆念のため、書いておくが、どこかのボランティア団体のように、「議案内容はweb上で公開しています。ご自身でダウンロードしてください」 なんてことはない。全くの紙切れ一枚だけだ。
総会の議案の内容が何も示されていないのに、どうして自分の投票する権利(議決権)を委任できるんだろうか?それは、議決権の放棄という意味か。
組織側も、何も資料を示さず、委任状を配るとは、どんな神経をしているのか疑わしい。
これでは、目をつぶって白紙委任してくれ、というのと同じだ。平日の昼間にPTA総会に出席するなんてのは、PTAの役員と学級委員とそのお友達数人程度しかいない。(だろう、たぶん)
ボクが知る一般的な強制・自動加入のPTAの総会なんぞは、委任状で成立、定足数を確認した途端に、議決する必要もないほど委任状があって、しゃんしゃん総会は決定しているというものだ。
だからといって、事前に総会資料を示さないで委任状を配るというのは、ブラマヨを連れてきて欲しいくらいだ 「どうかしてるぜ!」
平日の昼間に参加できない保護者も多くいるのだから、議案内容は文書でしか判断できない。だからこそ、組織側は甘えず、襟を正す意味でも、総会資料を事前に配布し、重箱の隅をつつかれても説明できるだけの資料を、細大漏らさず報告書や計画書にまとめて会員に事前に提示する義務があると思う。もちろん、組織側は最後の1円まで詳細に報告する義務がある。
その資料に添付して「会員は書面票決をすることができます。また、委任することも可能です。」とでも書いて、
総会の議決権を( )に委任します。
年月日 子どもの名前 保護者の名前
というふうにするのが当たり前だと思う。(新入学児童の保護者は昨年度のことについて票決したり委任したりすることができるのだろうか。組織の内規的に可能としている場合でも、実際は昨年度の活動や予算がどのように使われたのか、学校に兄や姉がいなかった新入学児童の保護者にはよほど情報通でないとわかりっこない。)
入会時の説明はしない。しかも、入学を以て全員、強制・自動入会としていると、人間というか会員の権利を軽視する傾向になるのだろうか。
学級委員の選出では、平日の昼間に出席するか委任するかの二択しか認めず、出席してプライバシーを暴露しないと役に当たる可能性があると、脅しのような文句まで使っていたり、今度は、総会資料を明示せず、出席するか白紙委任するかしか選択肢を与えない。
これでは、社会教育関係団体などの、まともな団体という定義を遙かに下回っているとしか考えられない。
もはや、金さえ引き落とせれば、あとは自由にやらせて貰いまっせ集団だ。
こんな総会案内しか出来ない団体は、他人様のお金を集めるべきではない。杜撰としかいいようのない総会しか開けないのだから。
まぁ、事前の指摘にもかかわらず、入退会自由を隠蔽し、「入会申込書をとらず」、文書による説明は「不実の告知」だとか「不利益事実の不告知」という指摘が入ることを恐れてだろうか、口頭での説明で逃れようとしているような団体だ。それはそれで、「不作為の作為」という立派な?役員たるものの義務違反だとは分かってないだろうし、こんな総会案内しかできないのも無理はない。最初から隠蔽だから、総会の内容も隠蔽したいのだろうか、と疑ってしまうのはボクだけだろうか。
アカウンタビリティーについては、既に述べた。
では、コンプライアンスという観点からはというと、「社内規程・マニュアル・倫理・、どういうルールを設定して行くか・どのように運用して行くかを考え、その環境の整備までを含んでいる」が、総会のルールが全く欠如しているか、社会常識から逸脱しているのが、自校のPTAだとしか分析できない。
追記:(2013/05/17)-*-*-*-*-*-
このような総会案内・委任状の運用方法を残して来たのは、それまでの役員(学校管理職を含む)や会員であると思う。毎年新任の役員が前例を踏襲するのが精一杯だということも一定程度は理解できる。じゃぁ、いつ改善されるの?と思うと、前例追認、前例踏襲を続ける限り、いつまで経っても何も改善されない。
一方、時代はますます女性の社会進出がすすみ、ライフスタイルの多様化が進み、自ら希望してPTAに時間を割きたいと願う人は少なくなっているだろうし、こんな運営ばかり続けているPTAなら、尚更、やりたくないと思うのではないだろうか。
個人の自由意志を尊重する、個人の権利を尊重する(侵害しない)など、改善する方向に舵を切らなければ、ますます組織的な締め付けや強制の度合いを強くしていかないと組織が運営できない・・・と、より反社会的な団体になっていくような懸念を抱く。
同日(2013/05/17)追記:-*-*-*-*-*-
PTAは準拠法をもたないので各単位PTAによって運営が異なることがあり、疑問を呈する自校PTAの総会案内などとなる。では、準拠法がある場合はどのようになり、一般社会常識や公序良俗を形成するのはどのようなパーツがあるのか、その一端なりとも調べてみた。
●NPO法(特定非営利活動促進法)関係
会員に総会の通知を送るのですが、どのような事項を知らせなくてはならないのですか。(出典 http://www.npoweb.jp/modules/faq/index.php?content_id=42より抜粋)
最低限、日時や場所、議事の内容について正確に通知することが必要です。その他、委任や書面表決ができるよう定款に書いてある場合は、総会のお知らせ文や議案書などの資料とともに、出欠欄、委任状、または書面表決の欄をもうけた返信用紙(ハガキ)を送ることが一般的です。具体的には、欠席の場合には、誰に委任するか(出席する他の社員や議長)、また書面表決する場合は、議案の番号の横に賛成・反対の印をつけることによって表決するというものです。
NPO法では、定款変更、合併、解散については総会で決議すると定めていますが、その他については、それぞれの団体の定款で定めることになっています。また、NPO法30条では、民法第60条から第66条までの規定をNPO法人の管理について準用する、と定めてあります。
民法第62条には、総会の招集は少なくとも5日前にその会議の目的たる事項を示して行うこと、また第64条には、あらかじめ通知をした事項についてのみ総会で決議できる、とあります。
●一般社団・財団法人法 より(適宜、略す)
(社員総会の招集の決定)
第三十八条 理事(略)は、社員総会を招集する場合には、次に掲げる事項を定めなければならない。
一 社員総会の日時及び場所
二 社員総会の目的である事項があるときは、当該事項
三 社員総会に出席しない社員が書面によって議決権を行使することができることとするときは、その旨
四 社員総会に出席しない社員が電磁的方法によって議決権を行使することができることとするときは、その旨
五 以下略
(社員総会の招集の通知)
第三十九条 社員総会を招集するには、理事は、社員総会の日の一週間(略)前までに、社員に対してその通知を発しなければならない。ただし、前条第一項第三号又は第四号に掲げる事項を定めた場合には、社員総会の日の二週間前までにその通知を発しなければならない。
2 次に掲げる場合には、前項の通知は、書面でしなければならない。
一 前条第一項第三号又は第四号に掲げる事項を定めた場合
二 一般社団法人が理事会設置一般社団法人である場合
3 理事は、前項の書面による通知の発出に代えて、政令で定めるところにより、社員の承諾を得て、電磁的方法により通知を発することができる。この場合において、当該理事は、同項の書面による通知を発したものとみなす。
4 前二項の通知には、前条第一項各号に掲げる事項を記載し、又は記録しなければならない。
(招集手続の省略)
第四十条 前条の規定にかかわらず、社員総会は、社員の全員の同意があるときは、招集の手続を経ることなく開催することができる。ただし、第三十八条第一項第三号又は第四号に掲げる事項を定めた場合は、この限りでない。
(社員総会参考書類及び議決権行使書面の交付等)
第四十一条 理事は、第三十八条第一項第三号に掲げる事項を定めた場合には、第三十九条第一項の通知に際して、法務省令で定めるところにより、社員に対し、議決権の行使について参考となるべき事項を記載した書類(以下この款において「社員総会参考書類」という。)及び社員が議決権を行使するための書面(以下この款において「議決権行使書面」という。)を交付しなければならない。
2 理事は、第三十九条第三項の承諾をした社員に対し同項の電磁的方法による通知を発するときは、前項の規定による社員総会参考書類及び議決権行使書面の交付に代えて、これらの書類に記載すべき事項を電磁的方法により提供することができる。ただし、社員の請求があったときは、これらの書類を当該社員に交付しなければならない。
第四十二条 理事は、第三十八条第一項第四号に掲げる事項を定めた場合には、第三十九条第一項の通知に際して、法務省令で定めるところにより、社員に対し、社員総会参考書類を交付しなければならない。
2 理事は、第三十九条第三項の承諾をした社員に対し同項の電磁的方法による通知を発するときは、前項の規定による社員総会参考書類の交付に代えて、当該社員総会参考書類に記載すべき事項を電磁的方法により提供することができる。ただし、社員の請求があったときは、社員総会参考書類を当該社員に交付しなければならない。
3 理事は、第一項に規定する場合には、第三十九条第三項の承諾をした社員に対する同項の電磁的方法による通知に際して、法務省令で定めるところにより、社員に対し、議決権行使書面に記載すべき事項を当該電磁的方法により提供しなければならない。
4 理事は、第一項に規定する場合において、第三十九条第三項の承諾をしていない社員から社員総会の日の一週間前までに議決権行使書面に記載すべき事項の電磁的方法による提供の請求があったときは、法務省令で定めるところにより、直ちに、当該社員に対し、当該事項を電磁的方法により提供しなければならない。
●会社法第四百三十七条(計算書類等の株主への提供)より抜粋
取締役会設置会社においては、取締役は、定時株主総会の招集の通知に際して、法務省令で定めるところにより、株主に対し、前条第三項の承認を受けた計算書類及び事業報告(同条第一項又は第二項の規定の適用がある場合にあっては、監査報告又は会計監査報告を含む。)を提供しなければならない。【会社法施行規則第116条、同117条、同133条】
さて、その紙切れは1枚だけ、表面だけの印刷で(裏面は白紙)、表の下三分の一が委任状となっていた。
はてさて、ボクの知る常識では、総会の案内は一枚ペラでも構わないかもしれないが、委任状は総会資料と一緒に送ってくるのが常識だと思っている。上場会社の株式を持っている人ならわかると思うが、株主総会前には、総会資料と書面票決葉書(兼)委任葉書みたいなのが送られてくる。
総会資料の冊子には、社長の挨拶やら、今年度の業績の推移やらが書いてあり、審議事項の会計報告も公認会計士が作っているのだろう、企業会計報告様式に則って、細かい数字が所狭しと並んで知るし、各項目が丁寧に説明されている。
アカウンタビリティーの語源だと思われる”account”という単語は、会計や計算書という意味があって、会計報告をするには1円単位までの領収書とそれらが何故必要だったか、どのような目的の金銭であったかによって計上される勘定科目が変わってくるかもしれないし、詳しい説明をしないといけませんねということから、アカウンタビリティーというのは説明責任と訳されるようになった(とボクは思っている)。
◆子どもが持ち帰ったPTA総会の案内を見てみると、総会の日時場所、議案名が示してある。
日時 : ○月○日、○時○分より(平日の昼間)
場所 : ○○小学校講堂
議題 : 昨年度の活動報告について
昨年度の決算報告について
新年度の活動計画について
新年度の予算について
議題/議案名は一言一句正確ではないが、この4行が書いてあった。
◆「総会に出席できない人は委任状を提出してください。」との案内文があり、
その委任状はというと、一言一句正確ではないが、こんな感じだ。
「総会の議決権一切を総会の議長に委任します。総会の議決には従います。」
「年月日、子どもの氏名、保護者の氏名・印」
◆誰も問題を感じなかったのだろうか?
問題なのは、紙切れ一枚だけだということ。
◆念のため、書いておくが、どこかのボランティア団体のように、「議案内容はweb上で公開しています。ご自身でダウンロードしてください」 なんてことはない。全くの紙切れ一枚だけだ。
総会の議案の内容が何も示されていないのに、どうして自分の投票する権利(議決権)を委任できるんだろうか?それは、議決権の放棄という意味か。
組織側も、何も資料を示さず、委任状を配るとは、どんな神経をしているのか疑わしい。
これでは、目をつぶって白紙委任してくれ、というのと同じだ。平日の昼間にPTA総会に出席するなんてのは、PTAの役員と学級委員とそのお友達数人程度しかいない。(だろう、たぶん)
ボクが知る一般的な強制・自動加入のPTAの総会なんぞは、委任状で成立、定足数を確認した途端に、議決する必要もないほど委任状があって、しゃんしゃん総会は決定しているというものだ。
だからといって、事前に総会資料を示さないで委任状を配るというのは、ブラマヨを連れてきて欲しいくらいだ 「どうかしてるぜ!」
平日の昼間に参加できない保護者も多くいるのだから、議案内容は文書でしか判断できない。だからこそ、組織側は甘えず、襟を正す意味でも、総会資料を事前に配布し、重箱の隅をつつかれても説明できるだけの資料を、細大漏らさず報告書や計画書にまとめて会員に事前に提示する義務があると思う。もちろん、組織側は最後の1円まで詳細に報告する義務がある。
その資料に添付して「会員は書面票決をすることができます。また、委任することも可能です。」とでも書いて、
- 第1号議案 活動報告(案)の件 賛成-反対
- 第2号議案 決算報告(案)の件 賛成-反対
- 第3号議案 活動計画(案)の件 賛成-反対
- 第4号議案 収支予算(案)の件 賛成-反対
総会の議決権を( )に委任します。
年月日 子どもの名前 保護者の名前
というふうにするのが当たり前だと思う。(新入学児童の保護者は昨年度のことについて票決したり委任したりすることができるのだろうか。組織の内規的に可能としている場合でも、実際は昨年度の活動や予算がどのように使われたのか、学校に兄や姉がいなかった新入学児童の保護者にはよほど情報通でないとわかりっこない。)
入会時の説明はしない。しかも、入学を以て全員、強制・自動入会としていると、人間というか会員の権利を軽視する傾向になるのだろうか。
学級委員の選出では、平日の昼間に出席するか委任するかの二択しか認めず、出席してプライバシーを暴露しないと役に当たる可能性があると、脅しのような文句まで使っていたり、今度は、総会資料を明示せず、出席するか白紙委任するかしか選択肢を与えない。
これでは、社会教育関係団体などの、まともな団体という定義を遙かに下回っているとしか考えられない。
もはや、金さえ引き落とせれば、あとは自由にやらせて貰いまっせ集団だ。
こんな総会案内しか出来ない団体は、他人様のお金を集めるべきではない。杜撰としかいいようのない総会しか開けないのだから。
まぁ、事前の指摘にもかかわらず、入退会自由を隠蔽し、「入会申込書をとらず」、文書による説明は「不実の告知」だとか「不利益事実の不告知」という指摘が入ることを恐れてだろうか、口頭での説明で逃れようとしているような団体だ。それはそれで、「不作為の作為」という立派な?役員たるものの義務違反だとは分かってないだろうし、こんな総会案内しかできないのも無理はない。最初から隠蔽だから、総会の内容も隠蔽したいのだろうか、と疑ってしまうのはボクだけだろうか。
アカウンタビリティーについては、既に述べた。
では、コンプライアンスという観点からはというと、「社内規程・マニュアル・倫理・、どういうルールを設定して行くか・どのように運用して行くかを考え、その環境の整備までを含んでいる」が、総会のルールが全く欠如しているか、社会常識から逸脱しているのが、自校のPTAだとしか分析できない。
追記:(2013/05/17)-*-*-*-*-*-
このような総会案内・委任状の運用方法を残して来たのは、それまでの役員(学校管理職を含む)や会員であると思う。毎年新任の役員が前例を踏襲するのが精一杯だということも一定程度は理解できる。じゃぁ、いつ改善されるの?と思うと、前例追認、前例踏襲を続ける限り、いつまで経っても何も改善されない。
一方、時代はますます女性の社会進出がすすみ、ライフスタイルの多様化が進み、自ら希望してPTAに時間を割きたいと願う人は少なくなっているだろうし、こんな運営ばかり続けているPTAなら、尚更、やりたくないと思うのではないだろうか。
個人の自由意志を尊重する、個人の権利を尊重する(侵害しない)など、改善する方向に舵を切らなければ、ますます組織的な締め付けや強制の度合いを強くしていかないと組織が運営できない・・・と、より反社会的な団体になっていくような懸念を抱く。
同日(2013/05/17)追記:-*-*-*-*-*-
PTAは準拠法をもたないので各単位PTAによって運営が異なることがあり、疑問を呈する自校PTAの総会案内などとなる。では、準拠法がある場合はどのようになり、一般社会常識や公序良俗を形成するのはどのようなパーツがあるのか、その一端なりとも調べてみた。
●NPO法(特定非営利活動促進法)関係
会員に総会の通知を送るのですが、どのような事項を知らせなくてはならないのですか。(出典 http://www.npoweb.jp/modules/faq/index.php?content_id=42より抜粋)
最低限、日時や場所、議事の内容について正確に通知することが必要です。その他、委任や書面表決ができるよう定款に書いてある場合は、総会のお知らせ文や議案書などの資料とともに、出欠欄、委任状、または書面表決の欄をもうけた返信用紙(ハガキ)を送ることが一般的です。具体的には、欠席の場合には、誰に委任するか(出席する他の社員や議長)、また書面表決する場合は、議案の番号の横に賛成・反対の印をつけることによって表決するというものです。
NPO法では、定款変更、合併、解散については総会で決議すると定めていますが、その他については、それぞれの団体の定款で定めることになっています。また、NPO法30条では、民法第60条から第66条までの規定をNPO法人の管理について準用する、と定めてあります。
民法第62条には、総会の招集は少なくとも5日前にその会議の目的たる事項を示して行うこと、また第64条には、あらかじめ通知をした事項についてのみ総会で決議できる、とあります。
●一般社団・財団法人法 より(適宜、略す)
(社員総会の招集の決定)
第三十八条 理事(略)は、社員総会を招集する場合には、次に掲げる事項を定めなければならない。
一 社員総会の日時及び場所
二 社員総会の目的である事項があるときは、当該事項
三 社員総会に出席しない社員が書面によって議決権を行使することができることとするときは、その旨
四 社員総会に出席しない社員が電磁的方法によって議決権を行使することができることとするときは、その旨
五 以下略
(社員総会の招集の通知)
第三十九条 社員総会を招集するには、理事は、社員総会の日の一週間(略)前までに、社員に対してその通知を発しなければならない。ただし、前条第一項第三号又は第四号に掲げる事項を定めた場合には、社員総会の日の二週間前までにその通知を発しなければならない。
2 次に掲げる場合には、前項の通知は、書面でしなければならない。
一 前条第一項第三号又は第四号に掲げる事項を定めた場合
二 一般社団法人が理事会設置一般社団法人である場合
3 理事は、前項の書面による通知の発出に代えて、政令で定めるところにより、社員の承諾を得て、電磁的方法により通知を発することができる。この場合において、当該理事は、同項の書面による通知を発したものとみなす。
4 前二項の通知には、前条第一項各号に掲げる事項を記載し、又は記録しなければならない。
(招集手続の省略)
