集団登下校とPTAについて 自校環境を想定して、皮肉を少なくまとめてみようと思う。
1)集団登下校をしているのは、児童であり、児童は全員PTA非会員である。
2)PTAはただの任意団体であるにもかかわらず、公共施設を無償で借りている
3)その理由はPTAは全ての子どもたちを対象に活動をするボランティア組織だからということが理由の一つだと思われる。
注)会員の子どもを対象に活動するのは、会費制のサービス団体。つまり営利団体となろう。
その場合、学校施設から退去するべきである。
4)PTAは入退会自由な任意団体であるので、保護者や教職員が任意に退会できる。
5)会員が退会したとしても、その子どもは元々非会員であるので、区別してはならない。
万が一、区別するなら、それはいわれのない「差別」となろう。
6)会費を払っていないのにずるい、とか、当番表の紙一枚も会費から賄われていると叫んだPTA役員がいたそうだが、そのように思う方々は上記(2)と(3)を読み返してもらいたい。
一般に学校施設は避難場所にもなるような立地条件の良いところにある。いわばその地域の一等地にある公共施設を無償もしくは非常に安価で使っているのだから、他のボランティア団体から見ればPTAはたいへんずるいし、優遇されすぎているとも見える。
7)そんなこともわからないPTA役員の方々が、退会者を見せしめにしようと考えているのか、退会者の子どもをいじめてやろうかと思っているのかどうかわからないが、退会者の子どもはPTAが実施している事業/活動である集団登校の列に加わることができないという旨の発言をすることがある。
8)この発言は、集団登校と差別団体PTA -その1-で見たように「a'') PTA非会員の集団歩行は、PTAが実施してる事業なので、PTA非会員はその集団に入れない。」というへんてこりんで、意味不明の発言だ。どのような意図があるのか発言者に確認する必要があろう。文書回答をもらわなくてはならない。
9)万が一、(8)の答えが、PTA退会者の子どもには何の落ちどもないのに、それまで加わっていたであろう子どもたちの集団から、PTA(役員)が特定の児童を排除するような意味であれば、それは当該PTAが差別団体である証左となろう。
10)上記のような差別するぞ!子どもをいじめるぞ!宣言文書が入手できたなら、PTAのT会員である教職員にその実態を知っているのかどうか、当該文書がPTA内部手続きを経た正式なものか、議決にはT会員の誰が立ち会ったのか、また、校長は参与か顧問か役員になっているであろうから、どのように本件に関与したのかを確認するべきだと思う。
11)上記の場合、公務員は自分の責任を逃れるべく行動するので注意を要する。何の罪も落ち度もない児童が今正に仲間外し(いじめ)に合おうとしているのだから、教職員はいじめを防止すべく行動するべきだ。校長には差別PTAが学校内へ出入りしないようにする権限はあるはずだ。
12)PTAには何も言えない的な発言をして逃げる校長、教頭がいるとして、それは「暗に認めている」ことになる。不作為の作為、職務専念義務違反という立派な法律違反ものではないだろうか。
13)校長や教頭が特定児童へのいじめ行為を止めないのであれば、市教委、県教委、文科省へと話しをしてもいい。子どもを守るためだったら、親は電話ぐらいどこへでもできるはずだ。
世の中にPTA非会員の子どもを区別して他の子どもと違った対応=その子どもが悲しむかもしれないことが考えられるような行動を採ろうとしているPTA役員がいたなら、止めた方が良い。
違法PTAといわれる少しばかり狂気的集団の中にいると、冷静で常識的な判断ができないことがある。PTA役員は全ての子どもたちの幸せのため、全ての保護者(会員、非会員を問わず)、全ての教職員が学び、高め合うためのボランティア活動を率先垂範すべきだ。
間違っても、はした金を払っているかどうかとか、協力的かどうかとか、慣例だとか、せこい性根で判断してはいけない。元々学校内や教育界には異様な文化が根付いていることは各種報道で知っているはずだと思う・・・・・(汗)。
上記の例でもわからなければ、自分たちが会員制のサービス団体ではなく、ボランティア団体だということから考え直して欲しい。震災の地にPTAでボランティア活動に赴いたとして、当地で泣きじゃくっている小学生に出会ったら何と声を掛けるだろうか?
「君のお父さんお母さんはPTAの会員ですか?」
=>会員なら助ける。非会員なら助けない。
そんなことはしないはずだとボクは信じている。
さて、意識を地元に戻してみよう。何の罪もない児童に、
「君のお父さんかお母さんはPTAの会員ですか?」
=>会員なら集団登校の列に。非会員なら入れない。
なんてことになるのだろうか。
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