『PTA会長と校長先生ってどっちがエラいの?』 川端裕人著 を読んだ。
こちらのリンク先から無料で読める。http://bccks.jp/bcck/114992/info
(掲載期限があるのかどうか不明。)
PTAに関する疑問を抱いた方が少し調べれば、ネットでも書店でも行き当たるカワバタさんの新著(2013年)だ。
もし、このブログを読んだ誰かが 「カワバタ」さん のことを知らなかったなら、PTA問題研究の超初心者だと自覚するだろう。
もし、カワバタさんは『PTA再活用論──悩ましき現実をこえて』(中公新書ラクレ)の著者であるとピン!と来ないなら、ご一読を勧める。
カワバタ氏の著作には、地元の特殊なPTAに洗脳されて、まともな判断が出来なくなっているPTA役員や関係者の皆様には耳の痛いお話しが沢山載っている。
「強制・自動入会は違法である」「違法PTA」という言葉も紹介されいているので、自分はまともな判断が出来ていると信じているPTA関係者の方々には読み飛ばさずに、「違法」という言葉を胸に刻んでほしい。
余談かもしれないが、ボクが認識する一般的、常識的、普通な団体は、「違法」との指摘を受けたり、「自らの行為が違法であると知った」ならば、違法で無くなるように間髪をおかず改善しようと行動する。
ところが、多くの違法PTAおよびその関係者は「違法」との指摘を受けた場合、如何にして「自分たちは違法でないか」という屁理屈をこねることが多いように思う。
自校のPTAは、ボクが提出した非加入届の返信に、「PTAへの全員加入の意義」を説いてきた。
任意団体がどのような意義や主義主張に重きを置こうが勝手だ。
しかし、自分たちの意義や主義主張を通すために、他人様が任意団体へ加入するかしないかの権利を勝手に行使して良いことにはならない。何ら理由になっていないし、違法はいくら屁理屈をこねても違法だ。加えて、入会時の意思確認をせず、全員入会として会費を引き落とすなどは詐欺か窃盗の類ではないか。
そんなことを指摘されても改善しないことを、子どもにどのように説明するんだろう。
子どもたちに法律は(私見を挟まず)守るべきものであることを教えたい。
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