第四十条 前条の規定にかかわらず、社員総会は、社員の全員の同意があるときは、招集の手続を経ることなく開催することができる。ただし、第三十八条第一項第三号又は第四号に掲げる事項を定めた場合は、この限りでない。
(社員総会参考書類及び議決権行使書面の交付等)
第四十一条 理事は、第三十八条第一項第三号に掲げる事項を定めた場合には、第三十九条第一項の通知に際して、法務省令で定めるところにより、社員に対し、議決権の行使について参考となるべき事項を記載した書類(以下この款において「社員総会参考書類」という。)及び社員が議決権を行使するための書面(以下この款において「議決権行使書面」という。)を交付しなければならない。
2 理事は、第三十九条第三項の承諾をした社員に対し同項の電磁的方法による通知を発するときは、前項の規定による社員総会参考書類及び議決権行使書面の交付に代えて、これらの書類に記載すべき事項を電磁的方法により提供することができる。ただし、社員の請求があったときは、これらの書類を当該社員に交付しなければならない。
第四十二条 理事は、第三十八条第一項第四号に掲げる事項を定めた場合には、第三十九条第一項の通知に際して、法務省令で定めるところにより、社員に対し、社員総会参考書類を交付しなければならない。
2 理事は、第三十九条第三項の承諾をした社員に対し同項の電磁的方法による通知を発するときは、前項の規定による社員総会参考書類の交付に代えて、当該社員総会参考書類に記載すべき事項を電磁的方法により提供することができる。ただし、社員の請求があったときは、社員総会参考書類を当該社員に交付しなければならない。
3 理事は、第一項に規定する場合には、第三十九条第三項の承諾をした社員に対する同項の電磁的方法による通知に際して、法務省令で定めるところにより、社員に対し、議決権行使書面に記載すべき事項を当該電磁的方法により提供しなければならない。
4 理事は、第一項に規定する場合において、第三十九条第三項の承諾をしていない社員から社員総会の日の一週間前までに議決権行使書面に記載すべき事項の電磁的方法による提供の請求があったときは、法務省令で定めるところにより、直ちに、当該社員に対し、当該事項を電磁的方法により提供しなければならない。
●会社法第四百三十七条(計算書類等の株主への提供)より抜粋
取締役会設置会社においては、取締役は、定時株主総会の招集の通知に際して、法務省令で定めるところにより、株主に対し、前条第三項の承認を受けた計算書類及び事業報告(同条第一項又は第二項の規定の適用がある場合にあっては、監査報告又は会計監査報告を含む。)を提供しなければならない。【会社法施行規則第116条、同117条、同133条】
NHKがPTA関連内容を5月20日「あさイチ」で放映(予定)
NHKがPTA関連内容を
5月20日(月)午前8時15分からの「あさイチ」で放映(予定)
NHK放送予告より(http://www.nhk.or.jp/asaichi/2013/05/20/01.html)
「どう付き合う?イマドキPTA」
「新年度がスタートし、子どもを学校に通わせる多くの親が関わるのが「PTA」。役員や委員を前向きに引き受け、積極的に参加する人がいる一方、「子どもが小さいので、できれば役員はやりたくない」「仕事や親の介護があるからできない」と悩む人や、「そもそも決め方がおかしい」「意味の分からない活動がある」など疑問や不満を抱く人も多くいます。そんな中、入退会自由・委員廃止・ボランティア制など、これまでの常識を覆すやり方を取り入れたPTAも登場。
共働きや介護などで忙しい親世代が増え、学校における親たちの役割も変わる中、PTAはどうあるべきなのか。全国から集めた体験談や意見、アイデアを交えながら、PTAとの付き合い方を考えます。」
取材過程から、いろいろウワサを小耳に挟みますが、実際の放映はどのようになるのか、楽しみ。
ただ、当日は、朝6時半には自宅を出て、終日外出なので、録画して見ることになりそう。
2013年5月14日火曜日
PL法、アカウンタビリティーとコンプライアンス-その1-
PL法、アカウンタビリティーとコンプライアンス-その1-
(どこかの国で)、ペットの猫か犬をお風呂に入れた後、体を乾かすのに電子レンジで「チン」したら死んじゃった(T_T)電子レンジの取り扱い説明書にはペットをチンしたらどうなるか書いてなかったから製造した企業が悪い!として億単位の損害賠償請求がなされた・・・ってな珍ニュースに接したことがある(^^;
いわゆるPL法=製造物責任法(平成6年7月1日に法律第85号)が施行されて以来、電化製品などの製造物には取扱説明書や別紙などを含めて、兎にも角にも「注意事項」「注意喚起事項」が所狭しと書かれるようになった。
現在の電子レンジの取扱説明書に「猫を入れてはいけません」などと書かれているかどうかは知らないが、製造物には「危ない」「注意してね」というページが必ず含まれている時代になった。
法律の施行当初は、「そんな注意事項を書きたてると製品が非常に危ないものかのような誤解を招く」などとして、注意書きは小さく、少なく、目立たないように・・・と心がけてはどうかと(上司に)言われたこともあった。
PL法に限らず、企業や団体には様々な法令や通達などが関係している。しかも、それらの法令等は度々改正され、以前は合法だったものが、ある日を境に、違法とされることもしばしばだ。諸法令が改正・改定される度に説明書等を書き換えるのは時間も費用もかかるので、まぁいいかっ!で過ごしてしまうこともあるようだ。
そんな安易な、法令に背く対応をし続けいたことが露見すると、マスコミ各社のカメラの前で「申し訳ございませんでした」と社長が謝罪会見を開かないといけないことになり、社会的信用の失墜は免れず、企業や団体は倒産や解散の危機に瀕する事態になる。
ある有名な高級料理店が、客に出した料理が手つかずで厨房に戻ってきたので、別の客に提供したことがバレて、結果、店を閉めることになったという報道も見聞した。
そんなこんなやあんなことや色々なことがって、今やコンプライアンスは企業や団体にとって当たり前の用語となっている。以下にコンプライアンスの解説を引用する。
◆コンプライアンス(出典:http://www.internalcontrol-navi.com/request/compliance/outline.html)
コンプライアンスを直訳すると『法令遵守』となり、文字通り解釈するなら、『法令違反をしないこと』つまり『法律や条例を遵守すること』となります。しかしながら、この様な意味だけならば、コンプライアンスなどとわざわざ取り上げる必要もなく、誰でもわかっていることです。
コンプライアンスが重要視されるのは、その意味に『法令遵守』も含まれますが、法令だけに留まらず、社内規程・マニュアル・企業倫理・社会貢献の遵守、更に企業リスクを回避するために、どういうルールを設定して行くか・どのように運用して行くかを考え、その環境の整備までを含んでいるからです。
-*-*-*-*-*-引用終わり-*-*-*-*-*-
ボクは、このコンプライアンス(法令順守、社会規範遵守)は、どちらかというと企業や団体「内部」のことであって、内部の反対=対外的に「私たちの企業(団体)はどのようにしているか、このようにしていますよ、ということを示す対の用語として、「アカウンタビリティー」があると認識している。
以下に、ウィキペディアより、アカウンタビリティーの説明を引用する。
◆説明責任(せつめいせきにん、アカウンタビリティー、英:Accountability)とは、政府・企業・団体・政治家・官僚などの、社会に影響力を及ぼす組織で権限を行使する者が、株主や従業員(従業者)、国民といった直接的関係をもつ者だけでなく、消費者、取引業者、銀行、地域住民など、間接的関わりをもつすべての人・組織(ステークホルダー:stakeholder、利害関係者)にその活動や権限行使の予定、内容、結果等の報告をする必要があるとする考えをいう。
-*-*-*-*-*-引用終わり-*-*-*-*-*-
ボクの考えをまとめてみる。
社会に影響力を及ぼす組織は、法令や社会規範・倫理を守り、また、それらが有効に運用・実施されるように組織内で環境整備する義務があり、当該組織が直接的、間接的関わりをもつすべての人・組織(ステークホルダー:stakeholder、利害関係者)にその活動や権限行使の予定、内容、結果等の報告をする必要がある。
さて、自校PTAは1000人を超える児童を有する公立小学校内で活動をする団体だ。
このような、コンプライアンスやアカウンタビリティーの観点からどのように分析できるだろうか。
(PL法、アカウンタビリティーとコンプライアンス-その2-に続く・・・かも)
(どこかの国で)、ペットの猫か犬をお風呂に入れた後、体を乾かすのに電子レンジで「チン」したら死んじゃった(T_T)電子レンジの取り扱い説明書にはペットをチンしたらどうなるか書いてなかったから製造した企業が悪い!として億単位の損害賠償請求がなされた・・・ってな珍ニュースに接したことがある(^^;
いわゆるPL法=製造物責任法(平成6年7月1日に法律第85号)が施行されて以来、電化製品などの製造物には取扱説明書や別紙などを含めて、兎にも角にも「注意事項」「注意喚起事項」が所狭しと書かれるようになった。
現在の電子レンジの取扱説明書に「猫を入れてはいけません」などと書かれているかどうかは知らないが、製造物には「危ない」「注意してね」というページが必ず含まれている時代になった。
法律の施行当初は、「そんな注意事項を書きたてると製品が非常に危ないものかのような誤解を招く」などとして、注意書きは小さく、少なく、目立たないように・・・と心がけてはどうかと(上司に)言われたこともあった。
PL法に限らず、企業や団体には様々な法令や通達などが関係している。しかも、それらの法令等は度々改正され、以前は合法だったものが、ある日を境に、違法とされることもしばしばだ。諸法令が改正・改定される度に説明書等を書き換えるのは時間も費用もかかるので、まぁいいかっ!で過ごしてしまうこともあるようだ。
そんな安易な、法令に背く対応をし続けいたことが露見すると、マスコミ各社のカメラの前で「申し訳ございませんでした」と社長が謝罪会見を開かないといけないことになり、社会的信用の失墜は免れず、企業や団体は倒産や解散の危機に瀕する事態になる。
ある有名な高級料理店が、客に出した料理が手つかずで厨房に戻ってきたので、別の客に提供したことがバレて、結果、店を閉めることになったという報道も見聞した。
そんなこんなやあんなことや色々なことがって、今やコンプライアンスは企業や団体にとって当たり前の用語となっている。以下にコンプライアンスの解説を引用する。
◆コンプライアンス(出典:http://www.internalcontrol-navi.com/request/compliance/outline.html)
コンプライアンスを直訳すると『法令遵守』となり、文字通り解釈するなら、『法令違反をしないこと』つまり『法律や条例を遵守すること』となります。しかしながら、この様な意味だけならば、コンプライアンスなどとわざわざ取り上げる必要もなく、誰でもわかっていることです。
コンプライアンスが重要視されるのは、その意味に『法令遵守』も含まれますが、法令だけに留まらず、社内規程・マニュアル・企業倫理・社会貢献の遵守、更に企業リスクを回避するために、どういうルールを設定して行くか・どのように運用して行くかを考え、その環境の整備までを含んでいるからです。
-*-*-*-*-*-引用終わり-*-*-*-*-*-
ボクは、このコンプライアンス(法令順守、社会規範遵守)は、どちらかというと企業や団体「内部」のことであって、内部の反対=対外的に「私たちの企業(団体)はどのようにしているか、このようにしていますよ、ということを示す対の用語として、「アカウンタビリティー」があると認識している。
以下に、ウィキペディアより、アカウンタビリティーの説明を引用する。
◆説明責任(せつめいせきにん、アカウンタビリティー、英:Accountability)とは、政府・企業・団体・政治家・官僚などの、社会に影響力を及ぼす組織で権限を行使する者が、株主や従業員(従業者)、国民といった直接的関係をもつ者だけでなく、消費者、取引業者、銀行、地域住民など、間接的関わりをもつすべての人・組織(ステークホルダー:stakeholder、利害関係者)にその活動や権限行使の予定、内容、結果等の報告をする必要があるとする考えをいう。
-*-*-*-*-*-引用終わり-*-*-*-*-*-
ボクの考えをまとめてみる。
社会に影響力を及ぼす組織は、法令や社会規範・倫理を守り、また、それらが有効に運用・実施されるように組織内で環境整備する義務があり、当該組織が直接的、間接的関わりをもつすべての人・組織(ステークホルダー:stakeholder、利害関係者)にその活動や権限行使の予定、内容、結果等の報告をする必要がある。
さて、自校PTAは1000人を超える児童を有する公立小学校内で活動をする団体だ。
このような、コンプライアンスやアカウンタビリティーの観点からどのように分析できるだろうか。
(PL法、アカウンタビリティーとコンプライアンス-その2-に続く・・・かも)
2013年5月6日月曜日
PTA非加入届=2013年4月提出=
入会届も出した覚えのない団体から、嫌なら退会届を出せと言われて・・・
これがストリートなら、「なめてんのかこらぁ〰」という声が聞こえてきそうな感じになるが、入ってもないのに退会届はおかしいだろうということで、非加入届とした。
非加入届の文面で悩むのは時間の無駄だし、PTAのことで時間や労力を使うのも少し悔しいのもあったし、何より、下記の「それは、私の良心に反することです」という一文が気に入ったのもあって、下記のように書いた。
尚、本文の作成にあたっては、主に二つのサイトに掲載されている文面を合体させました。此処に記し感謝申し上げます。
◆Think!PTA!素晴らしいPTAと修羅場らしいPTA
http://www.think-pta.com/model_sentenceis/hikanyu_bunsho2.html
◆とどくとおもうII
http://todoct.blog85.fc2.com/blog-entry-4358.html
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
○○○小学校長 PTA会長○○○様
PTAという団体は、自主独立を本旨とする任意の社会教育関連団体です。
団体として自主独立を本旨とする以上、団体を構成する個々の会員も自主独立を本旨とする、と認識されます。
したがって、PTAに加入する意思表明こそがなされるべきことだと思われます。
ところが、現状では、保護者は、子どもの入学・在学に伴って半強制的にあるいは自動的に加入することが慣例となっています。これは本末転倒であり、早急に是正されるべき根本的問題だと考えられます。
1.PTAが任意加入であり、入退会は保護者の意思表明が優先され、
児童・生徒の入学、転入時に、
全ての保護者にこれが周知されること。
2.PTAの役員決めや仕事の分担をする際、
「自主的に、希望する人に」が徹底され、
これを実現するために、PTA自体も、
組織のあり方や活動内容の見直しがなされること。
少なくとも以上の二点が確立されることによって現状が改善されなければ、PTA会員となった私自身が、他の方の権利や自由を不当に侵害することになるでしょう。
それは私の良心に反することです。
逆に、現状が改善されて上記の二点が確立されたならば、日々の生活に追われる弱い立場の私でも、PTA活動に参加できると思います。
今回、私はPTAに加入しませんが、PTAに加入しない保護者の児童・生徒が、そのことを理由に、学校の教育活動に参加することを非難されたり、学校教育に関する配布物を受け取れなかったりするならば、それはいわれの無い差別であり教育の場にふさわしくないと考えます。
学校長はじめPTA役員の皆様におかれましては、そのような差別がないように、これからも教育的配慮を優先されることをお願いします。
なお、私は──
・学校や地域において、子どもの学びと育ちに貢献できる機会があれば、
出来る範囲で参加してまいります。
ごく単純に、学校を応援したいと願っています。
・PTAが全児童を対象とする事業を行う際、趣旨に賛同できましたら、
実費を負担することにやぶさかではありません。
これがストリートなら、「なめてんのかこらぁ〰」という声が聞こえてきそうな感じになるが、入ってもないのに退会届はおかしいだろうということで、非加入届とした。
非加入届の文面で悩むのは時間の無駄だし、PTAのことで時間や労力を使うのも少し悔しいのもあったし、何より、下記の「それは、私の良心に反することです」という一文が気に入ったのもあって、下記のように書いた。
尚、本文の作成にあたっては、主に二つのサイトに掲載されている文面を合体させました。此処に記し感謝申し上げます。
◆Think!PTA!素晴らしいPTAと修羅場らしいPTA
http://www.think-pta.com/model_sentenceis/hikanyu_bunsho2.html
◆とどくとおもうII
http://todoct.blog85.fc2.com/blog-entry-4358.html
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
○○○小学校長 PTA会長○○○様
PTA非加入届け
PTAという団体は、自主独立を本旨とする任意の社会教育関連団体です。
団体として自主独立を本旨とする以上、団体を構成する個々の会員も自主独立を本旨とする、と認識されます。
したがって、PTAに加入する意思表明こそがなされるべきことだと思われます。
ところが、現状では、保護者は、子どもの入学・在学に伴って半強制的にあるいは自動的に加入することが慣例となっています。これは本末転倒であり、早急に是正されるべき根本的問題だと考えられます。
1.PTAが任意加入であり、入退会は保護者の意思表明が優先され、
児童・生徒の入学、転入時に、
全ての保護者にこれが周知されること。
2.PTAの役員決めや仕事の分担をする際、
「自主的に、希望する人に」が徹底され、
これを実現するために、PTA自体も、
組織のあり方や活動内容の見直しがなされること。
少なくとも以上の二点が確立されることによって現状が改善されなければ、PTA会員となった私自身が、他の方の権利や自由を不当に侵害することになるでしょう。
それは私の良心に反することです。
逆に、現状が改善されて上記の二点が確立されたならば、日々の生活に追われる弱い立場の私でも、PTA活動に参加できると思います。
今回、私はPTAに加入しませんが、PTAに加入しない保護者の児童・生徒が、そのことを理由に、学校の教育活動に参加することを非難されたり、学校教育に関する配布物を受け取れなかったりするならば、それはいわれの無い差別であり教育の場にふさわしくないと考えます。
学校長はじめPTA役員の皆様におかれましては、そのような差別がないように、これからも教育的配慮を優先されることをお願いします。
なお、私は──
・学校や地域において、子どもの学びと育ちに貢献できる機会があれば、
出来る範囲で参加してまいります。
ごく単純に、学校を応援したいと願っています。
・PTAが全児童を対象とする事業を行う際、趣旨に賛同できましたら、
実費を負担することにやぶさかではありません。
入学式の平成25年4月○日
1年○組○○○○保護者○○銀○○印
2013年5月3日金曜日
非加入届を出した経緯(3)
非加入届を出した経緯(3)
非加入届を出すのには、勇気というか、前回の記事でも書いた踏ん切りが必要だった。
入学式があったが、そこでも重要と思えることがあったので、備忘録しておく。
◆入学式でのPTA会長挨拶の中で「保護者の皆様も今日からPTA会員となります。」
(どうして?入会申込書も書いてないよ!)
