新入学の準備-PTAその3-
事前調査で、貴校PTAに入会することが躊躇われる場合にどのような対策が取れるのかを考えるのが今回の記事の主な内容ですが、その前に注意すべきことをあげておきます。
◆PTAへの入会を保留し様子を見たい、とか、入会しないとした場合に、どのようなリスクがあるのかを見極める必要があります。
◆理不尽なことを言われた場合に闘う覚悟があるかどうか、考えておいてください。
では、”違法PTA”や”tonでもPTA”がありそうな場合の対策を考えてみましょう
(以下の方法を採用さなる場合は、自己責任でお願いします)
1)まずは、我慢できないか考えてみる(^^;
これまでの論調とはかけ離れるかもしれませんが、強制・自動入会のPTAでも穏やかな活動をしている場合もあります。事前調査の結果をもとに、波風立てずにやり過ごせないかを考えてみましょう。
2)入会しても役員が出来ない事情のある場合は事前に校長に相談しておきます。
PTA会長にお手紙を書いてもいいかもしれません。入会するが事情があって、役員はできないとだけでいいでしょう。それでもクラスの保護者の前で事情を説明し、総意が得られれば役員を「免除」してあげますなんてことになれば、「退会」することも考えないといけないかもしれません。
3)何らかの事情で入会しない!様子見の場合。
この方法を実行するには、入学式前までに学校長か副校長(教頭)とお話しをしておきましょう。「何事も初めてのことですので、子どもの生活や私自身の生活がどのようになるかも不安で(などなど)、貴校PTAには入らずに様子をみさせて頂きたい。新入学はPTA非会員でスタートしたい。」
と意志表示をします。非会員でスタートできそうなら、お手紙を書いて(証拠のコピーを保存し)入学式までに学校長に提出しておくといいでしょう。
「入りません届」や「様子をみたい届」には、PTA会費の問題を押さえておきます。給食費などと合算で口座引落される場合は、口座開設届等を提出しないという方法があります。現金で支払うと申し出ます。どうしても口座引落を要望されることもありますので、必ず新しい口座を開設することをオススメします。
PTA会費に関しては、払うか払わないかの二択です。非加入でスタートするわけですので、PTA会費は払いませんので、引き落とさないでください。とするか、非加入でスタートしますが、会費と同額をPTAに寄付します。とするか、後者の場合は比較的穏やかな話しになるのではないかと思われます。
上手くいくかどうか分かりませんが、非会員でスタートを切れれば、様子見の期間を延長していくと、入会せずに過ごせるかもしれません。特に、家庭の事情や健康上の理由でPTAに入らない方が良いと思われる方々は、最初から入らないことです。
4)初めから絶対入らない!という場合
入学式前に郵送か入学式当日に学校関係の書類とともに、「PTA非加入届」を持参して提出します。
「PTAに入りません届」はhttp://www.think-pta.com/model_sentenceis/index.htmlなどネットで検索すると幾つかの例が見つかります。適宜、応用してください。
上記同様に、PTA会費をどうするかは、二択です。
5)話し合いましょうと言われたら・・・
「入りません届」を出したら、はいそうですかとすんなり行って何もない場合もあるかもしれません。そうであればラッキーですね。
しかし、そうはなかなか行かない場合があります。「話し合いたい」とPTA側から言われた場合は、どうされるか、戦略を練っておきましょう。
例えば、当分会わない。5月下旬頃に総会が開催される場合が多いので、総会終了後まで会わない。その年度の役員選出は終わっている場合が多いので、どんな役員決めが行われたのかの情報が入手しやすいので、それから入会を改めて考えてみる(^^;
例えば、実際に会うのは時間が取られるので、お手紙でのやり取りを希望する。どのようなご用件か、お手紙をください。手紙は子どもに持たせてください。などで、手紙なら「言った言わない」「聞いた聞いてない」などの水掛け論になることがありませんし、脅迫めいたことが書いてあったら、即、教育委員会や警察に相談することができます。
きっぱりと断るなら、「役員を逃げきれるヤツは退会しなくても逃げきれる」
http://blog.livedoor.jp/pta_iyaiya/archives/27095993.html
こんな方法も紹介されていますので、参考になるかもしれません(^^;
脅迫めいたことを言われたら↑こんな調子で校長室に怒鳴り込んで行ったら、即、退会承認でしょうし、子どもへの差別もないでしょう。
6)闘う覚悟があるかどうか
お話し合いや手紙のやり取りをする場合、前面に出てくるのはPTA会長の場合が多く、お互い保護者同士です。同じ保護者同士ならわかるだろうと思っていたら大間違い!校長先生ならわかってくれるだろうと思っていたら、大きな誤解だった!ということもあります。
普通のお父さんやお母さんが、ひとたびPTA役員になったら、社会的常識がすっ飛んでしまって、PTA脳に洗脳される場合がよくあります。ほとんど、ビョーキの世界にしか思えないほど酷い症状を呈する人々がいます。
俄には信じられない人も多いと思いますが、違法PTA役員ウィルスは存在する!と信じておいて損はありません(^^;
このウィルスは強力でなかなか手強いのです。特有の症状は、
・社会一般の常識が通用しない PTAの規約や慣習は何事にも優先される!
