まぁそんな団体なので、憲法学者の木村草太氏の定義によると自校のPTAは「違法PTA」だ。そんなPTAに「非加入届」を出したら、こちらから言い出したわけでもないのに、「ボクの子どもが集団登校に加わることを、期日までに返事がなければ、希望しないと見なす」と手紙を書いてきた。この経緯は前回の 「非加入届を提出したら・・・その2・・・ 」 に書いた。
「お子さまの集団登校を希望しないとみなす」というのは、PTA会員を止めたお前の子どもを差別してやるぞ!という不法行為や脅迫、強要と思える。抗議を含めて、ボクの子どもをどうするつもりか腹を据えて回答せよとお返事をした。
その手紙を出してから1ヶ月近く返事はなかった。大袈裟に言えば、脅迫されたままの状態が続いているとも言えるので、大津市ならびに大津市教育委員会に出向き、経緯の説明や、学校への指導、調査の依頼などをしてきた。その数日後に、再びPTA会長様よりお手紙がやってきた。
これで、ボクの手元にはPTA会長様からのお手紙が2通来たわけだが、この2通を比べるとナカナカ興味深いことがわかりそうなので、書き進めながら、まとめてみたい。
・・・その2・・・から再掲
4)会員でないので、ご希望をお伺いしたい。(4月下旬PTA会長よりのお手紙)5月下旬PTA会長よりのお手紙(要旨)
注)「旗振り当番」というのは、子どもたちが登校する時間帯に、保護者が交差点などに黄色い旗を持って立っている、見守り隊とか呼ばれることもある、その輪番のこと。
- PTAの配布物の受け取りを希望するか。
- 集団登校はPTAの活動。銀様の「旗振り当番」とお子さまの集団登校を希望するか。
- 1週間以内に返事がない場合は、1,2とも希望しないとみなす。
この文書を受け取ったのは、ゴールデンウィークの5日ほど前だった。つまり、平日ベースで換算すると、実質3日程度の返信の猶予しかないことになる。ゴールデンウィークは帰省や旅行する家族もある。ボクは、残念ながら、仕事に追われ、1日だけしか休めなかったし、家族サービスもできなかったが(涙)
期日のこともさることながら、「希望を聞く」と書いてあったかと思えば、「希望しないとみなす」と勝手に結論を提示しているのも怒れる。
- 期日がGW中ながら1週間程度は妥当と判断している
- 前回の手紙は校長先生、教頭先生とも何度も相談している
- 集団登下校については、主に「旗振り当番」について聞きたかった
- 子どもさんの集団登下校参加にはまったく問題ない。ご安心ください。
- 保険内容の確認が遅くなって、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます
◆4月と5月のPTA会長よりの手紙の考察
イ)PTAはボクに1週間以内に返事を寄こせと書いてきた =>妥当だ
しかし、ボクが書いた抗議の手紙への返事は1ヶ月もの間、返事がなかった
ロ)前回の手紙の内容、期日までに返事がないと子どもの集団登校を希望しないとみなす
という件を校長も教頭も容認していたということ。(合同不法行為の証左)
ハ)主に「旗振り当番」について聞きたかった =>言い訳
さりげなく、子どもの集団登校のことでないといいたいのか?
ニ)子どもさんの集団登下校参加にはまったく問題ない。ご安心ください。
=>あれっ? これまでPTAの正当性や言い訳をしていたのに、「子どもさんの集団登下校参加にはまったく問題ない。ご安心ください。」とは、実質上の全面修正・訂正じゃない?
期日までに返事がなければ、ボクの子どもは集団登校を希望しないとみなす!って言ってたのはどうなったの?取り消したの?お詫びして訂正したの?「集団登校参加にまったく問題ない。」って「希望しないとみなす」と書いて寄こしたのはPTAじゃないの?どうなったのだろう???
「問題ない」って書き方は・・・期日までに返事がなければ、子どもを差別するぞ!って強要罪か脅迫罪だろ?! そんな奴らが、ちょっと上から目線! 過ぎはしませんか?!
ホ)保険内容の確認が遅くなって、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます
謝罪する場所やその文言がおかしいと思わない?
ボクが、激高したのは、PTAがボクの子どもの集団登校を希望しないとみなすとしたことだが、謝っているのは、「保険内容の確認が遅くなった」こと?!ちなみに、ボクは、PTAに保険の内容の調査を依頼したことも、質問したこともない。であるにもかかわらず、保険内容の確認が遅れてゴメンねって何のこと?????
まったく! 違法PTAとは話しが噛み合わないね(^^;
自分たちの違法性を修正できないわけだから、自分たちの正当性を主張するしか残らないわけだろうと思う。彼等は、憲法の結社の自由や基本的人権の尊重とか、消費者保護法や消費者教育法とか、脅迫罪や強要罪とか、法律違反や社会規範に反しまくっていることを指摘されても、組織を守ること、会費収入を確保すること、つまり、P役員は知らず知らずのうちに、P連に分担金を上納して天下り組織や保険利権を守ることに終始し、子どもたちのためと言われながら、頭の黒いネズミのために働かされ金を吸い上げられているのであろう。ご奇特なことだ。
何はともあれ、子どもは、非加入届を出す前も、出した後も、今も、集団登校の班に入って元気に学校に通っている。
腹立たしいこともあるが、子どもが人質事件での告訴は一端保留。大津市、市教委、警察にも必要書類を提出したので、今後また何かあれば、合わせ技にもなるかもしれない。手紙を書くのも労力がいるし、何より仕事が忙しいので、違法PTAの相手は時間ができてからにしよう。
それにしても、あの刑事さんの言葉は今でも笑ってしまう(^^)
(アントニオ猪木調で) 「告訴しますかっ!」