◆入学式を終えて、児童と保護者は各教室に移動した。
要望書を出したからだろうか、PTA会長様が各教室にご説明来られた。
記憶している概要を備忘録しておく。
1)入学説明会で説明できなかった。ごめんね。
2)PTA活動の説明
・卒業証書は特別な和紙を使っている。その和紙の費用をPTA会費から拠出している。
・集団登校はPTAで実施している。(学校じゃないの???)
・運動会で・・・(よく覚えていない)
3)PTA会員の義務:一人一役をやってもらう
4)PTA会計が給食費と合算で引き落としの言い訳
児童1000人以上に対して、会計担当者が2名しかいない。
振り込んでもらうと、保護者に振込手数料がかかる。
そんな程度を1枚の文書を配布するでもなく、口頭での説明だった。
経緯(2)で入学式後にPTA会長と話したと書いたがそれは以下の質疑応答だった。
◆質疑応答の時間がどうかもわからなかったが、一通りの説明が終わったようなので
銀:「はい!(挙手)。PTAは入退会自由の任意団体です。入会時の意思確認、入会申込書はとら
ないのですか。」
会長:「集団登校はPTAが実施している。」(日本語が通じていない)
銀:「保護者はPTAの奴隷ではない。基本的人権があり、入退会自由な任意団体に入るか入らな
いかを選択する権利がある。入会時の意思確認、入会申込書はとらないのですか。」
会長:「集団登校はPTAが実施している活動で・・・」
銀:「東北大震災の被災地に寄付をするからといって、泥棒をしていいとはならないのと同じよう
に、PTAが良い活動をしているからといって、入会時の意思確認をしないでいいことにはならな
い。入会申込書はとらないのですか。」
会長:「確かに、入退会自由だが・・・・・、どうしても嫌なら退会届を出せばいい。」
銀:「わかりまた。」(これ以上の質疑応答は他の保護者やクラスでの担任の先生よりの説明時間
に支障を来してはいけないと思い自粛した。)
この会話は、出席した全保護者と担任の先生が聞いていた。
そうそう、このPTAの説明時間は当日の式次第に括弧書きで(PTA役員さんから説明があります)と書いてあった。それは、ボクが要望したものではなく、PTA側から要望したのか学校側からPTAに要望したのか、ボクには知る由もないが、学校長が許可もしくは認可した式次第であったことは間違いないことだと思う。
ボクは文書での説明を求めたが、文書を配布せず、口頭での説明であった。様々な事情等で当該日時に教室に出席できなかった保護者には、PTAに関してどのような説明がなされるのだろうか。
子どもたちの机の上には、教科書やプリントなどが山積みになっていた。学校側からの説明事項はほとんど全てが文書で配布されており、担任の先生はそれに基づき説明をしていた。欠席した保護者にも子どもが持ち帰る文書によってほとんどのことはわかるようになっていたと思う。PTAを除いては。
このような経緯から「非加入届」を提出するに至った。
一般に、PTAに入らないと子どもがイジメられたりしないかと心配になる。ボクも一人の親として同じような感情はある。しかし、多少のことがあっても、我が子が相手を思いやることができない子になるよりはマシだろうと思う。また、一人だけPTAに入らないと白い目で見られるとか、という感情もあるらしいが、魚が死んだ目で見る奴らは人間失格なので、気にはしない。そんな奴らがもしいたとしたら、別に友達にならなくてもいいし、かかわりあいたくない人種だ。
何より、子どもに正しい道を示すのが親の使命だ。
追記:しかし酷いPTA会長だ。まぁ人にも拠るのだろうが、入学式の挨拶で皆さん会員になりますと一方的に宣言をしたかと思えば、その舌先も乾かないうちに、「嫌なら退会届を出せ」なんて、同じ口が言っているのか我が耳を疑うような話しだ。
だいたい、入会届も出していないのに、退会届なんてだすわけないやろ。何考えてんねん(大阪弁)。
非加入届を出すのには、勇気というか、前回の記事でも書いた踏ん切りが必要だった。
入学式があったが、そこでも重要と思えることがあったので、備忘録しておく。
◆入学式でのPTA会長挨拶の中で「保護者の皆様も今日からPTA会員となります。」
(どうして?入会申込書も書いてないよ!)
◆入学式を終えて、児童と保護者は各教室に移動した。
要望書を出したからだろうか、PTA会長様が各教室にご説明来られた。
記憶している概要を備忘録しておく。
1)入学説明会で説明できなかった。ごめんね。
2)PTA活動の説明
・卒業証書は特別な和紙を使っている。その和紙の費用をPTA会費から拠出している。
・集団登校はPTAで実施している。(学校じゃないの???)
・運動会で・・・(よく覚えていない)
3)PTA会員の義務:一人一役をやってもらう
4)PTA会計が給食費と合算で引き落としの言い訳
児童1000人以上に対して、会計担当者が2名しかいない。
振り込んでもらうと、保護者に振込手数料がかかる。
そんな程度を1枚の文書を配布するでもなく、口頭での説明だった。
経緯(2)で入学式後にPTA会長と話したと書いたがそれは以下の質疑応答だった。
◆質疑応答の時間がどうかもわからなかったが、一通りの説明が終わったようなので
銀:「はい!(挙手)。PTAは入退会自由の任意団体です。入会時の意思確認、入会申込書はとら
ないのですか。」
会長:「集団登校はPTAが実施している。」(日本語が通じていない)
銀:「保護者はPTAの奴隷ではない。基本的人権があり、入退会自由な任意団体に入るか入らな
いかを選択する権利がある。入会時の意思確認、入会申込書はとらないのですか。」
会長:「集団登校はPTAが実施している活動で・・・」
銀:「東北大震災の被災地に寄付をするからといって、泥棒をしていいとはならないのと同じよう
に、PTAが良い活動をしているからといって、入会時の意思確認をしないでいいことにはならな
い。入会申込書はとらないのですか。」
会長:「確かに、入退会自由だが・・・・・、どうしても嫌なら退会届を出せばいい。」
銀:「わかりまた。」(これ以上の質疑応答は他の保護者やクラスでの担任の先生よりの説明時間
に支障を来してはいけないと思い自粛した。)
この会話は、出席した全保護者と担任の先生が聞いていた。
そうそう、このPTAの説明時間は当日の式次第に括弧書きで(PTA役員さんから説明があります)と書いてあった。それは、ボクが要望したものではなく、PTA側から要望したのか学校側からPTAに要望したのか、ボクには知る由もないが、学校長が許可もしくは認可した式次第であったことは間違いないことだと思う。
ボクは文書での説明を求めたが、文書を配布せず、口頭での説明であった。様々な事情等で当該日時に教室に出席できなかった保護者には、PTAに関してどのような説明がなされるのだろうか。
子どもたちの机の上には、教科書やプリントなどが山積みになっていた。学校側からの説明事項はほとんど全てが文書で配布されており、担任の先生はそれに基づき説明をしていた。欠席した保護者にも子どもが持ち帰る文書によってほとんどのことはわかるようになっていたと思う。PTAを除いては。
このような経緯から「非加入届」を提出するに至った。
一般に、PTAに入らないと子どもがイジメられたりしないかと心配になる。ボクも一人の親として同じような感情はある。しかし、多少のことがあっても、我が子が相手を思いやることができない子になるよりはマシだろうと思う。また、一人だけPTAに入らないと白い目で見られるとか、という感情もあるらしいが、魚が死んだ目で見る奴らは人間失格なので、気にはしない。そんな奴らがもしいたとしたら、別に友達にならなくてもいいし、かかわりあいたくない人種だ。
何より、子どもに正しい道を示すのが親の使命だ。
追記:しかし酷いPTA会長だ。まぁ人にも拠るのだろうが、入学式の挨拶で皆さん会員になりますと一方的に宣言をしたかと思えば、その舌先も乾かないうちに、「嫌なら退会届を出せ」なんて、同じ口が言っているのか我が耳を疑うような話しだ。
だいたい、入会届も出していないのに、退会届なんてだすわけないやろ。何考えてんねん(大阪弁)。
2013年4月24日水曜日
PTAの強制加入は憲法違反 by 法律家。朝日新聞の記事より
平成25年4月23日の朝日新聞朝刊にPTAに関する画期的な記事が掲載された。朝日新聞に寄稿したのは、憲法学を専門にする首都大学東京の木村草太准教授。法律の専門家だ。
新聞記事から引用する。
-*-*-*-*-
憲法21条は「結社の自由」を保障する。この自由には、自由に団体を作って良いという「結社する自由」と同時に、自分の望まない団体には入らなくて良いという「結社しない自由」があることを忘れてはならない。
つまり、PTAなどの団体は、その趣旨に賛同する人が自由に結成するものであり(結社する自由)、望まない人に加入を強制してはならない(結社しない自由)、というのが憲法上の大原則になる。
「強制加入でよいはずだ」と考える人もいるかもしれないが、強制加入制度が許されるのは、公益上の必要があり、かつ、法律の根拠がある場合(例えば、健康保険組合や弁護士会など)に限られる。
教育基本法にも学校教育法にも、加入を義務付ける規定がない以上、PTAは法的には任意加入の団体である。したがって、強制・自動加入を定める規約や慣習があっても、法的には無効になる。
-*-*-*-*-
法律の専門家が、PTAの強制・自動加入制度は憲法に違反し、法的に無効だと述べている。
他にも重量級の記述があって極めて印象深い記事だった。
◆学校がPTAに在校生や保護者の名簿を提供するのは個人情報保護法違反
◆会員名簿を作りたければPTAが加入申請書を書いて貰い、PTA自身がそれを集めよ
◆強制徴収した会費でプレゼントを配るのは一種の押し売り
木村准教授はPTA運営の三原則をまとめている
1)完全な任意加入
2)学校からの独立
3)圧力・イジメの厳禁
そして、(僭越の極みだが、ボクも記事に書いたが)人それぞれ考え方違うということにも触れていた。
-*-*-*-*-(新聞記事から引用)
子どもや学校、地域社会のために何ができると考えるかは、人によって異なる。PTAの趣旨に賛同する人々は、PTAで活躍してほしい。他方、企業活動を通じた社会貢献や、家庭でじっくりと子どもと過ごす時間を重視したい人などには、その自由を認めるべきだ。
-*-*-*-*-
記事の全文は朝日新聞のサイトからも読める。
何時削除されるかわからないが、下記ブログでテキスト全文が読める。
http://blog.livedoor.jp/oisosan/archives/52035127.html
新聞記事から引用する。
-*-*-*-*-
憲法21条は「結社の自由」を保障する。この自由には、自由に団体を作って良いという「結社する自由」と同時に、自分の望まない団体には入らなくて良いという「結社しない自由」があることを忘れてはならない。
つまり、PTAなどの団体は、その趣旨に賛同する人が自由に結成するものであり(結社する自由)、望まない人に加入を強制してはならない(結社しない自由)、というのが憲法上の大原則になる。
「強制加入でよいはずだ」と考える人もいるかもしれないが、強制加入制度が許されるのは、公益上の必要があり、かつ、法律の根拠がある場合(例えば、健康保険組合や弁護士会など)に限られる。
教育基本法にも学校教育法にも、加入を義務付ける規定がない以上、PTAは法的には任意加入の団体である。したがって、強制・自動加入を定める規約や慣習があっても、法的には無効になる。
-*-*-*-*-
法律の専門家が、PTAの強制・自動加入制度は憲法に違反し、法的に無効だと述べている。
他にも重量級の記述があって極めて印象深い記事だった。
◆学校がPTAに在校生や保護者の名簿を提供するのは個人情報保護法違反
◆会員名簿を作りたければPTAが加入申請書を書いて貰い、PTA自身がそれを集めよ
◆強制徴収した会費でプレゼントを配るのは一種の押し売り
木村准教授はPTA運営の三原則をまとめている
1)完全な任意加入
2)学校からの独立
3)圧力・イジメの厳禁
そして、(僭越の極みだが、ボクも記事に書いたが)人それぞれ考え方違うということにも触れていた。
-*-*-*-*-(新聞記事から引用)
子どもや学校、地域社会のために何ができると考えるかは、人によって異なる。PTAの趣旨に賛同する人々は、PTAで活躍してほしい。他方、企業活動を通じた社会貢献や、家庭でじっくりと子どもと過ごす時間を重視したい人などには、その自由を認めるべきだ。
-*-*-*-*-
記事の全文は朝日新聞のサイトからも読める。
何時削除されるかわからないが、下記ブログでテキスト全文が読める。
http://blog.livedoor.jp/oisosan/archives/52035127.html
2013年4月17日水曜日
PTAに非加入届を出した経緯(2)
前の記事でPTAが配布した「学級委員選出の文書」を見て、踏ん切りが付いたと書いた。
以下に、その「学級委員選出の文書」の概要を備忘録しておく。
これまでの概略、経緯。
PTAは入退会自由な任意団体だと周知するように要望したが、校長は転勤し、PTA会長は日本語が通じないみたいだし、兎にも角にも、入学式を迎えた。
(1)入学説明会以降PTAについての配付資料&説明なし。意思確認なし。全員、強制的に入会。
入学式後にPTA会長と話したが、平行線。この件は別途まとめようと思う。
(2)入学式の翌日、「学級委員選出(互選)について」という文書が配布された。
(3)その三日後までに委任状を含む「アンケート用紙」を提出せよ。さもなくば、選出対象となる。
(4)互選会開催日時は、平日の昼間。 平日昼間は仕事です!
(5)選出会に関する「申し合わせ事項」というのが書いてあって・・・
・出席が原則。出席できない場合は「委任状」を提出せよ 文書による辞退届でいいやん
・「役員の免除」を希望の場合は、出席した席上で事情説明をせよ プライバシーの侵害やろ
・事情を説明したとしても、判定はクラスの総意による 恥を晒させておいてまで?!
・委任状に事情を書いても無効 別紙なら有効という記述はない。兎に角、出てこい式
・委任状未提出&当日欠席の場合は選出対象となる 勝手にやってれば!
上記(3)の提出用紙は「(互選会)出欠アンケート用紙」と題されたもので、この用紙に委任状という欄もあった。用紙の構成は概ね以下の通り。
①子どもの名前
②(互選会)への出欠
③立候補する/しない
④過去の役員経験の有無(一人一役とかいうローカルルールのため)
⑤委任状
・学級委員選出については出席者の総意に一任します
・年月日
・児童氏名、保護者氏名、自宅電話、携帯電話
という感じだった。
怒りを感じるのは、
勝手に入会させておいて、勝手な申し合わせ事項を押しつけ、誰かを委員に仕立て上げるシステムを強制してくる、こんなことを平気で行っているPTAという団体は酷く恐ろしい団体だ。なぜ、学校で活動できているのか不思議だ。
委任状だが、ボクは委任状の欄に全て取り消し線を引き、提出した。昔よりも強制の色合いが濃くなっているように感じたという知人もいた。
ボクは、我が子の教室において、他人様に「役員ができない理由を述べてください」なんてことを申しあげることはできない。
そのような行為を容認することは、我が子に間違ったメッセージを伝えることになる。我が子にも、他人様に「役員ができない理由を述べてください」なんてことを言わせたくない。
「やりたくない」だけでも立派な理由だ。「やりたい」ようなPTA活動をしていないから、強制的に誰かを委員にする必要が生じるのでないだろうか。
真剣に考えれば考えるほど、こんな団体には入れない!入らなければ、上記の互選会も申し合わせ事項も関係ない。
委任状は取り消し線をいっぱい引いて提出した。
そして、同日、「PTA非加入届」を作成し、子どもの連絡袋に入れておいた。
翌日、教頭から文書を受け取った旨の電話があった。
以下に、その「学級委員選出の文書」の概要を備忘録しておく。
これまでの概略、経緯。
PTAは入退会自由な任意団体だと周知するように要望したが、校長は転勤し、PTA会長は日本語が通じないみたいだし、兎にも角にも、入学式を迎えた。
(1)入学説明会以降PTAについての配付資料&説明なし。意思確認なし。全員、強制的に入会。
入学式後にPTA会長と話したが、平行線。この件は別途まとめようと思う。
(2)入学式の翌日、「学級委員選出(互選)について」という文書が配布された。
(3)その三日後までに委任状を含む「アンケート用紙」を提出せよ。さもなくば、選出対象となる。
(4)互選会開催日時は、平日の昼間。 平日昼間は仕事です!
(5)選出会に関する「申し合わせ事項」というのが書いてあって・・・
・出席が原則。出席できない場合は「委任状」を提出せよ 文書による辞退届でいいやん
・「役員の免除」を希望の場合は、出席した席上で事情説明をせよ プライバシーの侵害やろ
・事情を説明したとしても、判定はクラスの総意による 恥を晒させておいてまで?!
・委任状に事情を書いても無効 別紙なら有効という記述はない。兎に角、出てこい式
・委任状未提出&当日欠席の場合は選出対象となる 勝手にやってれば!