・法律論が通用しない PTAの規約は憲法すら凌駕する!
・子どものため と言えば何でも通ると思っている!
・子どものため PTAは子どものためになっていると信じて疑わない!
そんなウィルスに侵されている役員にPTAに入らないなどと一言でも言おうものなら・・・
・入会しない保護者に対して凶暴になり、牙をむく
・入会しない保護者の子どもを差別するぞと脅す
ということになる場合があります。
どんなPTAかどのような役員さんたちか、どのような校長先生かによって対応は大きく違ってきます。また、地域性や児童・生徒数(学校の規模)によっても変わってきます。
特有の症状ではありませんが、どのような行動をしようが、陰口は叩かれていると思ったほうがいいです。PTAに入りません、様子を見たいと言い出した時点から、「あの人は・・・」って思われるでしょう。校長にしか言っていないのに・・・個人情報保護?そんなものを学校が遵守しているなら、PTAへの自動・強制入会なんてないはずです。
PTAに入らないでスタートするとか、非加入届を出すということは、そんな違法PTA役員ウィルス
に侵されている人々と対決することになるかもしれません。闘う覚悟があるかどうかということはそんな意味を含んでいます。
もちろん、実際に刃物を持って闘うわけではありません(^^; お手紙のやり取りや面談になるかもしれませんが、いずれにしても「言葉」が必要です。どのような言葉を並べるのか、まず理論武装が必要になります。
幸い、ネットで多くの情報が得られる時代になっています。
http://www.think-pta.com/
はPTAに関心がある人々のブログなどへのLINK集で、理論武装をする足がかりになると思います。
うちのPTAはウィルス感染してどうしようもないところに来ています。
返信削除こちらは入学の話ですが、卒業を迎えるうちの子は
「非会員なら卒業式くるな」
「先生にプレゼント贈るんだから金出せ。出さないのならクラスにいなかったことにする」
など平気で言ってきます。
銀さんのおっしゃるとおり、社会常識、日本国憲法などはPTA組織では通用しません。
ちなみに、私は退会しましたが、退会するにあたって「退会届」出して会費を支払わないと言っているにも関わらず、引落し続けたので、「分かりました。話し合いでは解決しませんので、警察に被害届けを出すことにします」と伝えて、5ヶ月かかってようやく会費の支払いを止め、退会できました。どうやらPTAは警察に被害届けをだされるってのを嫌うようです。ご参考までに。
さやさやさん コメントを承認するのを忘れておりました!申し訳ありません!
返信削除PTAのP役員さんは一般人で、(警察関係者もいるかもしれませんが)、警察に事情を聞かれるのは嫌ですよね。いわゆる警察沙汰ってのは憲法や法律違反よりもインパクトが強いようですね。
ボクも実際に警察に行ったことはありますが、警察も人それぞれで、PTA問題はかかわりたくないって警官もいましたし、「どういうことが校長に事情を聞いてみてあげます」と仰っていただいた警官もいました。もちろん、相談内容にもよりますが、、、、
ボクの希望ですが、警察には法的に正しい側の主張を客観的に聞いて欲しいと思います。PTAのことというと、PTAは交通安全に協力してくれている団体=良い団体という先入観をもっている警官もいますし、PTAが入退会自由ってことすら知らない警官もいます。違法PTAのウィルスに冒されて、違法PTA脳になっている人は、カルト教団に洗脳されているとかマインドコントロールを受けているって感じなので、話すことだけでも疲れる場合があってやっかいですね。