上記(3)の提出用紙は「(互選会)出欠アンケート用紙」と題されたもので、この用紙に委任状という欄もあった。用紙の構成は概ね以下の通り。
①子どもの名前
②(互選会)への出欠
③立候補する/しない
④過去の役員経験の有無(一人一役とかいうローカルルールのため)
⑤委任状
・学級委員選出については出席者の総意に一任します
・年月日
・児童氏名、保護者氏名、自宅電話、携帯電話
という感じだった。
怒りを感じるのは、
- 「勝手に入会させておいて」&「平日の昼間に」&「出席して説明するか委任するか」という二択しか与えないという身勝手、得手勝手、自己中!なPTAの態度、方法
- それ以前に、こんなことがあるという重要事項の説明がなかったのだから、消費者契約法でいうところの不実の告知、不利益事実の不告知という立派な法律違反やろ
- 「出席して、公衆の面前で「役ができない理由」を述べないといけない」という上から目線というかプライバシー侵害
- 単に「やりたくない」はクラスの総意を得られないだろうから、「やりたくないのに、委員にならされる」という役職の強要・強制が行われるってこと
- 役ができない理由は、「他人に知られたくない理由」も多いのではないか。それを話さないといけないというのは、みんなの前で全裸になれ!ってか?パワハラじゃない?
- そのうえ、例え、赤面しながら事情を話したとしても、クラスの総意を得られるかどうか何の保証もないわけで。だれか一人でも、どんな理由でも「反対」と言われれば、総意でなくなるわけで、、、そう思うと、この文面は見れば見るほど、恐ろしい。
勝手に入会させておいて、勝手な申し合わせ事項を押しつけ、誰かを委員に仕立て上げるシステムを強制してくる、こんなことを平気で行っているPTAという団体は酷く恐ろしい団体だ。なぜ、学校で活動できているのか不思議だ。
委任状だが、ボクは委任状の欄に全て取り消し線を引き、提出した。昔よりも強制の色合いが濃くなっているように感じたという知人もいた。
ボクは、我が子の教室において、他人様に「役員ができない理由を述べてください」なんてことを申しあげることはできない。
そのような行為を容認することは、我が子に間違ったメッセージを伝えることになる。我が子にも、他人様に「役員ができない理由を述べてください」なんてことを言わせたくない。
「やりたくない」だけでも立派な理由だ。「やりたい」ようなPTA活動をしていないから、強制的に誰かを委員にする必要が生じるのでないだろうか。
真剣に考えれば考えるほど、こんな団体には入れない!入らなければ、上記の互選会も申し合わせ事項も関係ない。
委任状は取り消し線をいっぱい引いて提出した。
そして、同日、「PTA非加入届」を作成し、子どもの連絡袋に入れておいた。
翌日、教頭から文書を受け取った旨の電話があった。
2013年4月16日火曜日
PTAに非加入届を出した経緯(1)
年度末、年度初め、海外(といっても国内だが・・・)出張、帰ってきて入学式・・・
と何かと忙しかった(> <)
備忘録も付けないことには、忘れてばかりだ(^^;
思い出す限り、書いておく。
平成25年度の入学式は4月8日(月)にあった。同週内に、4月8日付けで、
と何かと忙しかった(> <)
備忘録も付けないことには、忘れてばかりだ(^^;
思い出す限り、書いておく。
平成25年度の入学式は4月8日(月)にあった。同週内に、4月8日付けで、
PTAに非加入届を提出した。
PTAは入退会自由な任意団体であるので、ボクの意志表明だけで会員とならないことが確定した。PTAには非加入届を受け取らないという選択はできない。
(もし、そのようなことがあったなら、人権侵害確定なので、法務局か警察に相談しよう)
任意団体への加入は、いわゆる合意事項(民事契約)なので、甲乙間=両者間の合意がなければ成立しない。だから、どちらか一方が「No!」と言ったら、契約は成立しないわけだ。
その昔は、PTAには当然入るもので、PTAは辞められないと漠然と思っていたが、それは大きな誤解だった。
PTAに留まることで、精神的に病んでしまった人もいるし、病気になった人もいるし、悩んで血を吐いた人も知っているし、涙を流している人もいる。
PTAに入らないことで生じるリスクはある。ボクは、そのリスクよりも、入らないという踏ん切りがついた
PTAが配布した「学級委員選出の文書」
を誰かに押しつける側に立つのは、親として子どもに説明できないと思うし、「私自身の良心に反すること」なので、入らないことにした。
今、このブログを書いている時に、改めて学級委員選出の案内文を読み直したが、まったくもって、酷い!人権蹂躙もいいところだし、プライバシーの侵害でもあろうと思う。よくあんな文書を配布できるなぁと思う。今のボクなら、絶対無理だw。
非加入届の文面を考えるのが面倒だったし、たかがPTAのために無い知恵を絞るのもしゃくに障ったので、こちらのサイト様のものを参考にさせて頂きました。
ここに記し、感謝申しあげます。
後日、これまでの経緯をまとめようと思う。
2013年3月22日金曜日
某・議員さんとお話しをした
備忘録として書いておく。
平成25年3月某日、県内某所で、ある現役議員さんとお話しをした。
県議とも市議とも書かないでおく。PTA利権から距離のありそうな議員さんと書いておく。
PTAについて深く考えたことがなかったというご様子だったので、ボクの知る一通りのことをお話しした。
・PTAは入退会自由な任意団体であること
・ところが、入学をもって全員入会とされていること
・これは、大津法務局人権擁護課が人権問題の範疇だと断じていること
・末端会員は子どものためと頑張っている人が多いが、
出来ない人は奉仕を強制され涙を流していること
・そんな末端とは対照的に、上部団体では保険利権などがあること
PTA利権・保険収益5,800万円が札幌市議により暴露されたこと
などをお話しした。
議員さんというのは、今まで国会議員を含めて複数人と話したことがあるが、このようなお話しをしたらほとんどの場合「なるほど、なるほど」と聞き役になる。下手に発言すると、後々、ややこしくなってしまうのを恐れるからだ。
と思っているので、ボクは、議員さんから何かを引き出すことはせず、議員さんが調べることができる情報を並べるようにした。感情的なお話しは極力避けるようにしたつもりだ。
議員さんが反応したのは、
・札幌市議会で質疑応答があったこと
・それがYouTubeで見ることが出来ること
・教委とPTAはずぶずぶの関係と札幌市議が言っていたと話したら
「その通り!」ってうなずいていた
あの議員さんが、すぐさま何かのアクションを起こすことを期待していない。議員さんも事実の確認が必要だから。それには時間がかかるだろう。
それとも利権構造に負けてしまうかもしれない。そんな役立たずは、次回選挙で落としてしまおう!
地元民のネットワーク&クチコミは田舎議員の首ぐらい飛ばすことはできるって先輩が言っていた(^^; ボクにはそんな力はないが、県内各所の飲み屋で囁くことは得意技だ(^^)
平成25年3月某日、県内某所で、ある現役議員さんとお話しをした。
県議とも市議とも書かないでおく。PTA利権から距離のありそうな議員さんと書いておく。
PTAについて深く考えたことがなかったというご様子だったので、ボクの知る一通りのことをお話しした。
・PTAは入退会自由な任意団体であること
・ところが、入学をもって全員入会とされていること
・これは、大津法務局人権擁護課が人権問題の範疇だと断じていること
・末端会員は子どものためと頑張っている人が多いが、
出来ない人は奉仕を強制され涙を流していること
・そんな末端とは対照的に、上部団体では保険利権などがあること
PTA利権・保険収益5,800万円が札幌市議により暴露されたこと
などをお話しした。
議員さんというのは、今まで国会議員を含めて複数人と話したことがあるが、このようなお話しをしたらほとんどの場合「なるほど、なるほど」と聞き役になる。下手に発言すると、後々、ややこしくなってしまうのを恐れるからだ。
と思っているので、ボクは、議員さんから何かを引き出すことはせず、議員さんが調べることができる情報を並べるようにした。感情的なお話しは極力避けるようにしたつもりだ。
議員さんが反応したのは、
・札幌市議会で質疑応答があったこと
・それがYouTubeで見ることが出来ること
・教委とPTAはずぶずぶの関係と札幌市議が言っていたと話したら
「その通り!」ってうなずいていた
あの議員さんが、すぐさま何かのアクションを起こすことを期待していない。議員さんも事実の確認が必要だから。それには時間がかかるだろう。
それとも利権構造に負けてしまうかもしれない。そんな役立たずは、次回選挙で落としてしまおう!
地元民のネットワーク&クチコミは田舎議員の首ぐらい飛ばすことはできるって先輩が言っていた(^^; ボクにはそんな力はないが、県内各所の飲み屋で囁くことは得意技だ(^^)
2013年3月6日水曜日
交通安全協会とPTA-警察界と教育界-
滋賀県公安委員会から運転免許証の更新を知らせる通知が来た。これだけは絶対行かないと!運転免許証がないと生活も仕事もできないといっていいくらい不便になる。都会に住んでいる人が羨ましいのは公共交通機関が充実しているところだ。滋賀県は県のど真ん中に大きな大きな「水たまり」があって、車がなければ、不便極まりない。
運転免許更新といえば、忘れもしないのが「交通安全協会」だ。
若かりし頃、免許更新に「運転免許センター」に行くと、制服の人がいて運転免許証を出してこちらに並んでくださいって案内され、窓口での順番が回ってくると、必要書類をチェックされ、印紙代5,500円とか言われて、印紙を買って、写真撮影を終えて、眠たい講習を受けて、新しい免許をもらって帰ってくるという儀式を終える。晴れて免許更新だ(^^)
そんな儀式の中に、実は払わなくてもいいお金が入っていたと報道で聞いた時は
「 警察に騙された! 」
と思った!窓口で支払ったお金の中に「交通安全協会」というところに払う会費が含まれていたのだ。この交通安全協会への加入は、個人の任意であるにもかかわらず、説明もされずに全員が払わされていた。(PTAとそっくりじゃネ?)
その背後にあるストーリーを聞くと今でも腹が立つ!。wikiから抜粋する。
(免許更新時に)「全く説明なく協会費を加算した金額を告げ集金したりという詐欺まがいの集金方法が長年にわたって敢行されてきた。
兵庫県交通安全協会のある年度の場合の支出2900万の内訳。 給与:1480万円、福利厚生、退職金:420万円 すなわち、70%が交通安全協会の職員、天下り役員他の給与であった。 「交通安全のため」「子供たちを交通事故から守るため」などを謳いながら、事業費、すなわち「交通安全」という本来の目的に使われたのは、740万円、全体の20%に過ぎない。」
「警察官で加入している人はいません。なぜなら、(交通安全にとって、また加入者にとって)何の意味もないことを知っているからです」
(TBS系テレビ報道番組より)
出典:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%80%9A%E5%AE%89%E5%85%A8%E5%8D%94%E4%BC%9A
ボクは報道に接して以来、交通安全協会に「協力」したことはない。今回の免許更新時にも「協力」する気はない。
でも、ボクは、少しは交通安全に協力しているし、警察にも協力しているつもりだ。事故の多い交差点は警察に電話して信号機を付けてよ!って何回か通報したし、数年前のことだが、ランチの帰りに目の前でバイクが車に跳ね飛ばされたのを目撃した。すぐに車を止めて、救急車を呼んだし、昼からの仕事はそっちのけで、跳ね飛ばされた方の意識があるかどうか確認したり、もうすぐ救急車がきますからね!って励ましたり、交通渋滞になってしまうので、近くの人を呼んで、交通整理をしてもらったりとかした。
できる協力はしてきたつもりだし、これからも警察には協力するが、警察利権に流す金はない。
今回の免許更新に行ってきたが、免許センターでは、「交通安全協会は、子どもたちの交通安全のために・・・云々」という殺し文句を使っての説明も聞いた。「安全協会にご協力いただける方は5番から8番の窓口へ!今回ご協力いただけない方は2番~4番の窓口へ!」ってな感じで、案内がなされていた。
必要書類を記入する、選挙の時の区切られた机みたいなところには、「任意ですが、交通安全協会にご協力ください」と「任意ですが」と大きく書いてあった。
警察は襟を正したというところだろう。さて、教育界は?と見ると・・・PTA利権5,800万円!
各学校で「子供たちのために」と純粋な気持ちでPTA活動をしているお母さんやお父さんたちは、PTAにどのように入会し、そして、どのような団体に上納金を払っていて、そして、それがどのように使われているのか説明を受けられたのだろうか。(ボクには知るよしもない)。
ボクは、残念なことながら、交通安全協会へ天下っている人たちの給料を払えるほど高給取りではない。また、PTA利権にボクの財布からお支払できるお金の余裕などない。
2013年3月4日月曜日
要望書に対する学校からの回答-方向性は良好-
滋賀県大津市立某小学校の新入学説明会があった。「入学のしおり」と題した冊子に「口座自動引落」についてのページがあり、給食費4,000円、PTA会費、印刷費、学級費、積立金を引き落とすと書いてあった。
給食費については、校長名で出された別紙があり、給食法に基づき・・・と説明がったが、その他の項目については何ら説明がなかった。
特にPTAに関しては、単に金銭問題だけに止まらず、入退会自由な任意加入の団体であるという説明もなく、本人の意思確認もなく、会費引落の承諾もとらず、学校に提出する「口座引落の書類」であるにもかかわらず、任意団体の会費を自動的に合算で徴収されるという、人権問題の累積のような事態と考えられ、先の要望書となった。既述記事はこちら学校に要望書を提出(後編) 。
学校長に直接校長室で手渡した時に、弊要望事項(1)~(7)については、「ごもっとも」「常識的な」と仰ってた校長より、正式にどのような返事がくるのか少々心配でもあった。
要望書提出後、約1週間後の2月26日午後6時前後に私の携帯に校長より連絡があった。
(敬称略、挨拶等の会話は割愛)
「(要望書の内容を)PTAの役員さんとも話したが、ご要望の内容はごもっともで、役員さんも本来的な方向でやっていこうと話している。また、新役員さんとも話さないといけない。
PTA会費だけでなく、他の費用についても説明がなかったというのはその通りで、それらについても説明文書を作るが、全てのことはご要望の2月28日までに間に合わない。」
という内容だった。ボクは、
・校長はPTAの顧問か参与でもあることから、PTAに関することを発信する前には、常識的な根回しみたいなことが必要であることは理解できる。
・しかし、重ねて申しあげるが、ボクは、学校が配布した文書に対して学校が詳しく説明をするように要望しているのであって、PTAさんがどのようになさるとかにかかわらず、学校がちゃんと説明をするように要望していますので、よろしくおねがいします。
・2月末には、できる範囲でメールで回答が欲しい。
という内容を申し伝えました。
そして、2月末には校長よりメールをいただいた。順不同にメモると、
まず、要望書の(8)法務省人権擁護局が「人権問題に該当する」ということについては、大津地方法務局人権擁護課に確認をされたということだった。つまり、校長は、基本的人権である本人の自由意志を確認しないで入会とみなすことが人権問題に該当するという法務省の見解を確認したわけだ。
この件は非常に大きな意味を持つ。今後、従来のような自動入会を実施した場合は、校長(および○○小学校の教職員)は過失ではなく故意に人権問題を起こした=故意に人権を侵害した=故意に人権を蹂躙したという責めを免れないことになる。学校の長としても、教育者としても、そのような行為は許されない。
さて、全文掲載は現段階では割愛するが、要望書の内容は、先日の発言どおり「常識的で、ごもっともな内容」なので、全てその方向で(新旧役員さんとも)検討するというものだった。
字面だけを見れば、ほぼ満額回答にも思えるが、約束されたのは、その方向で検討することなので、結論が変わるかもしれないという一抹の不安がかき消せない。
校長とは一度あっただけで、信頼関係も何もない。どちらかというと、資料も説明もなくPTA入会&会費引き落としを是認/看過してきた側であるので、信頼するに足りる材料は当方には少ない。
しかし、お電話を頂戴したこと、その内容とメールの内容がほぼ同じ方向性であったことは男として二言はないということだったし、当たり前のことができていなかった大津市の教育界なので、評価はしたい。
また、「文書に説明がなかったから、文書で補足?ちゃんと説明してほしい」という一保護者の要望に対して、真っ正面から向き合ってくださり、応えてくださろうとしている姿勢も評価できる。
大津市の教育界も捨てたもんじゃない、少しでもマシになってきていると思いたい。なんといっても愛する我が子が通う学校だから。
気を抜かず、今後も注視していきたい。
給食費については、校長名で出された別紙があり、給食法に基づき・・・と説明がったが、その他の項目については何ら説明がなかった。
特にPTAに関しては、単に金銭問題だけに止まらず、入退会自由な任意加入の団体であるという説明もなく、本人の意思確認もなく、会費引落の承諾もとらず、学校に提出する「口座引落の書類」であるにもかかわらず、任意団体の会費を自動的に合算で徴収されるという、人権問題の累積のような事態と考えられ、先の要望書となった。既述記事はこちら学校に要望書を提出(後編) 。
学校長に直接校長室で手渡した時に、弊要望事項(1)~(7)については、「ごもっとも」「常識的な」と仰ってた校長より、正式にどのような返事がくるのか少々心配でもあった。
要望書提出後、約1週間後の2月26日午後6時前後に私の携帯に校長より連絡があった。
(敬称略、挨拶等の会話は割愛)
「(要望書の内容を)PTAの役員さんとも話したが、ご要望の内容はごもっともで、役員さんも本来的な方向でやっていこうと話している。また、新役員さんとも話さないといけない。
PTA会費だけでなく、他の費用についても説明がなかったというのはその通りで、それらについても説明文書を作るが、全てのことはご要望の2月28日までに間に合わない。」
という内容だった。ボクは、
・校長はPTAの顧問か参与でもあることから、PTAに関することを発信する前には、常識的な根回しみたいなことが必要であることは理解できる。
・しかし、重ねて申しあげるが、ボクは、学校が配布した文書に対して学校が詳しく説明をするように要望しているのであって、PTAさんがどのようになさるとかにかかわらず、学校がちゃんと説明をするように要望していますので、よろしくおねがいします。
・2月末には、できる範囲でメールで回答が欲しい。
という内容を申し伝えました。
そして、2月末には校長よりメールをいただいた。順不同にメモると、
まず、要望書の(8)法務省人権擁護局が「人権問題に該当する」ということについては、大津地方法務局人権擁護課に確認をされたということだった。つまり、校長は、基本的人権である本人の自由意志を確認しないで入会とみなすことが人権問題に該当するという法務省の見解を確認したわけだ。
この件は非常に大きな意味を持つ。今後、従来のような自動入会を実施した場合は、校長(および○○小学校の教職員)は過失ではなく故意に人権問題を起こした=故意に人権を侵害した=故意に人権を蹂躙したという責めを免れないことになる。学校の長としても、教育者としても、そのような行為は許されない。
さて、全文掲載は現段階では割愛するが、要望書の内容は、先日の発言どおり「常識的で、ごもっともな内容」なので、全てその方向で(新旧役員さんとも)検討するというものだった。
字面だけを見れば、ほぼ満額回答にも思えるが、約束されたのは、その方向で検討することなので、結論が変わるかもしれないという一抹の不安がかき消せない。
校長とは一度あっただけで、信頼関係も何もない。どちらかというと、資料も説明もなくPTA入会&会費引き落としを是認/看過してきた側であるので、信頼するに足りる材料は当方には少ない。
しかし、お電話を頂戴したこと、その内容とメールの内容がほぼ同じ方向性であったことは男として二言はないということだったし、当たり前のことができていなかった大津市の教育界なので、評価はしたい。
また、「文書に説明がなかったから、文書で補足?ちゃんと説明してほしい」という一保護者の要望に対して、真っ正面から向き合ってくださり、応えてくださろうとしている姿勢も評価できる。
大津市の教育界も捨てたもんじゃない、少しでもマシになってきていると思いたい。なんといっても愛する我が子が通う学校だから。
気を抜かず、今後も注視していきたい。
2013年2月28日木曜日
PTA利権-保険収益5,800万円!-
北海道のテレビ局がPTA問題を追跡・報道している。その中で、PTA利権の一角が暴露された。
番組はYou Tubeで見ることができる。放送の中からまとめた内容を貼る。下記にURLを記す。
◆UHBスーパーニュース第3弾 平成24年12月20日放送
http://www.youtube.com/watch?v=_hY0-5qRSsA
札幌市議会で 堀川素人議員より質問
「札幌市PTA協議会と教育委員会との関係についてお聞きしたい。」
「校長、教頭の選考試験はどのような方法で行われているのか。」
答弁によって、札幌市PTA協議会のメンバーが教頭試験の面接官(の一人)を務めていることが明らかになった。
「札幌市PTA協議会の事務局長というのは11人いますけども、11人全員が校長退職者なんです。きわめて深い、ある意味ではズブズブの関係と言ってもいい」
札幌市は「天下りにはあたらない」と言っているそうだ。
札幌市PTA協議会は「報酬は一般教員の退職者と比較しても高くない」(高い安いの問題ちゃうやろ!)
堀川素人議員
「大人がそういう自分の都合で社会の仕組みを使っているとすれば、それはおかしいよ。」
◆UHBスーパーニュース第4弾 平成25年2月8日放送
http://www.youtube.com/watch?v=N9VdK89C3aY&noredirect=1
PTA保険について 札幌市議、金子快之議員
「それまで民間の保険会社が運営、法改正で札幌市PTA共済が運営するようになった。一道民の立場で情報公開請求をかけて判明した事実。
札幌市PTA共済会の
収入(過入金加入金)8,300万円、支出(支払金)2,500万円
利益5,800万円(平成22年度)。
非営利組織であるPTAが共済を通じて利益をあげるシステムに問題がある。
札幌市議、金子快之議員」
同日追記:
ピカピカの一年生のお母さんお父さんに、ろくな説明も本人たちの意思確認もせず、入学と同時にPTA会員とみなし、会費を給食費と一緒に引き落として、連合会への上納金と保険金を納めさせる。
そんな「子どものために」という親心から出されたお金を集め、自分たちの都合の良いように利益を分配しているシロアリがいるようだ。ボクは、そんなPTA利権に自分の稼いだお金が流れるのが嫌だ。
PTA保険、共済保険に係わる甘い汁があるとは聞いていたが、ボクはこの報道を通して初めて、具体的な金額を聞いた。なるほど、5,800万円はさぞ甘いだろうなぁと感じる。
上記の報道は札幌市のPTAに関することだ。それは確かだ。では、我が地元はどうだろう?
大津市PTA連合会がPTAは入退会自由なんてHPに掲載するはずもないだろうし、ましてや、滋賀県PTA連絡協議会は保険金売上を減らすような活動を教育委員会に指導させるはずはない。教育委員会は「PTAのことは各学校に任せている」と、第三者委員会で指摘された言葉そのまま、「丸投げ」状態を続けている。
滋賀県PTA連絡協議会HPを見るとにはトップページからリンクした「PTA安全会」というページがある。札幌市の例と似てはないか?
ご存じの方も多いと思うが、滋賀県PTA連絡協議会 事務局 の住所は下記の通り。
〒520-0044
滋賀県大津市京町4丁目1-1
滋賀県教育委員会 生涯学習課内 TEL 077-522-3795 FAX 077-522-3795
札幌市議 堀川議員の言葉が思い浮かぶ。
実情はわからないが、札幌市で行われているようなPTA共済保険の利権構造は滋賀県PTA連絡協議会や大津市PTA連合会には絶対無い!と滋賀県や大津市の教育委員会や教師やPTAの偉いさんたちは、清廉潔白、純真無垢、利権とは無縁な人々!と言い切れるだろうか。
先年の大津市中2自死問題に見る、校長や学校の隠蔽体質、調査もろくにせず、アンケートに目を通さず、見ても見ぬフリ、教育委員会も学校に丸投げ、同じくアンケート調査の精査すらしていないし、保身ばかり。
PTAの自動加入を何としてでも続けたいと思っている人々には、教育とは違った甘い汁にからんだ理由あるんじゃないかと思うのはボクだけだろうか。
志賀町立木戸小学校PTA大津市立伊香立小学校PTA志賀町立和迩小学校PTA大津市立小松小学校PTA志賀町立小松小学校PTA大津市立堅田小学校PTA大津市立志賀小学校PTA大津市立晴嵐小学校PTA大津市立平野小学校PTA大津市立大石小学校PTA大津市立膳所小学校PTA大津市立石山小学校PTA大津市立真野小学校PTA大津市立唐崎小学校PTA大津市立田上小学校PTA大津市立雄琴小学校PTA大津市立青山小学校PTA大津市立瀬田北小学校PTA大津市立日吉台小学校PTA大津市立志賀中学校PTA大津市立皇子山中学校PTA大津市立日吉中学校PTA大津市立打出中学校PTA大津市立青山中学校PTA大津市立真野中学校PTA大津市立南郷中学校PTA大津市立瀬田中学校PTA大津市立堅田中学校PTA大津市立石山中学校PTA大津市立粟津中学校PTA大津市立北大路中学校PTA大津市立仰木中学校PTA大津市立伊香立中学校PTA大津市立田上中学校PTA大津市立瀬田北中学校PTA大津市立唐崎中学校PTA大津市立葛川中学校PTA滋賀大学教育学部附属中学校PTA
大津市の小中学校だけでもこんなにある↑。児童・生徒一人当たり数百円集めれば莫大な金額になる。市P→県P、そして日Pと上納金が流れ、その中で甘い汁を吸っている奴らがいるのではないだろうか。
尚、先日、日Pに電話をして財務諸表を公開していないのか聞いた。結論はしていない。
ちなみに、日Pの本部事務局は、東京の一等地に自社ビルを持っているそうだ。お金持ちなんだなぁ。そのお金って、元々、お母さんがたが「子どものために」と思って出されたお金じゃなかったんだろうか?
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
後日、追記
活動時の保険?
ボクは、阪神大震災の前からボランティア活動をしているが、保険に入らされたことはない。ボランティアをしてケガしたら、それは自分の責任でなんとかするよ。それがボランティアってもんじゃないの?
「震災復興のボランティアに駆けつけたはいいけど転びました。→ボランティアを募集した団体に賠償請求します。」
そんな迷惑な奴はいないだろうけど、もしそんな根性なら最初から行くなよ。ってボランティアに駆けつけてる人たちなら、そう思うよ。
ボクは、地元のPTA活動に参加・協力できる機会があれば、しようと思う。でも、保険なんていらない。死んだら、生命保険があるし、入院保険もついてるし、自分のボランティア活動で自分が怪我したら、主催者他の皆様にご迷惑・ご心配をおかけしたことをお詫びするほうだと思うけどなぁ。
だいたい、PTAって、そんな危険を伴う活動してるの?
番組はYou Tubeで見ることができる。放送の中からまとめた内容を貼る。下記にURLを記す。
◆UHBスーパーニュース第3弾 平成24年12月20日放送
http://www.youtube.com/watch?v=_hY0-5qRSsA
札幌市議会で 堀川素人議員より質問
「札幌市PTA協議会と教育委員会との関係についてお聞きしたい。」
「校長、教頭の選考試験はどのような方法で行われているのか。」
答弁によって、札幌市PTA協議会のメンバーが教頭試験の面接官(の一人)を務めていることが明らかになった。
「札幌市PTA協議会の事務局長というのは11人いますけども、11人全員が校長退職者なんです。きわめて深い、ある意味ではズブズブの関係と言ってもいい」
札幌市は「天下りにはあたらない」と言っているそうだ。
札幌市PTA協議会は「報酬は一般教員の退職者と比較しても高くない」(高い安いの問題ちゃうやろ!)
堀川素人議員
「大人がそういう自分の都合で社会の仕組みを使っているとすれば、それはおかしいよ。」
◆UHBスーパーニュース第4弾 平成25年2月8日放送
http://www.youtube.com/watch?v=N9VdK89C3aY&noredirect=1
PTA保険について 札幌市議、金子快之議員
「それまで民間の保険会社が運営、法改正で札幌市PTA共済が運営するようになった。一道民の立場で情報公開請求をかけて判明した事実。
札幌市PTA共済会の
収入(
利益5,800万円(平成22年度)。
非営利組織であるPTAが共済を通じて利益をあげるシステムに問題がある。
札幌市議、金子快之議員」
同日追記:
ピカピカの一年生のお母さんお父さんに、ろくな説明も本人たちの意思確認もせず、入学と同時にPTA会員とみなし、会費を給食費と一緒に引き落として、連合会への上納金と保険金を納めさせる。
そんな「子どものために」という親心から出されたお金を集め、自分たちの都合の良いように利益を分配しているシロアリがいるようだ。ボクは、そんなPTA利権に自分の稼いだお金が流れるのが嫌だ。
PTA保険、共済保険に係わる甘い汁があるとは聞いていたが、ボクはこの報道を通して初めて、具体的な金額を聞いた。なるほど、5,800万円はさぞ甘いだろうなぁと感じる。
上記の報道は札幌市のPTAに関することだ。それは確かだ。では、我が地元はどうだろう?
大津市PTA連合会がPTAは入退会自由なんてHPに掲載するはずもないだろうし、ましてや、滋賀県PTA連絡協議会は保険金売上を減らすような活動を教育委員会に指導させるはずはない。教育委員会は「PTAのことは各学校に任せている」と、第三者委員会で指摘された言葉そのまま、「丸投げ」状態を続けている。
滋賀県PTA連絡協議会HPを見るとにはトップページからリンクした「PTA安全会」というページがある。札幌市の例と似てはないか?
ご存じの方も多いと思うが、滋賀県PTA連絡協議会 事務局 の住所は下記の通り。
〒520-0044
滋賀県大津市京町4丁目1-1
滋賀県教育委員会 生涯学習課内 TEL 077-522-3795 FAX 077-522-3795
札幌市議 堀川議員の言葉が思い浮かぶ。
実情はわからないが、札幌市で行われているようなPTA共済保険の利権構造は滋賀県PTA連絡協議会や大津市PTA連合会には絶対無い!と滋賀県や大津市の教育委員会や教師やPTAの偉いさんたちは、清廉潔白、純真無垢、利権とは無縁な人々!と言い切れるだろうか。
先年の大津市中2自死問題に見る、校長や学校の隠蔽体質、調査もろくにせず、アンケートに目を通さず、見ても見ぬフリ、教育委員会も学校に丸投げ、同じくアンケート調査の精査すらしていないし、保身ばかり。
PTAの自動加入を何としてでも続けたいと思っている人々には、教育とは違った甘い汁にからんだ理由あるんじゃないかと思うのはボクだけだろうか。
志賀町立木戸小学校PTA大津市立伊香立小学校PTA志賀町立和迩小学校PTA大津市立小松小学校PTA志賀町立小松小学校PTA大津市立堅田小学校PTA大津市立志賀小学校PTA大津市立晴嵐小学校PTA大津市立平野小学校PTA大津市立大石小学校PTA大津市立膳所小学校PTA大津市立石山小学校PTA大津市立真野小学校PTA大津市立唐崎小学校PTA大津市立田上小学校PTA大津市立雄琴小学校PTA大津市立青山小学校PTA大津市立瀬田北小学校PTA大津市立日吉台小学校PTA大津市立志賀中学校PTA大津市立皇子山中学校PTA大津市立日吉中学校PTA大津市立打出中学校PTA大津市立青山中学校PTA大津市立真野中学校PTA大津市立南郷中学校PTA大津市立瀬田中学校PTA大津市立堅田中学校PTA大津市立石山中学校PTA大津市立粟津中学校PTA大津市立北大路中学校PTA大津市立仰木中学校PTA大津市立伊香立中学校PTA大津市立田上中学校PTA大津市立瀬田北中学校PTA大津市立唐崎中学校PTA大津市立葛川中学校PTA滋賀大学教育学部附属中学校PTA
大津市の小中学校だけでもこんなにある↑。児童・生徒一人当たり数百円集めれば莫大な金額になる。市P→県P、そして日Pと上納金が流れ、その中で甘い汁を吸っている奴らがいるのではないだろうか。
尚、先日、日Pに電話をして財務諸表を公開していないのか聞いた。結論はしていない。
ちなみに、日Pの本部事務局は、東京の一等地に自社ビルを持っているそうだ。お金持ちなんだなぁ。そのお金って、元々、お母さんがたが「子どものために」と思って出されたお金じゃなかったんだろうか?
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
後日、追記
活動時の保険?
ボクは、阪神大震災の前からボランティア活動をしているが、保険に入らされたことはない。ボランティアをしてケガしたら、それは自分の責任でなんとかするよ。それがボランティアってもんじゃないの?
「震災復興のボランティアに駆けつけたはいいけど転びました。→ボランティアを募集した団体に賠償請求します。」
そんな迷惑な奴はいないだろうけど、もしそんな根性なら最初から行くなよ。ってボランティアに駆けつけてる人たちなら、そう思うよ。
ボクは、地元のPTA活動に参加・協力できる機会があれば、しようと思う。でも、保険なんていらない。死んだら、生命保険があるし、入院保険もついてるし、自分のボランティア活動で自分が怪我したら、主催者他の皆様にご迷惑・ご心配をおかけしたことをお詫びするほうだと思うけどなぁ。
だいたい、PTAって、そんな危険を伴う活動してるの?
2013年2月27日水曜日
学校に要望書を提出(後編)
既述の記事にも書いたような内容を気づいている/知っていながら、このまま何もせず/何も言わず入学式を迎えると、入会の意思確認をされることなくPTAに自動加入させられ、今度は自分自身が次世代の保護者を自動入会させて(そうと知りながら)他人の人権を侵害してしまう側(いわゆる加害者側)に立ってしまう。それは私の良心に反することだ。
詳しいことを知らず(知らされず)にPTAに自動入会させられ、それが当たり前と信じて疑うことなくやっている役員の皆さんに罪はないと思う。もちろん、どんな人かも知らないし、恨みもない。
だからと言って、そんな習慣をそのまま前例として引き継いで行くと、やがては我が子がまた他人様の人権を侵害してしまったり、奉仕を強制してしまう側に立ってしまうことになる。悪癖の連鎖は何処かで止める努力をしないといけないのではないかだろうか。自動(強制)入会制度を子どもに残すことは、「子どものためにならない」とボクは思う。
自分一人だけ入会しないという選択肢もある。しかし、それでは、根本的な解決にはならない。
妻は我が家だけ非加入だと世間体が悪いと気にしている。妻にとっては「たかがPTAのことなので、そんな目くじら立てずとも」って感じみたいだ。(ボクは血液型占いをあまり信じていないが、このやりとりに関しては、血液型の違いを見事に反映していると思う。)
我が家だけ入会しないという選択肢は、少しでも改善してはどうかと提案したり、そのような要望を学校に伝えて、その回答を得てからでも遅くない。まだ4月までは40日以上ある。
こんな書類を携えて校長室に行けば、また、人の口に上ることになるだろう(^^; 恐らく奇人、変人の部類と見られるかもしれないな(*_*) でも、この要望が通れば、学校が新入学から人権問題を起こすこともなく、入学式から隠蔽体質と言われることもなく、非加入の選択を堂々とすることもできて妻も気が休まるかもしれないし、何より子どものためにもなる。ボクが気にすることではないが、PTA内部も役職や奉仕の強要が少しは無くなるのではないだろうか。
そんなこんな言い訳を勇気に変えて、書類を携え、意を決して校長先生にアポをとり、学校に行ってきた。校長室にて以下の書類を提出してきた。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
要 望 書
平成25年2月20日
大津市立●●小学校校長●●殿
平成25年度新入生の父・氏名(印)
はじめまして。平成25年度よりお世話になります新入学児童の父です。
よろしくお願い申し上げます。
さて、貴校が平成25年2月4日に開催した平成25年度新入学説明会の資料には、学校給食費等に関する説明書類はありましたが、PTAに関しては縦3.5cm横6.5cmの枠の中に、
「PTA会費の年2回徴収について
月額300円を前期(4~9月)分を5月に、後期(10~3月)分を10月に引き落としさせていただきます。」
という既述程度で、他の資料は見当たりませんでした(*1)。落丁かと思い、後日(2月8日)教頭先生に電話で伺いましたところ、落丁ではなく、PTAに関する説明資料はなく、今後の配布予定もなく、4月の子どもの入学をもって保護者は自動的にPTAの会員とされ、5月のPTA総会の前には、組織が動き出さないといけないので見切り発車的に、会費が引き落とされる予定だとも伺いました。
PTAは任意加入、入退会自由な任意団体です。PTAは消費者契約法上の事業者(その他の団体)として明記されており(*2)、対して私たち保護者は消費者にあたります。一般に民立団体の入会契約は、文書による充分な説明がなされた後に、個人の自由選択がなされた結果、甲乙間が合意に至ることが法的にも正しいありかたです。また、消費者教育推進法によれば、学校は「契約に伴うルール、契約を行う際に十分に内容を確認する習慣を身につける」よう教育する側です(*3)。
このような法令や法の趣旨を尊重した対応がなされていない現状についてはいかがなものかと思い、法務省人権擁護局に確認しましたところ、結論は、「人権問題に該当する」とのことでした(*4)。また、大津市コンプライアンス推進室ならびに大津市教育委員会学校教育課に確認しましたところ、学校が配布した「入学のしおり」の中に記載されている事項(PTA等)については、学校が保護者に対して充分な説明をする責務を負っているとのことでした。
大津市の教育界は、中2自死問題に関してマスコミ各社から隠蔽体質と書き立てられたり、第三者委員会から批判されるなど、「学校教育への信頼が揺らいでおり、その信頼を一日も早く回復しなければなりません」(平成24年7月13日滋賀県教育委員会教育長河原恵)(*5)という厳しい状況にあります。
新入学児童の保護者全員への人権問題や関係諸法令にも抵触している状況を放置したまま入学式を迎えることは、新入学児童の保護者として、義務教育の現場で子どもの人権を軽視した教育活動がなされるかもしれない不安感を払拭できないことから、学校が先ずは説明責任を果たされるよう、別紙のように要望します。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
要 望 事 項
2)PTAに保護者が入会するか否かによって、保護者やその児童・生徒が不当な扱いや差別を受けることは決してないことの確認とその旨を保護者全員へ文書により周知すること。
3)PTA会費はPTAに入会を希望した保護者が支払うべきものであって、給食費とは係わりのないことの確認とその旨を保護者全員へ文書により周知すること。
(本来、公費と私費は峻別されるべきだと思います。)
4)少なくとも上記3点を明記した説明文書を4月10日までに全新入生の保護者に配布し周知すること。
5)教職員によって対応が異ならないよう、PTAは入退会自由の任意団体であることや入会の諾否による不当な扱いや差別があってはならないことを周知徹底すること。
6)PTAへの加入意志の確認は入会届等文書によること(保護者と教職員とも)
7)学校給食費と一緒に引き落とされるという「学級費」「印刷費」「積立金」についても全く説明がなかったため、上記同様に保護者全員へ文書により周知すること。
8)法務省人権擁護局が人権問題であると指摘していることについての貴校の見解や対応などについてもお聞かせください
9)本書へのご回答文書を2月28日までにお願いします。ご連絡用に弊メールアドレスを別記します。
以上
(*1)新入学説明会資料より抜粋資料もくじ。入学のしおり表紙と第5ページ。給食費の徴収について...計4枚
(*2)「消費者契約法の解説」平成12年6月経済企画庁(現内閣府)
(*3)消費者庁、消費者教育ポータルサイト http://www.caa.go.jp/kportal/
(*4)法務省人権擁護局みんなの人権110番 0570-003-110
大津地方法務局人権擁護課 077-562-4673
(*5)滋賀県教育委員会 http://www.pref.shiga.lg.jp/edu/index.html
尚、その他関連資料を添付いたします。ご査収ください。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
A)参考資料
1)PTA第二次参考規約 昭和29年2月4日 文部省父母と先生の会分科審議会より
2)特定非営利活動法人(NPO法人)定款例 (内閣府発行定款例より抜粋)
上記(1)(2)はブログ内入退会に関する考え方や実例 にあります
3)朝日新聞2010年 2月21日号 「PTA実は入退会自由」
朝日新聞2012年 1月15日号
どうする?PTA(上)「入退会は自由」「原則知って」各地で動き
4)月刊プリンシパル「校長のためのPTA学入門」第6回
入退会自由にした岡山市立A小学校PTA
5)千葉市のHPより:PTAへの参加について
http://www.city.chiba.jp/shimin/shimin/kocho/shiminnokoe/h23/1823.html
要旨
小学校のPTAへの参加は強制なのか教えてほしい。
回答内容
PTAは任意団体であり、加入を強制するものではございません。学校又はPTA役員からの説明が、強制加入と感じられたとのこと、誠に申し訳ございませんでした。
また、学校が、PTAに加入しないことを理由としてお子さんへの対応が変わることは一切ございません。
なお、PTA会費につきましては、円滑な運営のため、学校によっては銀行引き落としとなっている場合がございますので、ご加入を辞退される場合は、お手数ですが教頭にご連絡ください。(以下略)
(お問い合わせ)
教育委員会事務局生涯学習部生涯学習振興課 TEL 043-
6)横浜市のHP市民の声より:PTAには必ず入会しないといけないのですか
http://cgi.city.yokohama.jp/shimin/kouchou/search/data/24001826.html
PTAには必ず入会しないといけないのですか
<投稿要旨>
小学生の子どもがいますが、役員を押し付けられました。
また、PTAに入会しないと子どもが不利益となることはありますか。
<回答>
PTAは任意団体であり、入退会も自由です。この点については、校長会等を通じて、学校説明会等で保護者に周知するよう学校長へ説明しています。
現在は、ライフスタイルの変化に伴い、新しい時代に対応するPTAのあり方が問われており、多くのPTAは各学校や保護者の状況を踏まえ、試行錯誤しながら活動しています。(以下略)
<問合せ先>
教育委員会事務局総務部生涯学習文化財課
電話:045- FAX:045-以下(略)
<公表日> 2012年8月(以下略)
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
校長先生との会話(要約)
・PTAは任意加入、入退会自由な任意団体ですよね。
(校長)「その通りです。」
・要望事項について
(校長)「逐一、ごもっともで常識的な内容だと思います。」
(校長)「ただ、人権問題ということに関しては私のほうでも調べさせてください。」
どうぞ、法務省と大津地方法務局の電話番号も記載しています。
・2月末までに返事がいただけるかどうかについて。
(校長)「何らかの返事はします。」
・(校長)「PTAの会長さんとかとお話しもしないといけないので。」
どうぞ。ただ、誤解しないで頂きたいのは、ボクは、
*学校が配布した「入学のしおり」に記載している事項について
*学校が給食費(公費)と一緒に引き落とす予定のPTA会費(私費)等について
学校が配布した文書中の事項に対して学校の説明責任を果たされるよう要望しているのであって、PTAの方々に何かして欲しいと要望しているわけではありません。
(校長)「わかってます。」
2013年2月26日火曜日
学校に要望書を提出(前編)
2013年2月初旬、滋賀県大津市立○○小学校の新入学説明会があった。
入学のしおりと題された冊子の5ページ目は下記のような内容だった。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
集金事務の簡素化のため、学級費、給食費・印刷費・PTA会費、積立金(5,6年)を
銀行口座からの児童引き落しを実施しております。
○手続き
①滋賀銀行かJAレーク大津に口座を解説してください。
(すでに口座をお持ちの場合は、その口座で結構です。)
②「学費等預金口座振替依頼書」「預金口座振替申込書」に必要事項を
ご記入のうえ、{捨て印}をして金融機関に提出してください。
○引き落とし予定日
毎月5日
*引き落としできなかった場合は、集金袋で現金徴収させていただきますので
ご了承ください。
○引き落とし額
合計 4000円
内訳 給食費 4000円
________________
|PTA会費の年2回徴収について |
|月額300円を前期(4~9月)分 |
|を5月に、後期(10~3月)分を |
|10月に引き落とさせていただきます|
________________|
学級費については、学年通信等でお知らせします。
(レイアウトは一部変更しています)
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
上記冊子とは別に「学校給食実施にかかる給食費の徴収について」と題したプリントもあった。
その後、下記記事に書いたように少し調べていた。
PTA資料は落丁かと思って学校に聞いてみた
大津市コンプライアンス推進室、大津市教育委員会と法務省人権擁護局
入退会に関する考え方や実例
さて、このまま調べただけで、何もアクションを起こさないと、4月の入学をもってPTA会員とされ、会費が引き落とされたり、役を押しつけられたりするみたいだ(*_*) ということは入学までにこの件を何とか目途をつけておかないといけないってことになる。
それに、よく見ると、学級費、印刷費、積立金ってのもあるが、何処を探しても何の説明もない。給食費のように別紙もない。一体何の金だこれは?これだけの記述でそれぞれが何に使われるお金で、何故保護者が支払う必要があるのか、誰に支払うのか、そして、一体全体、幾らなのか?理解できる一般保護者はいてるのだろうか?(既に記事にも書いたように、PTAに関する説明も資料もなかったし)。 ボクは頭が悪いので、何のお金だか分からない(T_T) ボクのことを無知だと責めないでほしい(^^; 何度読み返してもホントに分からないんだ。
でも、口座自動引落の登録をすると、理解もできないし、納得なんてしようともできない状態で、お金が引き落とされるんだと思う。商取引をしたことがある人ならわかると思うが、これが取引相手からの請求書なら「明細」をつけてくださいねとお願いすると思うし、だいたい金額が確定してないのに支払う約束(口座引落)をするのだから、額面の無い約束手形に裏書きするようなもんじゃネ?
これって正常なん? 俺が非常識なんやろか?
ボクは学校にいちゃもんをつけるのが趣味だとか、好きだとか、そんなんじゃぁない。これから息子がお世話になる学校のことを少し興味を持って見ているに過ぎない。そんな一般的な保護者の一人だと思う。
他の学校はどうなんだろう?
志賀町立木戸小学校PTA大津市立伊香立小学校PTA志賀町立和迩小学校PTA大津市立小松小学校PTA志賀町立小松小学校PTA大津市立堅田小学校PTA大津市立志賀小学校PTA大津市立晴嵐小学校PTA大津市立平野小学校PTA大津市立大石小学校PTA大津市立膳所小学校PTA大津市立石山小学校PTA大津市立真野小学校PTA大津市立唐崎小学校PTA大津市立田上小学校PTA大津市立雄琴小学校PTA大津市立青山小学校PTA大津市立瀬田北小学校PTA大津市立日吉台小学校PTA大津市立志賀中学校PTA大津市立皇子山中学校PTA大津市立日吉中学校PTA大津市立打出中学校PTA大津市立青山中学校PTA大津市立真野中学校PTA大津市立南郷中学校PTA大津市立瀬田中学校PTA大津市立堅田中学校PTA大津市立石山中学校PTA大津市立粟津中学校PTA大津市立北大路中学校PTA大津市立仰木中学校PTA大津市立伊香立中学校PTA大津市立田上中学校PTA大津市立瀬田北中学校PTA大津市立唐崎中学校PTA大津市立葛川中学校PTA滋賀大学教育学部附属中学校PTA
あまり記事になっていないようだ。先ほど、ググってみたが、このブログがヒットした(^^;;; 他の学校では、いろいろちゃんと説明されているから保護者からも疑問がでないんだろうか。ボクには調べようがない。
まぁ、他の学校のことを知ったらからといって、我が校が変わるわけではないので、、、ここは意を決して、学校にちゃんと説明して欲しいなぁってお願いしてみないと、何も始まらないと思う。
さあ、文章作りがタイヘンだ(>_<)
入学のしおりと題された冊子の5ページ目は下記のような内容だった。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
集金事務の簡素化のため、学級費、給食費・印刷費・PTA会費、積立金(5,6年)を
銀行口座からの児童引き落しを実施しております。
○手続き
①滋賀銀行かJAレーク大津に口座を解説してください。
(すでに口座をお持ちの場合は、その口座で結構です。)
②「学費等預金口座振替依頼書」「預金口座振替申込書」に必要事項を
ご記入のうえ、{捨て印}をして金融機関に提出してください。
○引き落とし予定日
毎月5日
*引き落としできなかった場合は、集金袋で現金徴収させていただきますので
ご了承ください。
○引き落とし額
合計 4000円
内訳 給食費 4000円
________________
|PTA会費の年2回徴収について |
|月額300円を前期(4~9月)分 |
|を5月に、後期(10~3月)分を |
|10月に引き落とさせていただきます|
________________|
学級費については、学年通信等でお知らせします。
(レイアウトは一部変更しています)
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
上記冊子とは別に「学校給食実施にかかる給食費の徴収について」と題したプリントもあった。
その後、下記記事に書いたように少し調べていた。
さて、このまま調べただけで、何もアクションを起こさないと、4月の入学をもってPTA会員とされ、会費が引き落とされたり、役を押しつけられたりするみたいだ(*_*) ということは入学までにこの件を何とか目途をつけておかないといけないってことになる。
それに、よく見ると、学級費、印刷費、積立金ってのもあるが、何処を探しても何の説明もない。給食費のように別紙もない。一体何の金だこれは?これだけの記述でそれぞれが何に使われるお金で、何故保護者が支払う必要があるのか、誰に支払うのか、そして、一体全体、幾らなのか?理解できる一般保護者はいてるのだろうか?(既に記事にも書いたように、PTAに関する説明も資料もなかったし)。 ボクは頭が悪いので、何のお金だか分からない(T_T) ボクのことを無知だと責めないでほしい(^^; 何度読み返してもホントに分からないんだ。
でも、口座自動引落の登録をすると、理解もできないし、納得なんてしようともできない状態で、お金が引き落とされるんだと思う。商取引をしたことがある人ならわかると思うが、これが取引相手からの請求書なら「明細」をつけてくださいねとお願いすると思うし、だいたい金額が確定してないのに支払う約束(口座引落)をするのだから、額面の無い約束手形に裏書きするようなもんじゃネ?
これって正常なん? 俺が非常識なんやろか?
ボクは学校にいちゃもんをつけるのが趣味だとか、好きだとか、そんなんじゃぁない。これから息子がお世話になる学校のことを少し興味を持って見ているに過ぎない。そんな一般的な保護者の一人だと思う。
他の学校はどうなんだろう?
志賀町立木戸小学校PTA大津市立伊香立小学校PTA志賀町立和迩小学校PTA大津市立小松小学校PTA志賀町立小松小学校PTA大津市立堅田小学校PTA大津市立志賀小学校PTA大津市立晴嵐小学校PTA大津市立平野小学校PTA大津市立大石小学校PTA大津市立膳所小学校PTA大津市立石山小学校PTA大津市立真野小学校PTA大津市立唐崎小学校PTA大津市立田上小学校PTA大津市立雄琴小学校PTA大津市立青山小学校PTA大津市立瀬田北小学校PTA大津市立日吉台小学校PTA大津市立志賀中学校PTA大津市立皇子山中学校PTA大津市立日吉中学校PTA大津市立打出中学校PTA大津市立青山中学校PTA大津市立真野中学校PTA大津市立南郷中学校PTA大津市立瀬田中学校PTA大津市立堅田中学校PTA大津市立石山中学校PTA大津市立粟津中学校PTA大津市立北大路中学校PTA大津市立仰木中学校PTA大津市立伊香立中学校PTA大津市立田上中学校PTA大津市立瀬田北中学校PTA大津市立唐崎中学校PTA大津市立葛川中学校PTA滋賀大学教育学部附属中学校PTA
あまり記事になっていないようだ。先ほど、ググってみたが、このブログがヒットした(^^;;; 他の学校では、いろいろちゃんと説明されているから保護者からも疑問がでないんだろうか。ボクには調べようがない。
まぁ、他の学校のことを知ったらからといって、我が校が変わるわけではないので、、、ここは意を決して、学校にちゃんと説明して欲しいなぁってお願いしてみないと、何も始まらないと思う。
さあ、文章作りがタイヘンだ(>_<)
2013年2月22日金曜日
子どものために-その2-自問自答的まとめ
子どものために-その2-自問自答的まとめ
イ)PTAに入会しない人やPTA活動に協力しない人は、「子どものため」と(を)思っていない人?
回答:
「入退会自由な任意団体への加入如何や協力度合いによって、
愛情を測るというロジック自体が間違い。」
例:
「子どものためを思って行動したり、子どもに愛情を注ぐということは、
大変エネルギーを使うことだ。」よね!
↓
「したがって、若い頃に比べ、脇腹に脂肪が溜まってきたり、下腹が出てきたりするのは、
子どものためを思っての活動をサボリ、子どもに愛情を注がず、自分ばかり
かわいがっているからエネルギー消費が悪という証拠だぁ!」
↓
ってかぁ・・・(^^; ロジック自体が間違っている(^^;
追記:
「そんな間違ったロジックを振り回す人たちと一緒にボランティアなんて、やる気がしない。」
「PTAに入ることは、親の一つの愛情表現であるかもしれないが、それが全てではない。
PTAに入らない親は、何ら子どものためを思ってないとは言えない。
むしろ、子どもとの触れあう時間が減らずに、愛情を注げるので良いという考え方もある」
「味付けや好みの合わない飲食店に無理して行かないように、嫌いな団体、相性の
合わない団体に、無理して出向く必要などない」
ロ)「皆さん子どものためにPTAに入って(活動している)・・・云々」
回答:「それはそれはご奇特なことで」
追記:
(だからどうかしたの?みんなはみんな、俺は俺だ)
(やりたくてPTAボランティアやってるんだろ!
だから、「それはそれはご奇特なことですね!」で終わり)
(やりたくてPTAボランティアやってるんだろ!
ボクを巻き込まないでね。自分たちだけでやりたいボランティアをやってね)
(自分も無理矢理やらされてきたから、お前もやれ!的など汚い根性はやめてね)
そもそも、入会に際して何ら説明もせず、入会するか否かを聞かずに自動的(強制的)に
全員入会としてきた、そんな保護者達を称して「PTAに入っている皆さん」とか呼ぶのは
おかしいんじゃない?
次に、みんなが同じ任意団体に所属することが、子どものためになるかどうかは、個別の
事情を考慮しない発言でもあるし、やっぱりおかしいんじゃない?
十人十色というように、みんなの考え方や行動は一種類じゃないことのほうが当たり前、
それが民主主義の基本じゃない?
みんな同じ団体に入って活動すべきというニュアンスを流して、他を排除するような
雰囲気を相手に与えるのは、中国や北朝鮮やオウム真理教のように感じる。
自分や家庭に余裕のある範囲で、できる時に出来ることを出来る範囲で自主的に行うのが
ボランティア活動。
ボランティア活動は他人様から強制されることはない。ボランティアというのは
「僕たちはこれだけ多くの活動をしてます!みんな入ってます!」と宣伝する必要はない。
仏教的にいうと、陽報を期さない陰徳が良い(我が家の家訓だ)。
そもそも、沢山の人が集まっているボランティア団体なら、それ以上の人手は不要だろう。
イ)PTAに入会しない人やPTA活動に協力しない人は、「子どものため」と(を)思っていない人?
回答:
「入退会自由な任意団体への加入如何や協力度合いによって、
愛情を測るというロジック自体が間違い。」
例:
「子どものためを思って行動したり、子どもに愛情を注ぐということは、
大変エネルギーを使うことだ。」よね!
↓
「したがって、若い頃に比べ、脇腹に脂肪が溜まってきたり、下腹が出てきたりするのは、
子どものためを思っての活動をサボリ、子どもに愛情を注がず、自分ばかり
かわいがっているからエネルギー消費が悪という証拠だぁ!」
↓
ってかぁ・・・(^^; ロジック自体が間違っている(^^;
追記:
「そんな間違ったロジックを振り回す人たちと一緒にボランティアなんて、やる気がしない。」
「PTAに入ることは、親の一つの愛情表現であるかもしれないが、それが全てではない。
PTAに入らない親は、何ら子どものためを思ってないとは言えない。
むしろ、子どもとの触れあう時間が減らずに、愛情を注げるので良いという考え方もある」
「味付けや好みの合わない飲食店に無理して行かないように、嫌いな団体、相性の
合わない団体に、無理して出向く必要などない」
ロ)「皆さん子どものためにPTAに入って(活動している)・・・云々」
回答:「それはそれはご奇特なことで」
追記:
(だからどうかしたの?みんなはみんな、俺は俺だ)
(やりたくてPTAボランティアやってるんだろ!
だから、「それはそれはご奇特なことですね!」で終わり)
(やりたくてPTAボランティアやってるんだろ!
ボクを巻き込まないでね。自分たちだけでやりたいボランティアをやってね)
(自分も無理矢理やらされてきたから、お前もやれ!的など汚い根性はやめてね)
そもそも、入会に際して何ら説明もせず、入会するか否かを聞かずに自動的(強制的)に
全員入会としてきた、そんな保護者達を称して「PTAに入っている皆さん」とか呼ぶのは
おかしいんじゃない?
次に、みんなが同じ任意団体に所属することが、子どものためになるかどうかは、個別の
事情を考慮しない発言でもあるし、やっぱりおかしいんじゃない?
十人十色というように、みんなの考え方や行動は一種類じゃないことのほうが当たり前、
それが民主主義の基本じゃない?
みんな同じ団体に入って活動すべきというニュアンスを流して、他を排除するような
雰囲気を相手に与えるのは、中国や北朝鮮やオウム真理教のように感じる。
自分や家庭に余裕のある範囲で、できる時に出来ることを出来る範囲で自主的に行うのが
ボランティア活動。
ボランティア活動は他人様から強制されることはない。ボランティアというのは
「僕たちはこれだけ多くの活動をしてます!みんな入ってます!」と宣伝する必要はない。
仏教的にいうと、陽報を期さない陰徳が良い(我が家の家訓だ)。
そもそも、沢山の人が集まっているボランティア団体なら、それ以上の人手は不要だろう。
2013年2月21日木曜日
子どものために-その1-考え方や行動は違うのが普通
ちょっと気になることがあったので、考え方をまとめる備忘録として書いておきたい。
「子どものために」というフレーズについてだ。
まず、ボクは息子が大好きだ。再来月の4月に新入学を迎える息子は、生まれた時は少し小さかった。ハイハイ→伝い歩き→直立二足歩行→補助輪付き自転車って感じでぐんぐん成長してきた。補助輪を取る時は少しく苦労した。お父さんの役目として?自転車が倒れないように後ろから支えて、押しながら走ったり、公園の緩やかな坂道で練習したりして、やっと補助輪なしでも自分でバランスを取れるようになった。どんどん遠くまで自転車で行けるようになった。なんか、サナギから蝶になったような感覚だ。
仕事を終えて自宅に帰るのが楽しみだ。まだ、一人で寝るのが怖いみたいで、「一緒に寝よっ」て誘ってくるのがまた嬉しい。寝付くまで手をつないでいる。この頃は特に寒いので、一つの布団で寄り添って寝ている。「お父さん、あったかい」なんて言われたらギュって抱きしめてしまう(^^)
こんなことができるのは、あと数年だろう。小学生も高学年になると、そんな幼児っぽい可愛らしさはなくなるだろうし(*_*)そう思うと、余計に今の可愛らしさを満喫しておきたくなる。兎にも角にも、ボクは息子が大好きなんだ。
さて、
小学校の入学説明会資料にPTAの説明がほとんどなかったので、学校に問い合わせした時のことだったと思うが、学校関係者から「皆さん子どもために・・・」とか「子どものためを思って・・・」PTA活動しているという主旨の発言を聞いたのだが。
ネットを散策していると、PTAの役員や会員からも同様の発言がなされていたことについて、多くの意見が述べられれている。ボクも恐れず思うところを書きなぐってみよう。
1)PTAに入会しない人やPTA活動に協力しない人は、「子どものため」と(を)思っていない人?
先にも書いたが、ボクは息子が大好きだ。息子のために嫌な仕事でも耐えるてきているし、息子のためにお小遣いが減らされても我慢している・・・息子のためかおかぁちゃんが怖いのか(T_T)
ボクは、世界中のどんな親よりも、ボクが息子に対して抱く愛情がより大きく、より深く、より美しく、より輝いていると思う。それは間違いない!ってすら思う(^^;
もし、ボクがPTAに入らなかった場合、ボクは息子のためを思わないダメオヤジなわけ?
そもそも、入退会自由の任意団体であるPTAに入会するか否かという自由選択の結果によって、他人様の子どもに対する愛情を判じているのは間違ったロジックだ。
そんなロジックは破綻している。PTAに入ることは親の一つの愛情表現であるかもしれない。しかし、それが全てではない。もし、全てだとした場合、親はPTAに入会すれば、他の子育てを放棄してもいいという論理に発展しかねない。結論を見るまでもなく、そんな方向性は間違っていることは明らかだ。
ということで、「PTAに入ることは親の一つの愛情表現であるかもしれないが、それが全てではない。」というのは正しいと思う。
もし「PTAに入会しない人は、子どものためと(を)思っていない人」という、そんなニュアンスで発言する人がいるとすれば、その発言者の考え方が間違っているか、その発言者の頭がおかしいか、その発言者の人格が歪んでいるか、その発言者の心がすさんでいるか、あるいはそれら全部ってことになる(^^;
別の言い方をすれば、そんな発言ができる人とは生涯のお友達にはなれないんだから、さっさと袂を分かったほうがいい。もし、相手が教師なら、以下の考察を提示した上で、そのご存念を充分にお聞きして、教委に矯正指導をお願いして、あとは転勤を祈るとか、子どもが卒業するまで我慢するしかないのだろう。
2)「皆さん子どものためにPTAに入って(活動している)・・・云々」
この「皆さん」という言葉が曲者だな。
「みんながやっているから=正しい」というニュアンスを含んでいる。ボクにはそう聞こえる。
また、「みんながやっているから=あなたがやらないのは正しくない/おかしい」という微かな臭いもしてくる。ボクにはそんな臭いが漂ってくる。どうもクサイ。
だいたい、入会に際して何ら説明もせず、入会するか否かを聞かずに自動的(強制的)に全員入会としてきたんだから、そんな保護者達を称して「PTAに入っている皆さん」と呼ぶのはおかしいんじゃない?
日本は、いわゆる「ムラ社会」があった。村八分という言葉が残っているように、昔は生活共同体の中から外されると死活問題でもあった。そんな歴史を引き継いでいる我々は、兎角「みんなと同じように」「目立たないように」「出る杭は打たれる」という生活訓を持っている。それは、生活習慣病にさえ思える。
そんな病気を起こすムラ社会からの幽霊を 「同調圧力」 と呼ぶこともあるようだ。
ボク♂はファッションセンスがないというか、普段着なんてユニクロのTシャツとジャージでいいと思うほうだ。(同じようなユニクロ服が)誰かとかぶっても別に気にならない。一方、妻♀はといえば、ご近所様の奥様がたと同じファッションだったら嫌みたいだし、化粧なるものをしないで外出すると死罪にでもなると信じているようだ。
一般的かどうか分からないが、ボクの生活圏内には、男性服を売る店は少なく、女性服を扱う店のほうが圧倒的に多い。しかも、男性服はスーツに代表されるように、ジャンルというのだろうか、服の種類は少ないように思う。対して、女性の服飾関係は、スカートやズボンだけでも長いのから短いのまであって、色はイロイロだし、それに加えて上着や靴との兼ね合いなんかも考えたり、ワンピースとかもあるし、兎にも角にも品数が多いのではないだろうか。そんな中から選ぼうとするのだから、兎にも角にも時間がかかる。世の男性諸氏で女性の買い物につきあうのが好きだという御仁はそう多くないのではないだろうか。少なくとも、ボクは、女性の買い物(食料品以外)に付き合った結果、買い物にかける時間の概念に関しては男女差があまりにも大きいと実感している。
そんなファッションでは多種多様や個性を楽しむ女性陣だが、(ネットを散策していると)、ことPTAに関してはどうも男性より女性のほうが同調圧力を強く感じる傾向にあるようだから不思議だ。
これが人民服なら、絶対着るのはイヤ!って言うと思うんだけどね。
3)みんなの考え方や行動は一種類じゃない
自分の子どもと他人の子どもを見比べれば、直ぐにわかることがある。顔が違う、体つきが違う、性格が違う、食べ物の好みが違う。同じようなところもある。よく笑う、すぐに泣く、すぐに怒る、感情の高ぶりとともに手が出てしまう、遊ぶのが好き、友達がすき、ママが大好(*^^*)。
という具合に、同じようなところもあれば、違うところもある。他人だから当たり前だ。
そんな個性豊かな子どもたちが、やがて大きくなって大人になって、結婚して、子宝に恵まれ・・・そして、同じ考えを持ち、同じ服装を着て、同じ価値観で考え、同じ政党に投票し、同じテレビを見て、同じ趣味を持って、同じ時間に起きて、同じ団体に奉仕し、同じ時間に寝る。やがて、同じ日時に亡くなり、同じ場所で葬式を出されて、同じ場所へ埋葬される。
あれ? ちょっとおかしくないかい?
十人十色というのに、義務だから小学校に集まってきたに過ぎない個性的な保護者の我々全員が、同じ任意団体に入らないといけないなんて、正しいわけがない。それができるとするのは、民主主義じゃない。それって、中国や北朝鮮のやり方じゃない?教師の組合とかいうところの影響なんだろうか?
みんなの考え方や行動は一種類じゃないことのほうが当たり前だろ。
ゴルフのレッスン界の至宝。ハービーペニックという人がいた。彼の名言を思い出した。
「ゴルフのスイングは、指紋と同じだ。個性的であるほうが正しい。」
みんなが同じ任意団体に所属することが、子どものためになるかどうかは、個別の事情を考慮しない発言でもあるし、やっぱりおかしい発言だと思う。
ということで、「皆さん・・・で」と言われると、「へぇ~そうなんや。それがどうした?」「俺は俺」って思うようになってきた。これからは、
「皆さん子どものためを思ってPTA活動をされてまして」って言われたら、
「それはそれはご奇特なことで」って言ってみることにしようと思う。
政党と同じように、PTAにも複数種類あってもいいのかもしれない。
現在のような左よりのPTAじゃなくって、もっと自由で民主的な第2PTAを作って、また別に社民党みたいな第3PTAもつくって、いっそのこと自分専用PTAを自分だけ会員で作って、そんな選択肢を、保護者が選択できるような体制にするってのはどうなんだろう?
それがひいては、子どものためになるんじゃないだろうか。
「子どものために」というフレーズについてだ。
まず、ボクは息子が大好きだ。再来月の4月に新入学を迎える息子は、生まれた時は少し小さかった。ハイハイ→伝い歩き→直立二足歩行→補助輪付き自転車って感じでぐんぐん成長してきた。補助輪を取る時は少しく苦労した。お父さんの役目として?自転車が倒れないように後ろから支えて、押しながら走ったり、公園の緩やかな坂道で練習したりして、やっと補助輪なしでも自分でバランスを取れるようになった。どんどん遠くまで自転車で行けるようになった。なんか、サナギから蝶になったような感覚だ。
仕事を終えて自宅に帰るのが楽しみだ。まだ、一人で寝るのが怖いみたいで、「一緒に寝よっ」て誘ってくるのがまた嬉しい。寝付くまで手をつないでいる。この頃は特に寒いので、一つの布団で寄り添って寝ている。「お父さん、あったかい」なんて言われたらギュって抱きしめてしまう(^^)
こんなことができるのは、あと数年だろう。小学生も高学年になると、そんな幼児っぽい可愛らしさはなくなるだろうし(*_*)そう思うと、余計に今の可愛らしさを満喫しておきたくなる。兎にも角にも、ボクは息子が大好きなんだ。
さて、
小学校の入学説明会資料にPTAの説明がほとんどなかったので、学校に問い合わせした時のことだったと思うが、学校関係者から「皆さん子どもために・・・」とか「子どものためを思って・・・」PTA活動しているという主旨の発言を聞いたのだが。
ネットを散策していると、PTAの役員や会員からも同様の発言がなされていたことについて、多くの意見が述べられれている。ボクも恐れず思うところを書きなぐってみよう。
1)PTAに入会しない人やPTA活動に協力しない人は、「子どものため」と(を)思っていない人?
先にも書いたが、ボクは息子が大好きだ。息子のために嫌な仕事でも耐えるてきているし、息子のためにお小遣いが減らされても我慢している・・・息子のためかおかぁちゃんが怖いのか(T_T)
ボクは、世界中のどんな親よりも、ボクが息子に対して抱く愛情がより大きく、より深く、より美しく、より輝いていると思う。それは間違いない!ってすら思う(^^;
もし、ボクがPTAに入らなかった場合、ボクは息子のためを思わないダメオヤジなわけ?
そもそも、入退会自由の任意団体であるPTAに入会するか否かという自由選択の結果によって、他人様の子どもに対する愛情を判じているのは間違ったロジックだ。
そんなロジックは破綻している。PTAに入ることは親の一つの愛情表現であるかもしれない。しかし、それが全てではない。もし、全てだとした場合、親はPTAに入会すれば、他の子育てを放棄してもいいという論理に発展しかねない。結論を見るまでもなく、そんな方向性は間違っていることは明らかだ。
ということで、「PTAに入ることは親の一つの愛情表現であるかもしれないが、それが全てではない。」というのは正しいと思う。
もし「PTAに入会しない人は、子どものためと(を)思っていない人」という、そんなニュアンスで発言する人がいるとすれば、その発言者の考え方が間違っているか、その発言者の頭がおかしいか、その発言者の人格が歪んでいるか、その発言者の心がすさんでいるか、あるいはそれら全部ってことになる(^^;
別の言い方をすれば、そんな発言ができる人とは生涯のお友達にはなれないんだから、さっさと袂を分かったほうがいい。もし、相手が教師なら、以下の考察を提示した上で、そのご存念を充分にお聞きして、教委に矯正指導をお願いして、あとは転勤を祈るとか、子どもが卒業するまで我慢するしかないのだろう。
2)「皆さん子どものためにPTAに入って(活動している)・・・云々」
この「皆さん」という言葉が曲者だな。
「みんながやっているから=正しい」というニュアンスを含んでいる。ボクにはそう聞こえる。
また、「みんながやっているから=あなたがやらないのは正しくない/おかしい」という微かな臭いもしてくる。ボクにはそんな臭いが漂ってくる。どうもクサイ。
だいたい、入会に際して何ら説明もせず、入会するか否かを聞かずに自動的(強制的)に全員入会としてきたんだから、そんな保護者達を称して「PTAに入っている皆さん」と呼ぶのはおかしいんじゃない?
日本は、いわゆる「ムラ社会」があった。村八分という言葉が残っているように、昔は生活共同体の中から外されると死活問題でもあった。そんな歴史を引き継いでいる我々は、兎角「みんなと同じように」「目立たないように」「出る杭は打たれる」という生活訓を持っている。それは、生活習慣病にさえ思える。
そんな病気を起こすムラ社会からの幽霊を 「同調圧力」 と呼ぶこともあるようだ。
ボク♂はファッションセンスがないというか、普段着なんてユニクロのTシャツとジャージでいいと思うほうだ。(同じようなユニクロ服が)誰かとかぶっても別に気にならない。一方、妻♀はといえば、ご近所様の奥様がたと同じファッションだったら嫌みたいだし、化粧なるものをしないで外出すると死罪にでもなると信じているようだ。
一般的かどうか分からないが、ボクの生活圏内には、男性服を売る店は少なく、女性服を扱う店のほうが圧倒的に多い。しかも、男性服はスーツに代表されるように、ジャンルというのだろうか、服の種類は少ないように思う。対して、女性の服飾関係は、スカートやズボンだけでも長いのから短いのまであって、色はイロイロだし、それに加えて上着や靴との兼ね合いなんかも考えたり、ワンピースとかもあるし、兎にも角にも品数が多いのではないだろうか。そんな中から選ぼうとするのだから、兎にも角にも時間がかかる。世の男性諸氏で女性の買い物につきあうのが好きだという御仁はそう多くないのではないだろうか。少なくとも、ボクは、女性の買い物(食料品以外)に付き合った結果、買い物にかける時間の概念に関しては男女差があまりにも大きいと実感している。
そんなファッションでは多種多様や個性を楽しむ女性陣だが、(ネットを散策していると)、ことPTAに関してはどうも男性より女性のほうが同調圧力を強く感じる傾向にあるようだから不思議だ。
これが人民服なら、絶対着るのはイヤ!って言うと思うんだけどね。
3)みんなの考え方や行動は一種類じゃない
自分の子どもと他人の子どもを見比べれば、直ぐにわかることがある。顔が違う、体つきが違う、性格が違う、食べ物の好みが違う。同じようなところもある。よく笑う、すぐに泣く、すぐに怒る、感情の高ぶりとともに手が出てしまう、遊ぶのが好き、友達がすき、ママが大好(*^^*)。
という具合に、同じようなところもあれば、違うところもある。他人だから当たり前だ。
そんな個性豊かな子どもたちが、やがて大きくなって大人になって、結婚して、子宝に恵まれ・・・そして、同じ考えを持ち、同じ服装を着て、同じ価値観で考え、同じ政党に投票し、同じテレビを見て、同じ趣味を持って、同じ時間に起きて、同じ団体に奉仕し、同じ時間に寝る。やがて、同じ日時に亡くなり、同じ場所で葬式を出されて、同じ場所へ埋葬される。
あれ? ちょっとおかしくないかい?
十人十色というのに、義務だから小学校に集まってきたに過ぎない個性的な保護者の我々全員が、同じ任意団体に入らないといけないなんて、正しいわけがない。それができるとするのは、民主主義じゃない。それって、中国や北朝鮮のやり方じゃない?教師の組合とかいうところの影響なんだろうか?
みんなの考え方や行動は一種類じゃないことのほうが当たり前だろ。
ゴルフのレッスン界の至宝。ハービーペニックという人がいた。彼の名言を思い出した。
「ゴルフのスイングは、指紋と同じだ。個性的であるほうが正しい。」
みんなが同じ任意団体に所属することが、子どものためになるかどうかは、個別の事情を考慮しない発言でもあるし、やっぱりおかしい発言だと思う。
ということで、「皆さん・・・で」と言われると、「へぇ~そうなんや。それがどうした?」「俺は俺」って思うようになってきた。これからは、
「皆さん子どものためを思ってPTA活動をされてまして」って言われたら、
「それはそれはご奇特なことで」って言ってみることにしようと思う。
政党と同じように、PTAにも複数種類あってもいいのかもしれない。
現在のような左よりのPTAじゃなくって、もっと自由で民主的な第2PTAを作って、また別に社民党みたいな第3PTAもつくって、いっそのこと自分専用PTAを自分だけ会員で作って、そんな選択肢を、保護者が選択できるような体制にするってのはどうなんだろう?
それがひいては、子どものためになるんじゃないだろうか。
2013年2月20日水曜日
入退会に関する考え方や実例
世の中には多種多様な団体がある。世界のことはわからないので、日本という国に限定すると、義務と任意に分けることができる。
都道府県市町村にはどこかに属しておかなくてはならない。義務教育もその一つで、住民票所在地の小中学校に通って将来国の役に立つような人間になるために勉強しなくてはならない。国民の義務だ。
それ以外の団体は全て入退会に関しては任意で、個人の自由だ。高校、大学、会社、病院、スーパー、飲食店、、、などなど、、、どこに行くかは自分で決めることができる。もちろん、例外もある、意識を無くして救急車に乗せられた時、最寄りの病院に搬入されるのは仕方ない。高校や大学は行きたいと思っても試験に合格しないと入れない(^^; そんな例外探しをするのではなくって、我々日本国民は基本的人権を保障されていて、生活のほとんど全てを自由選択の中で生活している。あの国からみれば、自由を謳歌していると見えよう。
極論だが、国民の義務が嫌なら、この国を出て行くのも個人の自由だ。行きたければアメリカにでも行って永住権を取得すれば日本から脱出することだってできる。つまり、自分が所属する国ですら任意に選択することができるのが、我々現代日本人だ。
このような当たり前のことを反映している入退会事例を、NPO法人の定款例に見ることができる。
NPO法人の正式名称は特定非営利活動法人で、いわゆるボランティア法人だ。特定非営利活動促進法という法律が準拠法。担当官庁は、当初は経済企画庁、その後内閣府となり、現在は各都道府県の管轄となった。内閣府が出している定款例より入退会をみてみる。
(入会)
第7条 会員の入会については、特に条件を定めない。
2 会員として入会しようとするものは、理事長が別に定める入会申込書により、
理事長に申し込むものとし、理事長は、正当な理由がない限り、
入会を認めなければならない。
(退会)
第10 条 会員は、理事長が別に定める退会届を理事長に提出して、
任意に退会することができる。
<第10 条の解説>
注:退会が任意であることを明確にする。
任意に退会できない場合などは法に抵触する。
誰でも入れて、何時でも止めることができる。(書くまでもないことだが、)もちろん入らなくてもよい。
PTAにも文部省より同様の例示がなされている。
昭和29年2月4日に文部省父母と先生の会分科審議会よりだされたPTA第二次参考規約を見てみる。
第四章 会員
第六条 この会の会員となることのできる者は、次のとおりである。
(規約第六条の備考)
「この会の会員となる者は」とか「‥‥ならなければならない者は」としないで「…‥会員となることのできる者は」としてあるところに「自由入会」の精神が示されている。PTAが民立団体である限り、会員になることも、会員に止まることも自覚に基づく個人個人の由由であって、いささかも強制があってはならない。
こうして見てみると、文科省が通知した自由入会の精神はいつの間にかねじ曲げられ、個人個人の自由が奪われ、いささかも強制があってはならないはずが、全保護者を強制的に会員として、会費を公費(給食費)と抱き合わせで徴収するという戦時中を彷彿とさせる方式になっていることがわかる。
私たちの両親や諸先輩や、偉いと思ってきた先生方は一体何をしていたんだろう?
歪みを直そうとせず、その場しのぎとか、問題先延ばしとかだったんだろうか?
ボクの力で何かを変えることなんかできない。でも、愛する息子に現在のような人権侵害の自動(強制)入会システムをそのまま残すことはできない。負の遺産はできるだけ少ない方がよい。
だから、学校がどのように考えているのか聞いて見ようと思うし、改善の要望を出してみようと思う。
でも、あまり期待していない。何と言ってもここは、あの隠蔽体質の権化、大津市教育委員会のお膝元だから(T_T) 教育長が民間人出身の人に代わったらしい。今日の新聞によれば、「公開、公平、公正」をモットーに改革を進めるということだそうだ。
ということは、今まではやはり、「隠蔽、不公平、不正」がまかり通っていたということなのだろう(*_*)いやいや、そう言っては失礼かもしれない。大津市の教育界の腐敗が止まることを祈ろう。
都道府県市町村にはどこかに属しておかなくてはならない。義務教育もその一つで、住民票所在地の小中学校に通って将来国の役に立つような人間になるために勉強しなくてはならない。国民の義務だ。
それ以外の団体は全て入退会に関しては任意で、個人の自由だ。高校、大学、会社、病院、スーパー、飲食店、、、などなど、、、どこに行くかは自分で決めることができる。もちろん、例外もある、意識を無くして救急車に乗せられた時、最寄りの病院に搬入されるのは仕方ない。高校や大学は行きたいと思っても試験に合格しないと入れない(^^; そんな例外探しをするのではなくって、我々日本国民は基本的人権を保障されていて、生活のほとんど全てを自由選択の中で生活している。あの国からみれば、自由を謳歌していると見えよう。
極論だが、国民の義務が嫌なら、この国を出て行くのも個人の自由だ。行きたければアメリカにでも行って永住権を取得すれば日本から脱出することだってできる。つまり、自分が所属する国ですら任意に選択することができるのが、我々現代日本人だ。
このような当たり前のことを反映している入退会事例を、NPO法人の定款例に見ることができる。
NPO法人の正式名称は特定非営利活動法人で、いわゆるボランティア法人だ。特定非営利活動促進法という法律が準拠法。担当官庁は、当初は経済企画庁、その後内閣府となり、現在は各都道府県の管轄となった。内閣府が出している定款例より入退会をみてみる。
(入会)
第7条 会員の入会については、特に条件を定めない。
2 会員として入会しようとするものは、理事長が別に定める入会申込書により、
理事長に申し込むものとし、理事長は、正当な理由がない限り、
入会を認めなければならない。
(退会)
第10 条 会員は、理事長が別に定める退会届を理事長に提出して、
任意に退会することができる。
<第10 条の解説>
注:退会が任意であることを明確にする。
任意に退会できない場合などは法に抵触する。
誰でも入れて、何時でも止めることができる。(書くまでもないことだが、)もちろん入らなくてもよい。
PTAにも文部省より同様の例示がなされている。
昭和29年2月4日に文部省父母と先生の会分科審議会よりだされたPTA第二次参考規約を見てみる。
第四章 会員
第六条 この会の会員となることのできる者は、次のとおりである。
(規約第六条の備考)
「この会の会員となる者は」とか「‥‥ならなければならない者は」としないで「…‥会員となることのできる者は」としてあるところに「自由入会」の精神が示されている。PTAが民立団体である限り、会員になることも、会員に止まることも自覚に基づく個人個人の由由であって、いささかも強制があってはならない。
こうして見てみると、文科省が通知した自由入会の精神はいつの間にかねじ曲げられ、個人個人の自由が奪われ、いささかも強制があってはならないはずが、全保護者を強制的に会員として、会費を公費(給食費)と抱き合わせで徴収するという戦時中を彷彿とさせる方式になっていることがわかる。
私たちの両親や諸先輩や、偉いと思ってきた先生方は一体何をしていたんだろう?
歪みを直そうとせず、その場しのぎとか、問題先延ばしとかだったんだろうか?
ボクの力で何かを変えることなんかできない。でも、愛する息子に現在のような人権侵害の自動(強制)入会システムをそのまま残すことはできない。負の遺産はできるだけ少ない方がよい。
だから、学校がどのように考えているのか聞いて見ようと思うし、改善の要望を出してみようと思う。
でも、あまり期待していない。何と言ってもここは、あの隠蔽体質の権化、大津市教育委員会のお膝元だから(T_T) 教育長が民間人出身の人に代わったらしい。今日の新聞によれば、「公開、公平、公正」をモットーに改革を進めるということだそうだ。
ということは、今まではやはり、「隠蔽、不公平、不正」がまかり通っていたということなのだろう(*_*)いやいや、そう言っては失礼かもしれない。大津市の教育界の腐敗が止まることを祈ろう。
2013年2月16日土曜日
大津市コンプライアンス推進室、大津市教育委員会と法務省人権擁護局
大津市のある小学校の新入学説明会資料に学校給食のことについては、わざわざ別紙も設けて学校給食法に基づき・・・支払ってくださいねって感じの説明があったが、PTAのことは縦横数センチの枠内に会費額と引き落とし月の60文字程度しか記載がなかった。別紙もなかった。学校に連絡したら、落丁ではなく、追加の資料はなく、4月子どもの入学と同時に保護者はPTAに入会とみなされ、5月には会費が引き落とされるということだった。
このような状況について、何本か電話で問い合わせをした。
◆法務省人権110番
日本国民には憲法に保障された基本的人権があって、任意団体に入会するかどうかは個人の自由意志によるものであって、何の説明もなく子どもの入学をもって親はPTA会員とされ、会費をとられるという現状は人権問題にはならないのでしょうか。
(対応してくださった方は新人さんだったようで、上司と相談の上、返事するということになった)
2月13日大津地方法務局の人権擁護課?に電話をした。上司だという方が対応してくださった。
「部下から相談を受けています上司です。●●さんの個人情報はこの課から外部に漏れることは一切ありません。」と前置きをされて、一般的なPTAのお話とか、最近のPTAに関する相談が増えてきているということなどをお話になられて、、、ボクがまとめますが、
結論 「人権問題です」ということでした。
ということは、学校は新入学児童全員の全保護者に対して人権問題となるPTA自動入会を実行しようとしていることになる。
これは由々しき問題だと思う。我が子が通う学校の校長以下先生がたは、人権ということに関して無頓着だったり、人権軽視であったりするのだろうか。親として不安でならない。
◆大津市教育委員会
中2自殺問題で日本全国に悪名を轟かせた大津市教委。大阪府の桜ノ宮高校体罰(生徒自殺)問題をめぐって批判されていた大阪市教委の対応を評して、「大津市教委よりまし」って引き合いに出されているところだ。兎にも角にも、隠蔽体質の総本山か教育界のガンといわれるているところだ。
そこが管轄する小学校に新入学させないといけない我が身がつらい。かといって、引越しなんてできないし。
学校を指導してほしい案件ということを話したら、学校教育課に電話を回された。
先の事情を話して、学校長にPTAは入退会自由な任意団体であること、入会するか否かによって子どもが差別を受けることはないこと、少なくともこの2点を含めて説明責任を果たすように指導してほしいと言った。
「PTAのことは、各学校に任せている」
中2自殺問題で第三者委員会の報告書が出たが、市教委は学校へ丸投げという一節とまったく同じだと思った。あぁやはり、第三者委員会の報告書を真摯に受け止めると言った教育長のコメントは、言葉だけで、体質というのは変わってないんだなぁと感じた。
各学校で対応が違ってもいいのか?教育の機会均等ってことからちゃんと説明するように大津市内の小中学校に指導すべきではないかと申し上げた。上司と相談して・・・って感じだった。
この上司と相談してというのは、大津市教委の場合、逃げ口上に聞こえる。教委とPTAはずぶずぶの関係なんだろうし、PTA利権を潰すと自分たちの再就職先に影響するから口出しできないんだろうか・・・と小説家のようにいろいろ妄想してしまうのは、ボクだけだろうか。
ボクは、こんな人権無視のPTA入会方法を愛する息子に残しておきたくない。
ボクは、愛する息子に、相手の人権だとか自由だとかを尊重できる人になってほしいと願う。
ボクは、知らずに入会とされ、前例通りにやっているだけの役員さんとかに何の恨みもない。
◆大津市コンプライアンス推進室
上記事情を話して、学校は学校が配布した資料の説明や、引き落とす金額について説明する責任はないのかと聞いたところ、
結論 「学校は説明する責任がある」 ということだった。
大津市教委にしっかり説明責任を果たすように、コンプライアンス推進室からも言ってほしいと申し上げたが、回答は・・・ はっきりしないものだった。
今まで、このような内容を行政や市教委に訴えた人はいなかったのだろうか。多くの意見や度重なる意見が寄せられていれば、横浜市や千葉市のように、行政のHPでPTAは入退会自由な任意団体だと掲載されるとおもうのだが、子どもを人質にとらているような状況なので声を上げにくいんだろうか。
横浜市がPTAは入退会自由だと明記しているページhttp://cgi.city.yokohama.jp/shimin/kouchou/search/data/24001826.html
千葉市がPTAは入退会自由だと明記しているページ
http://www.city.chiba.jp/shimin/shimin/kocho/shiminnokoe/h23/1823.html
このような状況について、何本か電話で問い合わせをした。
◆法務省人権110番
日本国民には憲法に保障された基本的人権があって、任意団体に入会するかどうかは個人の自由意志によるものであって、何の説明もなく子どもの入学をもって親はPTA会員とされ、会費をとられるという現状は人権問題にはならないのでしょうか。
(対応してくださった方は新人さんだったようで、上司と相談の上、返事するということになった)
2月13日大津地方法務局の人権擁護課?に電話をした。上司だという方が対応してくださった。
「部下から相談を受けています上司です。●●さんの個人情報はこの課から外部に漏れることは一切ありません。」と前置きをされて、一般的なPTAのお話とか、最近のPTAに関する相談が増えてきているということなどをお話になられて、、、ボクがまとめますが、
結論 「人権問題です」ということでした。
ということは、学校は新入学児童全員の全保護者に対して人権問題となるPTA自動入会を実行しようとしていることになる。
これは由々しき問題だと思う。我が子が通う学校の校長以下先生がたは、人権ということに関して無頓着だったり、人権軽視であったりするのだろうか。親として不安でならない。
◆大津市教育委員会
中2自殺問題で日本全国に悪名を轟かせた大津市教委。大阪府の桜ノ宮高校体罰(生徒自殺)問題をめぐって批判されていた大阪市教委の対応を評して、「大津市教委よりまし」って引き合いに出されているところだ。兎にも角にも、隠蔽体質の総本山か教育界のガンといわれるているところだ。
そこが管轄する小学校に新入学させないといけない我が身がつらい。かといって、引越しなんてできないし。
学校を指導してほしい案件ということを話したら、学校教育課に電話を回された。
先の事情を話して、学校長にPTAは入退会自由な任意団体であること、入会するか否かによって子どもが差別を受けることはないこと、少なくともこの2点を含めて説明責任を果たすように指導してほしいと言った。
「PTAのことは、各学校に任せている」
中2自殺問題で第三者委員会の報告書が出たが、市教委は学校へ丸投げという一節とまったく同じだと思った。あぁやはり、第三者委員会の報告書を真摯に受け止めると言った教育長のコメントは、言葉だけで、体質というのは変わってないんだなぁと感じた。
各学校で対応が違ってもいいのか?教育の機会均等ってことからちゃんと説明するように大津市内の小中学校に指導すべきではないかと申し上げた。上司と相談して・・・って感じだった。
この上司と相談してというのは、大津市教委の場合、逃げ口上に聞こえる。教委とPTAはずぶずぶの関係なんだろうし、PTA利権を潰すと自分たちの再就職先に影響するから口出しできないんだろうか・・・と小説家のようにいろいろ妄想してしまうのは、ボクだけだろうか。
ボクは、こんな人権無視のPTA入会方法を愛する息子に残しておきたくない。
ボクは、愛する息子に、相手の人権だとか自由だとかを尊重できる人になってほしいと願う。
ボクは、知らずに入会とされ、前例通りにやっているだけの役員さんとかに何の恨みもない。
◆大津市コンプライアンス推進室
上記事情を話して、学校は学校が配布した資料の説明や、引き落とす金額について説明する責任はないのかと聞いたところ、
結論 「学校は説明する責任がある」 ということだった。
大津市教委にしっかり説明責任を果たすように、コンプライアンス推進室からも言ってほしいと申し上げたが、回答は・・・ はっきりしないものだった。
今まで、このような内容を行政や市教委に訴えた人はいなかったのだろうか。多くの意見や度重なる意見が寄せられていれば、横浜市や千葉市のように、行政のHPでPTAは入退会自由な任意団体だと掲載されるとおもうのだが、子どもを人質にとらているような状況なので声を上げにくいんだろうか。
横浜市がPTAは入退会自由だと明記しているページhttp://cgi.city.yokohama.jp/shimin/kouchou/search/data/24001826.html
千葉市がPTAは入退会自由だと明記しているページ
http://www.city.chiba.jp/shimin/shimin/kocho/shiminnokoe/h23/1823.html
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